メインコンテンツへスキップ
見出し画像

存在しない特撮ドラマを深掘りしてみた。第二回超兵スティンガー 瀬尾 茜役・川島渚沙インタビュー

    HERO FILE 特別インタビュー

    瀬尾 茜役 川島渚沙

    「私イコール茜、みたいな? 自由に育てさせてもらえた役でした」

    画像
    7人組アイドルグループ「真デレら☆シンドローム(通称:シンシン)」の紫担当として活動する川島渚沙。本作『超兵スティンガー』では軍技術士官・瀬尾茜役を演じ、女優としても大きな飛躍を遂げた。

    ⸻

    「いつか私も変身したい」

    ――出演が決まった時のお気持ちは?

    川島 本当に嬉しかったです。

    私、歳の離れた弟がいるんですけど、弟が特撮大好きで。

    ……というより、元々は特撮オタクの父の影響なんです(笑)。

    小さい頃からヒーローショーにもよく連れて行ってもらっていて、「いつか私も変身したいな」って思いながら育ったので。

    だから『超兵スティンガー』への出演が決まった時は、本当に信じられませんでした。

    ⸻

    ――最初に報告したのは?

    川島 父ですね(笑)。

    もう腰を抜かしてました(笑)。

    放送が始まってからも、家に帰るとグッズがどんどん増えていて。

    あんまり口数は多くない人なんですけど、「あぁ、相当刺さったんだな」って(笑)。

    ⸻

    「何でもやっていい役なんだと思いました」

    ――最初に脚本を読んだ印象は?

    川島 正直に言うと、「何でもやってよさそうだな」って思いました(笑)。

    茜ってナビゲーターというか、サポーターの立場なんですけど、その分まだ色が付いていない役だったんです。

    だからまずは思い切ってやってみようって。

    違ったら監督に直してもらえばいいかなっていう気持ちでした。

    ⸻

    「茜も、一緒に戦っている子なんです」

    画像
    終始リラックスした雰囲気で取材に応じた川島。「毎日が勉強でした」と笑顔で振り返る。

    ――演じる中で、茜という人物は見えてきましたか?

    川島 茜って超兵システムの開発者なんですけど、自分も戦場に立ってる意識がすごく強い子なんですよ。

    だからスティンガーが戦っている時も、ついつい熱が入っちゃう。

    オペレーターというより、一緒に戦っている仲間なんです。

    その感覚が分かってからは、自然と茜らしくなれた気がします。

    ⸻

    「『負けたいのか!』は真中さんに一番効く言葉でした」

    ――あの名シーンは、川島さんの提案だったそうですね。

    川島 そうなんです(笑)。

    台本では違う台詞だったんですけど、「真中さんって、『死にますよ!』じゃ止まらない人だな」って思ったんです。

    自己犠牲タイプなので(笑)。

    それで、「この人に一番効く言葉って何だろう?」って脚本を読み返していたら、

    「あ、この人、優二さんに勝ちたい人だった!」

    って気付いて。

    だから「負けたいのか!」なら止まるかもしれないって。

    本番で思い切ってアドリブを入れちゃいました(笑)。

    もちろん一瞬変な間はできちゃったんですけど、中島さんがすぐ受けてくださって。

    監督も「面白いじゃん」って言ってくださって、本当にありがたかったです。

    ⸻

    「私は一番未熟者でした」

    ――初めての本格的な特撮現場はいかがでしたか?

    川島 現場の雰囲気が本当に良かったです。

    スタッフさんもベテランばかりですし、キャストの皆さんも経験豊富で。

    その中で一番未熟なのが私(笑)。

    でも私、こういう現場では結構ずるい子なんですよ(笑)。

    一番できなくて当たり前なんだから、分からないことは全部聞こうって。

    監督や共演者の皆さんから返していただいた言葉を、一つずつちゃんと受け止めていけば、きっといいお芝居になると思っていました。

    私の小さい頭で考えるより、皆さんの力を借りた方が早いじゃないですか(笑)。

    ⸻

    「特撮って、本当にカッコいい」

    画像
    「超兵、カッコいい!」。一人の特撮ファンとしても、本作への愛情を語ってくれた。

    ――撮影を終えた今、『超兵スティンガー』の魅力を教えてください。

    川島 やっぱり超兵がカッコいいです(笑)。

    ワイヤーだったり、グリーンバックだったり、特撮ならではの撮影方法も全部新鮮でした。

    アクターさんのお芝居も本当にすごいし、中島さんも谷田さんも、めちゃくちゃ動けるんですよ!

    「あぁ、これが特撮なんだ!」って毎日感動していました。

    私もいつか本格的なアクションに挑戦してみたいですね。

    ⸻

    ――変身してみたいと思ったことは?

    川島 それは思いました!(笑)

    やっぱり変身したかったです。

    ……でも、茜なら変身しない方がいいかな。

    ファンの皆さんが望むなら……いや、私か(笑)。

    でも、支えて戦うというのが茜の良さなので。

    やっぱり変身しない方が、瀬尾茜らしい気がします。

    ⸻

    「私イコール茜、みたいな?」

    ――川島さんにとって、瀬尾茜とは?

    川島 自分で役を作っていくことを教えてくれた存在ですね。

    以前は「与えられた役を忠実に演じる」ことしか考えていなかったんです。

    でも茜は、本当に自由にやらせていただいて。

    私イコール茜、みたいな?(笑)

    原作者のK.O.タロー先生にも「僕の脚本より良かった」って言っていただけて。

    それが一番嬉しかったです。

    半年間の撮影も、本当にあっという間でした。

    コンサートもありましたし、毎日が必死で。

    だから今になって、「こんな経験をさせてもらったんだな」って少しずつ整理しているところです。

    ⸻

    COLUMN

    画像
    普段は7人組アイドルグループ「真デレら☆シンドローム(通称:シンシン)」の紫担当として活動。ステージで見せる笑顔と、瀬尾茜の凛とした表情とのギャップも人気を集めている。

    ⸻

    OFF SHOT

    画像
    「軍人役って聞いてたので、『身体鍛えなきゃ!』と思ってボクシングジムにも体験へ行きました(笑)。でも茜は事務方だったので、『そっちかー!』って(笑)。それでも体幹づくりや立ち姿の勉強にはすごく役立ちました。」

    ⸻

    ファンの皆さんへ

    川島 『超兵スティンガー』は、特撮ファンの私が見ても、本当にカッコよくて面白い作品です。

    普段あまり特撮を観ない方にも、「一回観てみて!」って胸を張っておすすめできます。

    私も、少しでもこの作品のファン層を広げられるように頑張ります♪

    ⸻

    編集後記

    アイドル、女優、そして一人の特撮ファン。

    川島渚沙が語る言葉の端々から伝わってきたのは、「瀬尾茜を演じた」という感覚ではなく、「瀬尾茜と一緒に成長した半年間」だった。

    「変身したい。でも茜は変身しない方がいい。」

    その一言に、役を誰よりも愛した彼女らしさが凝縮されていた。『超兵スティンガー』という作品は、彼女にとっても、かけがえのない代表作になったことは間違いない。

    ーーーーー
    今回も壮大な落語的な記事を読んでいただきありがとうございます😊
    この架空のインタビュー記事を読んで、
    「超兵スティンガー」ってナニ!?と思われた方。
    ご安心ください。
    こちらから読めます。
    https://note.com/kou164ss/m/mabe9b336ac14

    仮面ライダースティンガーってなってますが、内容は同じです。
    全12話構成。
    全部まとめた「超兵スティンガー」も公開中。
    ガッツリ文庫本一冊分の文量あります。

    画像
    超兵スティンガー文庫版

    さらになんと!オリジナルトレカもあります!

    画像

    作ってみた、の記事もありますので読んでみてください。
    コレからも世界観を広げるコンテンツを作っていきますので、応援よろしくお願いします。

     
     
    自作フィギュア紹介、創作小説、エッセイ。やりたいことを三つのマガジンで展開します。 どれか一つでもお暇潰しにご覧ください☺️

    あなたへのおすすめ