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現実的じゃない?

    「現実的じゃない」
    自分の人生の中で、もっとも長く付き合った元カノに言われた言葉だ。
    「生活感がない」とか「無責任」とは違うらしい。
    言葉も態度もそばにいるのに、遠い感じがするといわれた。

    社会に出てから出会い、付き合い、長く一緒にいたからずいぶん素の自分が出ていたと今でも思っている。
    その相手から言われた「現実的じゃない」という言葉。
    これは少なからずショックだった。

    そんな男と現実的な未来を描くことなど無理だったのだろう。
    別れてからそれほど月日が経たないうちに、彼女は別の男と結婚した。
    その報告をなぜかされ、妊娠したときも食事に誘われ告げられた。
    元カレにそのような報告が必要なのだろうか?
    それを彼女に聞くと、
    「一緒に生活をしようとは思わないけど、ちょっと近くで見ているぶんにはおもしろいからね」

    こんなことを言われるのは問題かもしれないと思った。
    それからずいぶん月日は経ったが、少しは「現実的」になれているのだろうか?

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    紘野涼のフリーハンド紹介

     
     
    観察型コラムニスト/エッセイスト| 試合と日常の「流れ」を書く 「スワローズ観察日記R」 「紘野涼のフリーハンド」

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