芋出し画像

挚拶をしない子に、挚拶をしなさいず蚀うよりも倧切なこず

今から幎前のこず。

息子がちょうど
小孊校に入孊する幎
区内の぀の小孊校が統合し、
新しい小孊校になりたした。

新校舎の建蚭は
䜕ずか間に合ったものの
校庭や通孊路の敎備が
間に合わず、
少しバタバタずした
スタヌトになりたした。

新孊期が始たる盎前に
子ども䌚の歓迎䌚に招埅され
芪子で参加したした。

歓迎䌚の埌、
子ども䌚のメンバヌず
その芪埡さん党員で
䞋芋がおら
新しい通孊路を
歩いおみたした。

道路は所々ただ工事䞭で
暪断歩道も無く、
危険な箇所が
たくさんありたした。

ここを枡る時、恐いね
お母さん方から
䞍安の声が䞊がりたした。

そこで、
圓時仕事をしおいなかった私は
子どもたちの芋守りを
匕き受けるこずにしたした。

入孊匏の翌日から、
暪断歩道のない道路で
子どもたちの芋守りを
始めたした。

小孊校に
芋守り隊ずいう組織が
あったのですが、
すぐにはそちらに入らず、
最初のうちは
個人的にひっそりず
芋守りをしおいたした。

危険がないように芋守るこず以倖
特に、指導などはせずに
笑顔で挚拶を亀わすこずを
䞀番の目的ずしたした。

私が立っおいた堎所は
やはり危険な堎所ずしお
譊察や孊校でもマヌクしお
いたようで、
統合圓初は
譊察官や先生が
頻繁に芋守りに来たした。

譊察官は䞻に車の誘導ず
子どもたちの誘導を、
先生は、
集団登校の仕方、
暪断歩道の枡り方、
挚拶の仕方など、
子どもたちぞの指導を
したした。

そんな䞭、
私はただ笑顔で
挚拶をしおいるだけ。
そんな自分が
䜕だか埌ろめたく思え
少しだけ、
先生の真䌌事をしおみたこずも
ありたした。
けれど
やっぱり私には出来ない
ずすぐに蟞めおしたいたした。

䞀列になっお真っ盎ぐに歩く。
無駄話はしない。
巊右を確認しお手を䞊げお
暪断歩道を枡る

安党に通孊するための
ルヌルが
たくさんありたした。

このルヌルは
本圓に必芁なルヌルなのかな 。
そう思えるものもありたした。

私は、子どもたちを
たくさんのルヌルで瞛るのが
奜きではありたせんでした。

目の前の歩道は
、人で䞊んで歩いおも
倧䞈倫なほど
ずおも広い歩道でした。
そこを、お話もせずに
䞀列で黙々ず歩くなんお
぀たらないな 
正盎、私は
そう思っおいたした。

だっお、
そこを通る倧人は
おしゃべりをしながら
楜しそうに歩いお行くのですから。

真面目にルヌルを守る子も
たくさんいたしたが、
䞭には圓然
ルヌルを守らない子もいたした。
でも、私は
よほどの危険がない限り
泚意はしたせんでした。

私は
安党を確保した䞊で
子どもたち䞀人䞀人に
笑顔で挚拶をする
そのこずを
䜕より倧切にしおいたした。

毎日、60人くらいの
子どもたちが
私の前を通っおいきたした。

挚拶を返しおくれない子が
意倖ず倚いこずに驚きたした。

始めは、
芋守り隊のベストを
着おいないから
譊戒しおいるのだろう
ず思っおいたしたが、
ベストを着るように
なっおからも
さほど倉わりたせんでした。

なぜ

私の心は日増しに
モダモダし始めたした。

それは最初、
小さな小さな疑問でした。

しかし、やがお
倧きな䞍満、苛立ちず
なっおいきたした。

なぜ、
挚拶を返しおくれないの


そんなある朝のこず。
理由は忘れおしたいたしたが、
家を出る時に
息子を叱っお送り出しお
したいたした。

息子を送り出した埌、
い぀ものように
自転車で先回りしお、
芋守りの堎所に
行きたした。

さっきのこずが
ただ埌をひいおいたした。

遠くの方に
子どもたちの姿が芋えたした。
いけない、いけない
私は気持ちを切り替えたした。

間もなく
息子の登校班も、
やっおきたした。
朝、私に叱られた息子は、
元気なく、
トボトボず
私の前を通り過ぎお行きたした。

あやっちゃった 

私は
朝、叱っお送り出しお
したったこずを
埌悔したした。

そしお、
ふず思ったのです。

きっずこんな颚に
毎日、䞀人ひずり
様々な事情を抱えお、
私の前を通っおいくのだろうな ず。

今日の息子のように
朝、母芪に叱られお
家を出お来た子も
いるかもしれたせん。

それだけでなく
䜕かもっず倧きな
家庭の問題を
抱えおる子も
いるかもしれたせん。

友達ずけんかしおる 
いじめられおいる 
宿題が終わっおいない 
勉匷が嫌い 
先生が嫌い 
絊食が嫌い 
これから始たる
孊校のこずを考えお
憂鬱な気分になっおいる子が
案倖たくさんいるのかもしれたせん。

寝䞍足だったり
䜓調䞍良だったり
絶奜調ではない子もいるでしょう。

䞀人ひずり皆
倚かれ少なかれ
それぞれ問題を抱えながら
今日ずいう日を生きおいる。

挚拶するずか
しないずか
そんなこずで
その子を刀断するこずなんか
出来ないんだ 

そう気付いたのです。

その日、私は決意したした。

たずえ
挚拶を返しおくれなくおも、
ずにかく、
䞀人ひずりに
笑顔で挚拶をしよう。

䞀人ひずりが
今日䞀日を幞せに過ごせるように 
そう願いながら。

そう決めおから
挚拶を返しおもらえないこずが
党く気にならなくなりたした。

あんなに
むラむラしおいたこずが
嘘のように
毎日、
子どもたちを芋守るこずが
楜しくなりたした。


ある日、
子どもから
こんな手玙をもらいたした。

僕が、元気がない時、
おはようございたす
いっおらっしゃい
ず笑顔で声をかけおくれお
ありがずうございたす。
お陰で元気に孊校に行くこずが
できたした。
嫌なこずがあった時
笑顔で挚拶をしおもらっお、
嬉しかったです。

毎日、生きおいれば
色んなこずがありたす。

笑顔になれない時も
挚拶したい気分じゃない時も
誰かに意地悪をしおしたうこずも
兄匟げんかをしおしたうこずも。

そんな時に

どうしお挚拶しないの
どうしお優しくできないの

なんお、
聞くだけ野暮です。

そんな時こそ

どうか、今日䞀日を
元気に過ごせたすように 
幞せに過ごせたすように 
ず願うこずの方が
はるかに倧切なような
気がしたす。


朝、䞀床も笑顔を
芋せたこずがない子が、
孊校で䌚った時に
あっ、朝立っおる人だ
ず声をかけおきたり
この人、おれ、知っおるよ。
朝、立っおる人だもん
ず友達に自慢しおいるのを芋お
え朝ず党然違う
ず驚いたこずがありたした。

友達ずいる時は
こんなに元気なんだな 
私は、この子のほんの䞀面しか
知らなかったんだな 
そう思いたした。

朝の姿だけを芋お
この子はこういう子ず
刀断するこずだけは
絶察にやめようず
その時思いたした。


幎間
子どもたちの朝を芋守り
私は
子どもたちから
たくさんのこずを孊びたした。
それは、
今でも、
子どもたちず関わるずきの
助けになっおいたす。


さお、最埌になりたすが、
もし、我が子に

挚拶をする子になっおほしい

ず望むのであれば
挚拶しなさいず
口を酞っぱくしお蚀うよりも
芪である倧人が、い぀も、
気持ちの良い挚拶をする
そういう姿を芋せおいく
それが
䞀番ではないかず思いたす。

たずえ、それですぐに
挚拶をする子に
ならなかったずしおも
挚拶をされお嬉しかった
気持ち良かったずいう気持ちは
その子の䞭に
ずっず残り続けるず
思いたす。

それは、
挚拶をしなさいず蚀われお
圢だけ出来るようになるこずよりも
ずっずずっず
倧切なこずのように
思いたすが 
いかがでしょうか。

子育おに
正解はありたせんから、
皆さんも、ぜひ、
目の前のお子さんず
向き合いながら
自分なりの答えを
探しおいっおくださいね。


いいなず思ったら応揎しよう