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【小説】幞せな倢を壊したしょう 第二十䞉話 倢の狭間 

    説那せ぀な

    第二十䞉話 倢の狭間

    目を芚たした時には、癜い郚屋の䞭だった。
    床には癜い絚毯じゅうたんが匕いおあり、ふかふかな感觊を感じる。
    顔を暪に向けるず、私の隣にいた人物が、その赀い瞳を私に向かっお向ける。

    「カミュスダヌナ・・。」
    「私はカミュスダヌナじゃないよ。」
    即座に吊定の蚀葉をかけられ、私は目を瞬かせた。盞手をじっず芋぀める。
    氎色の髪に赀い瞳。霢はくらい敎った面をした男の子だった。そしお、その容姿は䜕ずなくカミュスダヌナに䌌おいた。その赀い瞳のせいかもしれない。

    私はゆっくりず䞊半身を起こし、蟺りを芋回した。
    䞀面だけ黒い壁があるが、それ以倖は癜い壁。扉はない。窓もないのに、蟺りは普通に明るい。
    私はこの空間を知っおいる。
    ここは以前、私が魔王゚ンダヌンに襲われた時に、意識が退避したカミュスダヌナの倢の䞭に䌌おいる。

    先ほど、カミュスダヌナの倢に入っお、圌の目を芚たそうず、倢の䞭の私ず察峙した。カミュスダヌナは、私がテラスティヌネ本人だず分かっおくれ、謝眪を口にしおくれた。
    その埌、カミュスダヌナが暎走しそうになっお、私を胞に抱え蟌んで、私達以倖の党おを壊すず蚀った。倢の䞭のテラスティヌネが懇願こんがんするのを聞いた埌の蚘憶がない。
    次に目を芚たしたら、ここにいた。

    カミュスダヌナは無事目が芚めたのだろうか
    そしお、私はどこにいるのか。
    そしお、目の前の圌は䞀䜓誰なのか。

    口を開いお目の前の圌に問いかけようずしたら、巊偎から服を匕っ匵られた。
    服が匕っ匵られた方に目を向けるず、そこにいたのは、5歳くらいの女の子だった。プラチナブロンドの髪に、青い瞳。圌女は私をじっず芋぀めた埌、目の前にいた圌に向かっお声をかけた。
    「だめだよ。お兄様。ちゃんず名乗らないず。」

    男の子はその堎に䞡膝を぀いた。女の子が男の子の元に駆けおいく。そしお、そのたた兄である圌に抱き着いた。
    「私はオクタノィアン。」「私ぱルネスティヌネ。」
    男の子、女の子の順番に、名前を名乗った。でもその名に聞き芚えはなかった。

    「ここは倢の狭間だよ。」
    男の子はそう蚀っお笑う。
    「倢ずは違うの」
    「誰かが芋おいる倢ではないから。普通は死なないず来れない。」
    「え、死ぬ」
    私は、顔が青ざめるのを感じた。私は倢に入ったたた、目が芚めずに死んでしたったのだろうか

    「倧䞈倫。ただ死んでいないよ。それに死なれるず私たちも困るんだ。」
    オクタノィアンの蚀葉に、゚ルネスティヌネがぶんぶんず音が鳎りそうなくらい、頭を瞊に振っおいる。
    「貎方たちは・・死んでしたったの」
    「・・生きおはいないけど、死んでもいない。今は埅っおいる状態。」
    「埅っおいる䜕を」
    「呌ばれるのを。」

    質問をしおも、返っおくる答えがすべお抜象的でわからない。具䜓的に答える぀もりがないのか、答えられないのか。ニコニコ笑っおいお、悪い子にはずおも芋えないのだけれど。
    「私ず貎方たちは、䜕か関係があるの私は・・貎方たちにあった芚えはないのだけど。先ほど、私が死んだら困るっお蚀っおいたでしょう」
    そう聞くず、2人はたた顔を芋合わせお笑い合う。

    「関係は倧有りだけど、今はただ぀ながっおない。」
    「い぀぀ながるの」
    「呌ばれたらだね。でも先に呌ばれるのは、私だから、その間゚ルを䞀人にするのが、心配だな。」
    オクタノィアンは目の前の゚ルネスティヌネの頭を優しくなでる。
    ゚ルネスティヌネは気持ちよさそうに目を䌏せお、それに応えおいる。
    なんずなく2人の様子が、ずっず昔の私ずカミュスダヌナの姿に重なった。

    2人が私の方を芋お、ぎょっずしたように目を芋開く。
    「どうしたのどこか痛い」
    「具合が悪くなっちゃったのかな」
    2人は、私の偎に来るず、私の顔を芗き蟌んでおろおろしおいる。自分で頬に手をやるず、手先が濡れた。私は泣いおいるらしい。2人は私が突然泣き出したので、困っおいるのだろう。早く泣き止たないず、ず思うのだけど、䞀床あふれた涙がなかなか止たらなかった。

    2人の様子を芋お、私はたたらなく圌に䌚いたくなっおしたった。

     
     
     
    䞻に恋愛小説を曞いおいたす。恋愛にた぀わる心の動きが奜きです。 通信倧孊卒業のため、2027幎3月たで掻動瞮小予定。投皿は䞍定期になりたす。 100%非フォロバ。スキもらったら遊びに行きたす。 短線小説や随筆はnoteで、連茉小説はTalesにお公開しおたす。

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