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Photo bysono_note

遠く低く視線を向ければ

    神輿の上に乗る人は、
    担いでいる人たちの、辛さを知らなければなりません。

    神輿の上に乗る人は、
    的になる覚悟がなければいけません。

    高いところにいるのは、
    見下ろすためではなく、先を見るためなのです。

    なんでも思い通りになるような気がしても、
    それは錯覚なのです。

    偉くなるとはそういうことです。
    責任を持つとはそういうことです。

    そして時が来て、
    祭りが終われば、降りることになるのです。

    そしてそのとき、
    あなたのやったことの結果が出ます。

    地上に降りたあなたの周りに、
    どれだけの人がいるでしょう。
    もし誰かがいれば、
    その人と思い出を語れるでしょう。
    もし誰もいなければ、
    ずっとあなたは孤独でしょう。

    祭りに後の達成感は、
    誰かと分け合えば楽しいものです。
    祭りの後の寂しさは、
    誰のせいでもありません。

    神輿の上に立つことは、
    きっと覚悟のいることです。

    神輿の上に立つことは、
    きっとむずかしいことでしょう。

    でも神輿はひとりでは上がりません。
    忘れないように、
    あなたを支えている人がいることを。

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    観察型コラムニスト/エッセイスト| 試合と日常の「流れ」を書く 「スワローズ観察日記R」 「紘野涼のフリーハンド」

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