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Photo byyamayasu400

黙ることの大切さ

    苦労自慢なんてするもんじゃない。
    そんなもので褒めてもらおうとするな。
    本当に苦労している人は、自慢どころかがれきの中で言葉もでない。
    ただただ耐えていることに精一杯なはずだ。
    苦労が口にできるなら、そこから抜けだすこともできるだろう。

    苦労なんてものは、死ぬ間際に人生を振り返ったときに考えることだ。
    まだ途中を歩いている間にそんな言葉を口にするな。
    それが出来たら、お前の間際に枕元に立って、たとえ小さな苦労でも褒めてやる。
    そしてその言葉を抱いて、こっちの世界に来ればいい。
    たくさん歩いて、俺のところにたどりついたら、そのときはもっと聞いて、もっと褒めてやる。
    よく耐えた、よく我慢したと褒めてやる。

    苦労したかどうかは他の人が判断してくれる。
    苦労自慢で同情を買うより、自分の価値を他に見つけろ。
    それができたらお前のことをいくらでも褒めてやる。
    もっと褒めてもらいたかったら、生きている間に苦労を口にするんじゃない。

     
     
     
    観察型コラムニスト/エッセイスト| 試合と日常の「流れ」を書く 「スワローズ観察日記R」 「紘野涼のフリーハンド」

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