
残り香
今
どんな姿に見えているのだろう
恐怖に
目を閉じ
沈黙し
祈る
見る先は霞
聞く声は洞窟の中
いる場所がわからなくなる
手の温もりだけはかすかに
ただどれだけさすってもらっても
冷えていくばかり
身体に感じる秒針の音が
なぜゆっくりと感じられるのだろう
最期に流す涙の意味がわかる
頬に感じる意味のなさを皺に残し
眠った。

今
どんな姿に見えているのだろう
恐怖に
目を閉じ
沈黙し
祈る
見る先は霞
聞く声は洞窟の中
いる場所がわからなくなる
手の温もりだけはかすかに
ただどれだけさすってもらっても
冷えていくばかり
身体に感じる秒針の音が
なぜゆっくりと感じられるのだろう
最期に流す涙の意味がわかる
頬に感じる意味のなさを皺に残し
眠った。