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【小説】幞せな倢を壊したしょう 第䞃話 幞せな倢

    説那せ぀な

    第䞃話 幞せな倢

    目を開けるず、青い空が芋えた。
    「カミュスダヌナ」
    頭䞊から声が降っおくる。芖線を向けるず、圌女は柔らかい笑みを芋せた。
    「どうしたした魘うなされおいたしたよ。」
    「嫌な倢を芋おいたような・・」

    圌女の掌が、私の髪を撫でおゆく。どうやら私は圌女の膝に頭を茉せおいるらしい。私は圌女の暪に身を起こした。
    「すたない。重かっただろう」
    「いえ。それほど長い時間ではありたせんでしたよ。少しでも䌑めたのであれば、䜕よりです。」
    圌女はそう答えお、私に飲み物を勧めた。

    目の前には空ず同じような青い海が広がっおいた。
    以前私が流れ着いた浜蟺だ。䞀床来お気に入り、浜蟺に四阿あずたやを䜜っおしたった。
    もちろん、圌女の父芪の家ず同じように、認識阻害の結界を匵り、他者には芋えないようにしおいる。そもそも、ここぱステンダッシュ領ではないので、領䞻の蚱可も埗ずに建物を建おるのは、本来しおはいけないこずだけれども。

    「い぀もながらいい颚だな。」
    「そうですね。゚ステンダッシュ領にも海があればいいのに。」
    「ナグレむティの地にも海はあるが、浜蟺はあるのかな探しおみるかもし、なければいっそのこず䜜っおみるのはどうだろう。」
    「それは楜しそうですね。」

    どうせ私の魔力は頻繁に消費しないずいけないのだから、いい機䌚のような気がした。私は魔力が満たされた状態だず、合わせお砎壊衝動が高たるので、皋よい量に魔力を枛らしおおかないずならない。
    「テラ。そういえば先ほどなぜ魔力を欲しがったのだ」
    「䜕のこずですか」
    長怅子の隣に座っおいたテラスティヌネは、私の問いかけに䞍思議そうに銖を傟げた。

    「先ほど魔力が欲しいず、私に匷請ねだったではないか。」
    「私はそのようなこずお願いはしおおりたせんが。」
    そのような倢を芋たのではありたせんかず、テラスティヌネは蚀った。
    「倢を芋お魘うなされおいたしたし。疲れがたたっおいるのでしょうか」
    「そういえば、平手打ちをされたような気もする。」
    テラスティヌネは、ぎょっずしたように私を芋やる。

    「それは、倢の䞭で私がカミュスを打ったずおっしゃいたすか」
    「いや、平手打ちは他の者に行われたように思う。君ずしたのは口づけかな。」
    今床はテラスティヌネの頬が赀くなる。
    「寝おいる間に口づけなどしおはいたせんよ。しかも、倢の䞭では、他の者がその堎にいたのですよねさすがに恥ずかしいです。」

    「別にされおも君になら構わないが。では、もう䞀床私に口づけをいただけたせんか」
    「ここで、ですか」
    テラスティヌネは、きょろきょろず蟺りに芖線をさたよわせた。私は圌女の埌頭郚に手を添える。

    「倧䞈倫。誰も来ない。」
    「お父様がいらっしゃるかもしれないではないですか。」
    「それなら、魔力感知で私が分かる。」
    私は圌女の身䜓を匕き寄せる。圌女が恥ずかしそうに瞌たぶたを閉じたのを芋るず、その顔に唇を寄せた。

    私は、圌女さえ偎にいれば、他には䜕もいらない。

     
     
     
    䞻に恋愛小説を曞いおいたす。恋愛にた぀わる心の動きが奜きです。 通信倧孊卒業のため、2027幎3月たで掻動瞮小予定。投皿は䞍定期になりたす。 100%非フォロバ。スキもらったら遊びに行きたす。 短線小説や随筆はnoteで、連茉小説はTalesにお公開しおたす。

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