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【古典の言の葉】自分の心に正直になって、新しい季節を迎えよう

    4月が近づくと、なんだかそわそわした気持ちになりませんか?

    新しい環境、新しい顔ぶれ、新しいスタート。
    心のどこかで「よし、今度こそ!」という気持ちが芽生えてくる季節です。

    でも同時に

    「本当はやりたいことがあるけれど、うまくいかなかったらどうしよう……」
    「自分には向いていないんじゃないかな……」

    と、せっかくの気持ちにブレーキをかけてしまうことも、あるかもしれません。

    そんなときに、そっと思い出してほしい言葉をご紹介します。

    今回の言の葉

    其の意を誠にすとは、自ら欺くこと毋きなり
    (読み:ソのイをマコトにすとは、ミズカらアザムくことナきなり)

    『大学』傳六章

    意味:誠意のある人というのは、自分の本心を欺かない人のことである。立派な人になるためには、まず自分の心に正直になることが大事なのだ。

    古典のメッセージ

    『大学』は儒教の経典のひとつ。
    その中でも、この言葉はシンプルでありながら、とても深いことを伝えてくれています。

    「自分を欺かない」と言葉にするのは簡単です。
    でも実は、日々の暮らしの中でこっそりやってしまいがちなことでもあります。

    「本当はもっとやりたいことがあるけど、現実的じゃないよね……」
    「私には才能がないから、最初からやらない方がいい……」

    こういった言い訳は、一見すると自分を守るための言葉のように見えます。
    ですが、実は自分自身の本心を、静かに覆い隠しているだけなのかもしれません。

    自分の心の声に素直になることは勇気のいることですが、その正直さこそが誠実な生き方の出発点になります。

    4月という新しい季節は、そんな「本心」にそっと向き合ってみる良い機会ではないでしょうか。

    月末の一歩

    「本当はどうしたいか」を、手帳やメモにひとつだけ書いてみましょう。

    桜が咲くように、自分の隠れていた本心も、この春にそっと花開くかもしれません。

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    日々感じたことや思ったことを、古典・歴史に紐づけて徒然なるままに発信中。ほっとしたり、学びになったり、何となく前向きになれるような記事を目指しています | 専攻は中国古代史 | 日本の歴史も好き | 博物館学芸員資格あり | Amazonアソシエイトに参加しています

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