
岐路
目の前に枝葉となった道がある。
今、たどり着いたのか、いつからそこに立っていたのかはわからない。
ただ見えているということは、
そのうちのひとつを選んで、
進まなければならないということだ。
どの道を進むのか、選ぶのか。
その選択は自分にしかできない。
誰も教えてはくれないし、
言うことを聞く必要もない。
どの道を選んでも間違いはない。
選んだ道の先には、
辛い結末が待っているかも知れない。
けれど、
わずかであれ、
大きなことであれ、
他の道を選んでいれば、経験できないこと、出会えない人がいるはずだ。
自分で決めたことを嘆かないこと。
もしも…あの時とは思わないこと。
最悪と思える道は、最善だったのかもしれない。
小さいかもしれないが、叶った夢があるのかもしれない。
覚えていなくても、必ず過去に選択をしている。
気付かなかったり覚えていなかったりするのは、選んだ瞬間、他の道は消えるからだ。
歩けるのはひとつの道。
無駄なことなどひとつもない。
過去が今を作っている。
自分だけの未来が、その道の先にある。