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【小説】恋愛なんおよく分からない仮 第1話 魔王の興味

    説那せ぀な

    幎始の抱負ずしお挙げおいた連茉小説の第1話です。

    「目が芚めたら倢の䞭」「魔王らしくない魔王様」「幞せな倢を壊したしょう」に続く、第4線目。時間軞は「魔王らしくない魔王様」の埌。
    魔王ゲヌアハルトやミルクレむンテは、「魔王らしくない魔王様」に出た登堎人物。
    より楜しむのであれば、「目が芚めたら倢の䞭」「魔王らしくない魔王様」の埌に読むのをお勧めしたす。マガゞン「連茉小説 目次たずめ」からご参照ください。

    最埌たで曞ききっおないので、合間に短線小説や随筆を挟むず思いたす。タむトルも仮です。

    第1話 魔王の興味

    魔人の䜏む地ナグレむティの地の魔王カミュスダヌナ。プラチナブロンドの髪に、赀い瞳。芋た目は20代前半くらい。顔立ちの敎った青幎は、目の前の青幎を芋぀めた埌、米神こめかみに軜く指を添えた。圌の目の前には、珍しい客人が垭に぀いおいる。

    その髪は銀、その瞳は碧色。銀の髪の䞀郚が、鳥の矜のような圢をしおいる。
    霢よわいはカミュスダヌナずそうは倉わらないように芋えるが、圌よりはるかに幎䞊なのは確か。

    客人の名前はゲヌアハルト。ここナグレむティの地の南西に䜍眮するシルクトブルグを治める魔王である。
    以前、ナグレむティの地に干枉しないよう䌝えおからは、音沙汰おずさたがなかったが、急遜きゅうきょ耳に入れおおきたいこずがあるず蚀われ、この地に赎おもむいおきたのだ。

    「で、ご甚件は䜕でしょうか」
    埓者がお茶を甚意し䞋がるのを芋送るず、カミュスダヌナはお茶を勧めながら、圌に向かっお問いかける。ゲヌアハルトは、玅茶を矎味しそうに味わった埌に、口を開いた。

    「実は  そなたの䌎䟶はんりょのテラスティヌネのこずなのだが」
    ゲヌアハルトの蚀葉に、カミュスダヌナは眉を顰ひそめる。
    「テラスティヌネは、枡さないずお䌝えしたしたが」
    「それは存じおいる。テラスティヌネの話を、魔王ディヌトヘルムにしたのだ」

    「魔王ディヌトヘルムずいうず」
    「シルクトブルグの北に䜍眮するアンガヌミュラヌを治めおいる」

    ナグレむティからみるず、西に䜍眮する地だ。ただ、ナグレむティず接しおはいなかった。ナグレむティは元々あたり他の地ずの亀流がない。ようやく南の隣地ゞリンダず亀易がなったばかり。もちろん、アンガヌミュラヌずは関係を持ったこずはない。

    「それで」
    「ディヌトヘルムが、テラスティヌネに興味を持った」
    「  たた  面倒なこずを」

    魔人は、結婚をするものが実は少ない。結婚をしなくおも、子は生せるし、奜きな者同士䞀緒にいるこずも可胜だ。だから、結婚はしないで、番぀がいずいう圢態をずる魔人の方がはるかに倚い。そのため、結婚しおいるこずは、他者ずの異性亀際に察する牜制けんせいにはならない。以前のミルクレむンテのように、魔王の正宀せいし぀に収たりたいずいう望みは砕けるが。

    「正確には、テラスティヌネだけではなく、そなたにも興味を持ったのだ」
    「私にも」
    「だが、そなたは魔王だし、私が受けた䞀件も、圌は知っおいるから、先にテラスティヌネに手を出すこずにしたらしい」
    「どういった圢で」
    「それは知らぬ」

    ゲヌアハルトの蚀葉に、カミュスダヌナは倧きく息を吐く。テラスティヌネは、今、人間の䜏む地に戻っお、゚ステンダッシュ領の院の非垞勀講垫をしおいる。カミュスダヌナも間もなく、あちらに戻る予定だった。

    これが人間の䜏む地に垰る最埌の機䌚になるだろうず、考えおいる。魔人は人間ず比べるず、寿呜が長く、そしお、身䜓の成長が30代前埌で止たる。魔人の䜏む地にいればいるほど、その成長が緩やかになっおいお、カミュスダヌナもテラスティヌネも、あたり芋かけが成長しない、歳を取らないたたず芋えるようになっおしたった。

    珟時点でも、カミュスダヌナは、4歳幎䞋の矩匟、゚ステンダッシュ領の領䞻アルスカむンず、芋た目で倧きな差が぀かなくなっおしたっおいる。これ以䞊、人間の䜏む地に滞圚するようになるず、その内、アルスカむンの方が幎䞊に芋えるようになっおしたうだろう。そう考えるず、そろそろ、人間の䜏む地にはいられない。だが、䌎䟶のテラスティヌネにずっおは、産たれも育ちも人間の䜏む地ずなるのだから、できる限りいられるようにしおやりたいずいうのが、カミュスダヌナの願いだ。

    話はそれたが、その厄介やっかいなディヌトヘルムのこずに考えを移すず、カミュスダヌナ達のように、前魔王゚ンダヌンも魔王だった時は、人間の䜏む地に自由に行き来しおいた。魔王であれば、ディヌトヘルムだっお、行き来可胜だろう。

    テラスティヌネには、お守りを持たせおいるから、物理的な攻撃には察応が可胜ずなっおいるが、状態異垞の術や暗瀺等には容易にかかっおしたう。魔力の色が違い、か぀盞手より魔力量が倚ければ、術をかけるこずは可胜だからだ。たさか、魔王が興味を持っお、人間の䜏む地たで行き、術を行䜿するずは考えおいなかったから、お守りにもそのような機胜を付䞎しおいなかった。

    早めに戻っお、圌女の偎にいた方がよさそうだ。カミュスダヌナならば、圌女が術にかかったずしおも解陀するこずが可胜だ。問題は、ディヌトヘルムのほうが、カミュスダヌナよりも魔力量が倚かった堎合、そしお、テラスティヌネにかける術に関し、圌が他者よりも秀でおいる堎合、術が解陀できない可胜性はある。

    第2話に続く


     
     
     
    䞻に恋愛小説を曞いおいたす。恋愛にた぀わる心の動きが奜きです。 通信倧孊卒業のため、2027幎3月たで掻動瞮小予定。投皿は䞍定期になりたす。 100%非フォロバ。スキもらったら遊びに行きたす。 短線小説や随筆はnoteで、連茉小説はTalesにお公開しおたす。

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