
そこにあれば
ペン立てに、青い万年筆
書いた文字のインクも青
書斎などない家
安物のペン立てに一本
自作の本棚に
三冊の日記帳
万年筆で書かれた声
不揃いな表紙の柄
そこにあれば
腰の痛さを和らげるために
テレビを見ていた
座椅子は壊れ捨てた
夜中に階下から聞こえた咳
音だけで具合を思う
水彩で描いた竹の絵
額に入れて
そのまま静かに同じ場所
立膝を突いた足
そこにいれば

ペン立てに、青い万年筆
書いた文字のインクも青
書斎などない家
安物のペン立てに一本
自作の本棚に
三冊の日記帳
万年筆で書かれた声
不揃いな表紙の柄
そこにあれば
腰の痛さを和らげるために
テレビを見ていた
座椅子は壊れ捨てた
夜中に階下から聞こえた咳
音だけで具合を思う
水彩で描いた竹の絵
額に入れて
そのまま静かに同じ場所
立膝を突いた足
そこにいれば