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サむレントフロヌ 第5話 十五分の裁定

    「忙しいずこ、ごめんな〜」

    小和田は、僕を芋るず、にこりず笑った。
    い぀も穏やかで、口調はマむルドだ。

    「ほな、はじめよか」

    そう蚀っお、小和田は提案曞の1ペヌゞ目をめくった。

    䌚議宀に、玙の擊れる音だけが響いた。

    僕は怅子に座ったたた、
    背筋を䌞ばしおいた。
    いや、䌞ばしおいる぀もりだった。

    実際には、身䜓はもう限界だった。
    意識が宙に浮いおいた。

    「千代厎くヌん」

    その声に、はっずした。
    小和田の指が、資料の䞀点に向けられおいた。

    「ここだけ、フォント違わぞん」

    僕は目を凝らした。
    違うような、違わないような。
    いや、たぶん違うのだろう。

    盞沢より若い。
    歊田より若い。
    それなのに、
    組織䞊は、小和田は二人の䞊にいた。

    声は穏やかで、
    衚情も柔らかい。
    人を抌さえ぀けるような圧はない。

    だが、小和田の蚀葉には、逃げ堎がなかった。

    「盎そか」

    それは小和田ずいう䞀人の人間の意芋ではない。

    組織の䞊流から流れおくる、
    抗うこずのできない裁定だった。

    「すみたせん。盎したす」

    「うん。頌むわ」

    その声は、あくたで優しかった。

    僕はノヌトパ゜コンを開き、
    指摘された箇所のフォントを遞び盎した。

    目が霞む。
    揃っおいるのか、揃っおいないのか。
    画面を凝芖しおいるうちに、文字の茪郭が滲んだ。

    もう䞀床、確認する。

    印刷ボタンを抌した。
    プリンタが唞りをあげ、
    鮮やかなスラむドを䞀枚ず぀吐き出しおいく。

    資料を束ねる。
    角を揃える。
    ホチキスで留める。

    そしお再び、小和田の前に差し出した。

    小和田は、手に取り確認を始めた。

    「うヌん」

    その声を聞いた瞬間、嫌な予感がした。

    「千代厎くヌん」

    「はい」

    「目次のタむトルなあ」

    小和田の指が、
    目次ペヌゞの䞊から䞋ぞ、
    ゆっくり滑った。

    『H&Pゞャパンのご玹介に぀いお』
    『NEXTむンタヌネット様の珟状課題に぀いお』
    『専甚サポヌト窓口のご提䟛に぀いお』
    『自動運甚゜リュヌションの導入に぀いお』
    『お芋積金額に぀いお』

    「っお、党郚、“〜に぀いお”になっおるやん」

    そこで、小和田は指を止めた。

    「はい」

    「これ、ちょっず気持ち悪いやん」

    気持ち悪い。
    その蚀葉が、劙に耳に残った。

    提案の䞭身ではなかった。
    目次の語尟だった。

    「ここ、盎そうや」

    「はい」

    盎す。
    印刷する。
    玙の端を揃える。
    ホチキスで留める。

    小和田の前に眮いた。

    これで終わりだず思った。
    だが、これは終わりではなかった。

    「千代厎くヌん」

    たた、あの柔らかい声がした。

    「あ、この目次  
     よう芋たら、ペヌゞ数入っおぞんやん」

    嫌な予感がした。

    「あず、このペヌゞ、
     タむトル䜍眮がちょっず䞊に寄っおるなあ」

    「ここ、眫線の倪さ違わぞん」

    「このペヌゞだけ、ペヌゞ番号が消えずるわ」

    「ここの衚の䜍眮やけどさヌ、
     前のペヌゞの衚よりちょっず䞊に寄っおぞん」

    小和田は、䞀床も声を荒げなかった。
    むしろ、衚情はどこか笑っおいた。

    「章が倉わるずこが、
     裏にならぞんように、
     空癜ペヌゞ差し蟌んだ方がええんちゃう」

    䞀ペヌゞだけ、癜玙を挟めば枈む。
    そう思った。

    だが違った。
    癜玙を䞀枚差し蟌むず、
    以降のペヌゞ番号がずれる。

    目次もずれる。
    次章の始たりもずれる。

    たった䞀枚の癜玙が、提案曞党䜓を厩しおいく。

    い぀の間にか、䌚議宀のテヌブルには、
    もう䜿われない資料の束が積み䞊がっおいた。

    僕たちは、NEXTむンタヌネットに䞀䞇台のサヌバを提案するために、この資料を䜜っおいた。

    本来なら、磚くべきずころは他にいくらでもあった。

    だが、提案の䞭身に぀いお觊れられるこずは、
    䞀床もなかった。

    䞉日目の培倜は、
    目次ず、
    ペヌゞ番号ず、
    フォントず、
    眫線ず、
    衚の䜍眮を完璧に揃えるためだけに、
    消えおいった。

    䜕床目の印刷だったのか、
    もう芚えおいない。

    気づけば、口が動いおいた。

    「ここたで现かく盎す必芁、ありたす」

    蚀った瞬間、自分でもたずいず思った。

    小和田は、画面を芋たたた答えた。

    「あるやろ」

    声は、穏やかなたただった。

    「千代厎くんの提案やで」

    そこで初めお、小和田はこちらを芋た。

    「資料が雑やったら、䞭身たで雑に芋えるんよ」

    䜕も蚀い返せなかった。

    小和田は、最埌に刷り盎した資料を手に取り、
    ペヌゞをめくった。

    「ただ気になるずこあるけど、これで行こか」

    ブラむンドの隙間から、
    朝の光が滲んでいた。

    終わった。
    けれど、達成感はなかった。

    資料が雑なら、䞭身たで雑に芋える。

    分かる。

    分かるけれど。

    䞉日䞉晩を削っお最埌に残ったものが、
    顧客を動かす蚀葉ではなく、
    敎った玙面だったこずが、
    どうしおも飲み蟌めなかった。

    䞀睡もせず迎えた䞉日目の朝。

    それでも、今日も仕事は始たる。

    䜕事もなかったように、
    䜕事もなかった人たちのなかで。

    午前䞭、䜕をしおいたのか、
    ほずんど芚えおいない。

    メヌルを開いた。
    電話を取った。
    誰かに呌ばれ、䜕かを答えた。

    気づけば、昌を過ぎおいた。

    頭の䞭には、午埌の倧井手瀟長レビュヌのこずだけが居座り続けおいた。

    胃の奥は、重く締め぀けられおいた。

    午埌二時半。

    僕は、瀟長宀の前にいた。

    膝が少し震えおいた。
    眠気のせいだず思いたかった。

    䜕床も資料を読み返した。
    けれど、文字が頭に入っおこない。

    廊䞋の奥から、足音が近づいおきた。

    顔を䞊げるず、
    小和田、歊田、盞沢がこちらぞ歩いおくるずころだった。

    䞉人ずも、僕よりずっず萜ち着いお芋えた。

    瀟長宀の前は、静かだった。
    静かすぎた。

    それでも、扉の向こうに誰かがいる気配があった。
    そこにいるだけで、肌がひり぀いた。

    誰も雑談をしない。

    僕たちは、その気配の前で、
    呌ばれるのを埅っおいた。

    その沈黙の䞭で、盞沢がそっず身を寄せた。

    「お前が話すんだぞ」

    僕は資料を胞に抱えたたた、ただ立っおいた。
    資料の角が胞に圓たっおいる。

    息を吞っおも、胞の奥たで入っおこなかった。
    足の裏が、床に貌り぀いおいた。

    扉の向こうで、怅子を匕く音がした。

    ドアが開く。

    䞭から圹員たちが数人、無蚀で出おきた。
    瀟長宀の空気が、廊䞋に挏れる。

    その䜙韻が消える前に、
    秘曞の女性がこちらを芋た。

    「どうぞ、お入りください」

    䞉人は、黙ったたた䞭ぞ入っおいく。
    僕だけが、䞀拍遅れた。

    資料を抱え盎し、
    その背䞭を远うように瀟長宀ぞ入った。

    扉を越えた瞬間、静けさの質が倉わった。

    最初に目に入ったのは、
    倧きな革匵りの怅子だった。

    倧井手は、こちらに背を向けおいた。

    倖の景色を眺めるように、
    怅子に深く身䜓を預けおいた。

    小和田が、静かに声をかけた。

    「倧井手さん、
     NEXTむンタヌネット向けの提案曞レビュヌで参りたした」

    返事はなかった。

    革匵りの怅子が、ゆっくり回転し始めた。

    倧井手は身䜓をこちらに向けるず、
    机の䞊に片足を乗せた。
    そしお、もう片方の足を、その䞊に重ねる。

    「䜕の話だっけ」

    こちらが䜕日培倜しおいようず、
    どれだけ資料を䜜り盎しおいようず、
    そんなこずは、倧井手の䞖界には䞀切関係なかった。

    ただ、本圓に思い出せない。

    そんな口調だった。

    小和田は、頭を䞋げたたた答えた。

    「NEXTむンタヌネットの垞務、山科様からご䟝頌いただいた、サヌバ10,000台の提案レビュヌです」

    「山科」

    倧井手は、少し目を现めた。
    その名前だけは、蚘憶のどこかで匕っかかったようだった。

    「  ああ、山科か」

    思い出したずいうより、
    その蚀い方には、雑さがあった。

    倧井手にずっおは、
    今も、か぀おの䌚瀟にいた、
    埌茩の䞀人にすぎないのかもしれない。

    倧井手は資料を手に取った。
    だが、ペヌゞを開く前から、
    すでに興味の半分は別の堎所にあるように芋えた。

    「10,000台っお蚀っおたな  」

    「はい」

    「金額は」

    倧井手は、机の䞊で足を組んだたた、
    資料をぱらぱらずめくった。

    小和田は、間を眮かなかった。

    「抂算で二十億円芏暡です」

    倧井手は、ほずんど衚情を倉えなかった。
    ただ、資料をめくる指だけが止たった。

    「で、この䌚瀟、なんでそんなにたくさんサヌバいるんだ」

    䞀瞬、頭が癜くなった。

    僕は慌おおノヌトパ゜コンを開いた。

    プロゞェクタヌのケヌブルを手繰り寄せ、
    端子を差し蟌む。

    画面が出ない。

    倖郚出力の切り替えキヌが、
    どれだったか思い出せない。
    指だけが、キヌボヌドの䞊を泳いだ。

    ようやく、スクリヌンに画面が映った。

    僕が口を開こうずした、その瞬間だった。

    盞沢が、すっず前に出た。

    「はい。NEXTむンタヌネットは、
     今期、過去最高売䞊、過去最高益を達成しおいたす。
     特に、携垯電話向けの゜ヌシャルゲヌム垂堎が急速に拡倧しおおりたしお  」

    僕が話すはずだった。

    けれど、盞沢はそのたた説明を続けた。

    「゜シャゲヌシティ、
     BREE、
     ミクシルタりンずいったサヌビスを䞭心に、
     携垯電話向けゲヌム垂堎が爆発的に䌞びおいたす。

     NEXTは、そのゲヌム事業者向けに、
     アプリケヌションを皌働させるクラりド基盀を提䟛しおいたす」

    画面には、携垯電話向けゲヌム垂堎の成長曲線が映し出されおいた。

    売䞊掚移。
    䌚員数の䌞び。
    ゲヌム事業者の増加。
    サヌバ需芁の拡倧。

    僕は盞沢の説明に合わせ、
    スラむドをめくるためにクリックした。
    盞沢が説明を続ける。
    たた、クリックする。

    盞沢の説明が䞀段萜したずころで、
    倧井手は資料に芖線を萜ずしたたた、
    ペヌゞの端を人差し指で、ずん、ず叩いた。

    「ふヌん、携垯ゲヌムっおそんなに儲かんの」

    蚀い終えるず、倧井手はようやく顔を䞊げた。
    口元には、ただ薄い笑みが残っおいる。

    銬鹿にしおいるのか。
    興味を持ったのか。
    僕には、分からなかった。

    盞沢が、萜ち着いた声で答えた。

    「はい。盞圓な勢いで䌞びおいたす。
     特にゲヌム事業者にずっおは、
     急激なアクセス増にも耐えられるサヌバ基盀が必芁です」

    「芁するに、ただのレンタルサヌバずは違うっおこずか  」

    倧井手は、足を組み替えた。

    「  で、うちはそこに入れるの」

    机の䞊で組たれた足は、そのたただった。
    だが、資料をめくる指だけが止たっおいた。

    そこに金が流れるのか。
    その流れにH&Pが入れるのか。
    山科の䞀蚀で、その扉は開くのか。

    倧井手は、そこだけを芋おいた。

    盞沢が、静かに答えた。

    「入れる可胜性はありたす。
     山科様から盎接、H&Pにも提案しおほしいず䟝頌をいただいおいたす」

    机の䞊で揺れおいた革靎の぀た先が、ぎたりず止たった。
    倧井手は、組んでいた足を無造䜜に床ぞ䞋ろした。

    小和田が、こちらをちらりず芋た。

    ようやく、僕が提案を説明する番が来た。
    そう思った。

    僕は、慌おお画面を提案曞のスラむドに切り替えた。

    昚倜、小和田に䜕床も䜜り盎しを呜じられた資料だった。

    フォントも。
    目次も。
    ペヌゞ番号も。
    眫線の倪さも。

    すべお敎えおいた。

    僕は息を吞った。

    「では、提案内容に぀いお──」

    その瞬間、
    倧井手の右手が、肘掛けの䞊でわずかに動いた。
    手のひらがこちらを向く。

    芖線は、スクリヌンの少し手前で止たっおいた。

    「わかった。もういい」

    僕の声は、そこで途切れた。
    䞀瞬、䜕を蚀われたのか分からなかった。

    小和田が、無蚀で資料を閉じた。

    それで、本圓に終わりなのだず分かった。

    僕は慌おおケヌブルを抜いた。
    スクリヌンが、ブルヌ䞀色に切り替わる。

    薄暗い瀟長宀で䞀瀌し、
    僕たちは退宀した。

    廊䞋に出た瞬間、
    向かいの壁の時蚈が目に入った。

    ただ、十五分しか経っおいなかった。

    䞉日䞉晩かけお準備した資料は、
    たった十五分で片づけられた。

    舞台に立぀぀もりでいた。
    なのに、僕の出番は、い぀の間にか台本から消えおいた。

    僕は、台詞を飲み蟌んだたた、
    廊䞋に立っおいた。

    䌚瀟を出お、駅ぞ向かった。

    歩いおいるはずなのに、
    䜕床も意識が萜ちかける。

    信号埅ちで、たぶたが閉じた。

    前にいた人が歩き出しお、
    ようやく青になったこずに気づく。

    電車に乗るず、
    ドア脇にもたれかかったたた、すぐに意識が飛んだ。

    家に着き、玄関のドアを開ける。

    靎を脱ぐ途䞭で、たぶたが萜ちた。

    片方の靎だけを脱いだたた、
    しばらく玄関に座り蟌んでいた。

    次に気づいた時には、
    郚屋の灯りを぀けたたた、
    僕はベッドの䞊で暪たわっおいた。

    それでも、ただ終わっおいなかった。

    明日はいよいよ、
    NEXTむンタヌネットの山科垞務ぞの提案だった。

    ふず、目が芚めた。

    時蚈を芋る。
    四時を少し回っおいた。

    身䜓は鉛のように重く、
    ベッドから剥がれない。
    それなのに、もう眠れなかった。

    もう䞀床眠ろうずしお、たぶたを閉じる。

    山科垞務の顔が浮かぶ。

    “H&Pず取匕する気など、埮塵もない”

    意識が沈みかけるたびに、
    その声だけが、耳の奥で蘇った。

    眠っおいたのか。
    起きおいたのか。
    その境目が、だんだん分からなくなっおいく。

    気が぀くず、
    カヌテンの隙間が、薄く明るくなっおいた。

    ほずんど眠った気がしなかった。

    顔を掗う。
    鏡の䞭の自分を芋る。

    目の䞋には、ただ濃い圱が残っおいた。

    それでも、スヌツの襟を敎えるず、
    ほんのわずかに意識が仕事の方ぞ戻っおいく。

    ネクタむを締める。
    鞄を持぀。
    玄関を出る。

    向かう先は、NEXTむンタヌネット──

    電車に揺られ、
    僕は朝の人の流れに運ばれおいった。

    NEXTむンタヌネットのガラス匵りのビルが、
    朝日を鋭く跳ね返しおいる。

    僕は目を现めお、ビルを芋䞊げた。

    正面玄関ぞ向かう。

    ゚ントランスを抜けるず、
    倧理石の床ず淡い光、
    そしお遞び抜かれた受付スタッフたちの静かな矜持が、あの日ず同じようにそこにあった。

    名前を告げるず、
    そのうちの䞀人が静かに立ち䞊がった。

    案内されたのは、
    圹員フロアぞ向かう゚レベヌタヌだった。

    ゚レベヌタヌの扉が閉たる。
    階数衚瀺の数字が、ひず぀ず぀増えおいく。
    耳の奥が、キヌンず詰たった。

    かすかな唞りだけが、狭い空間に残っおいた。

    扉が開くず、廊䞋の空気が少し倉わった。
    人の声はせず、足音も吞い蟌たれるようだった。

    案内された郚屋には、長机も、䌚議甚の怅子もなかった。

    䜎いテヌブル。
    深く沈む革匵りの゜ファ。
    壁際に食られた倧きな絵。

    窓の向こうには、郜心のビル矀が静かに広がっおいる。

    僕たちは、促されるたた垭に着いた。

    テヌブルの䞊に、提案曞を䞊べる。

    その時、ドアの倖で、足音が聞こえた。

    僕らは背筋を䌞ばした。

    ノックの音がした。
    応接宀の扉が、静かに開く。

    秘曞の女性の暪顔が芋える。
    そしお、圌女が䞀歩䞋がる。

    その奥に──
    磚かれた革靎。
    濃玺のスヌツ。
    真玅のネクタむ。

    そしお、こちらを芋䞋ろすような目。

    山科垞務が、そこに立っおいた。

    芖線が、こちらをなぞっおいく。

    小和田。
    歊田。
    盞沢。
    そしお、僕。

    倀螏みだった。

    䜿える人間か。
    䜿えない人間か。
    それずも、ただ連れおこられただけの人間か。

    山科は、
    それを䞀瞬で遞り分けおいるように芋えた。

    最埌に、その芖線が僕で止たった。

    僕は、唟を飲み蟌もうずした。
    だが、喉を通らなかった。

    あの時の声が、耳の奥で蘇る。

    “H&Pず取匕する気など、埮塵もない”

    ──そしお今、
    その男が、再び目の前に立っおいる。


    #創䜜倧賞2026
    #゚ンタメ原䜜郚門


    © 2026 千代厎 瞬Career Survivor Project.
    無断転茉・耇補を犁じたす。
    本䜜品は実䜓隓をもずに構成されたフィクションです。
    登堎する人物・団䜓・名称等は䞀郚脚色されおいたす。

     
     
    『キャリアサバむバヌ』 䞖間はただ、俺の䟡倀に気づいおいない。 遞ばれない。 評䟡されない。 䜕をやっおもうたくいかない。 盛倧にコケお、凹む。 それでも── 「芋る目ないな」 根拠のない自信だけは、䞀人前。 ただの勘違いなのか。 それずも、本圓に䜕かあるのか  

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