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第208回いちごつみ【合】クジラが先か蛇口が先か 

    「いちごつみ」は、苺摘みを一語摘みに掛けたネーミングであり、提示された短歌一首から一語を拾い出し、それを使って次の一首をまとめるという、題詠と連句を綯い交ぜにしたような遊び

    短歌ヴァーサス/荻原裕幸さんの記事より/2005.12.10


    【合】
    口裏を合わせることを怠ってミモザの花を指から溢す/蛇口ひろこ

    ↓↓↓

    半年後には成人するのか卒業の合唱曲を口ずさむ子よ/藤田美香

    ※ひろこさん、次は「半年」でお願いします。


    ■ひろこさんの短歌
    怠るということは、「口裏を合わせなきゃいけない」状況だったということよね。
    さて、これは下句をどう読むかにかかっているんだろうなあ。
    ミモザの小花を手のひらいっぱいに持っているのを想像した。
    けど、普通に切り花のように持っていてもいいわけか。

    そして「溢す」…ここがポイントよね。
    「怠った」のも「溢した」のも主体。怠ったことで、何かを自ら手放すことになったと読めた。

    そこで、ミモザの花言葉を調べました。花言葉って一つじゃないんだね。
    前述の意味だとしたら、当てはまるのは「思いやり」だろうか。単純に「春」という解釈でも良いのかな。
    口裏を合わせることが、恐らく対象を護るにつながっていて、それをしなかったから「気持ちを溢した」のかな。自分への戒め、いや、落胆?そんな大げさに名前が付くような感情でもないような気はしている。

    この「護るにつながっている」と思ったのは、ひろこさんが書いた短歌だから。誰かを陥れたり裏切ったりするための口裏合わせではないと思うし、ひろこさんは、そういう思考にならないんじゃないかと思って。なったとしても、それを作品にしないような気がした。主体と作者が一緒ということではなくて、作品ってなんだかんだ作者の色が出るものだと思うから、です。

    ぐだぐだの感想になってしまった。語彙が無いとはこういうことだね。
    少しでも伝わるといいんだけど。


    ■その他
    長くなってしまったので、その他割愛します。
    映画のこととか、花粉症のこととか、プーさんの実写のこととか(まだ言うか)、本のこととか、話したいことはいつでもたくさんあります。
    マジでお茶しようよー

    ■青いウィルスミス
    観ます。観たら感想伝えます。

    【181.線→182.イヤホン→183.片→184.集→185.バサバサ→186.タオル→187.迎→188.日々→189.鍵→190.玄関→191.魔物→192.湖→193.文字→194.試→195.迷→196.地下街→197.青→198.宙→199.蜘蛛→200.シャンデリア→201.家→202.澱→203.底→204.蜜→205.刷→206.号→207.裏→208.合】

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