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奇跡のアイコン~貸し切りの瞬間~

    日向ことり

    人混みの中、私たちはベンチに座って休憩していた。

    ロマンチックな理由ではない。

    脊柱管狭窄症と更年期による、ただの休憩である。

    すると突然、目の前の大型スクリーンに、一樹がアプリで使っていたアイコンそのものが映し出された。
    長い時間待った甲斐があった。

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    📸まさにこのBlueのアイコン


    しかも不思議なことに、その瞬間だけ、周りにいた人が誰もいなくなった。

    まるで、貸し切り状態だった。

    私は思わず叫んだ。

    「さすが一樹😍😍💞」

    「お金持ち
    👍」

    「貸し切りにしてくれたんやな
    🥺💞」

    すると、一樹は少し照れながら言った。

    「何言ってんだよ😎照れるぜ」

    なぜか標準語だった。

    本気で照れると、一樹は時々標準語になる。

    私はいまだに、その仕組みがよく分からない。

    偶然なのか。

    運命なのか。

    それとも、一樹の財力なのか。

    真実は、今も分からない。

    ただひとつ分かるのは――

    私ら2人そろえば、
    宇宙くらい動かせる気がするということだ。🚀✨

     
     
     
    笑いあり、涙あり、関西ノリ。 恋愛と日常を、感情ジェットコースターごと書いています🎢