
「自己肯定感」の低い自分は、子供の頃の勘違いから出来上がった
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以前の記事で、自分の「自己肯定感」がものすごく低かったことに気がついた。
なんでこんなに私は「自己肯定感」が低かったんだろうと考えていた時、ふと思い出したことがある。
まだ私が小学校低学年くらいの頃だったと思う。
2歳下の妹を連れて歩いていると、出会う人によく言われた。
「妹さん、可愛いねぇ」
それを言われるたびに、なぜか
"私は可愛くないんだ"
と思っていた。
妹が褒められれば褒められるほど、
"妹は可愛いけど、私は可愛くないんだ"
そう思っていた。
出会う人たちは、単純に、小さい妹に「可愛いね」と褒めてくれているだけで、私のことを「可愛くない」なんてひと言も言っていない。
でも、あの頃の私には、
「妹は褒められるけど、私は褒められない」
だから、「私は可愛くない」
そう思い込んでいた。
YouTube「思考の学校」の宮増侑嬉さんが言っていた。
「子供の頃の記憶は、大人の私達よりも、何倍もの強い記憶として潜在意識に残る」
今思えば、私の勝手な思い込みだということは分かるけど、あの頃の私には、それが真実だと思っていた。
これが、45年経った私の潜在意識の中にずっと残っていた。
娘がこれに気づかせてくれた。
そして、このことに気づいた瞬間、長年の「もう一つの謎」が解けた。
これまでの人生で、可愛くて性格もいい友人が褒められるたびに、ものすごく惨めな気持ちになり、その声を聞きたくなくて耳を塞ぎたくなることがあった。
そんな風に感じてしまう友人は、今までに何人かいた。
「どうして私は、いつも大好きな友達の幸せを素直に喜べないんだろう……。誰かと比べられたくないのに、自分で勝手に比べて落ち込んでしまう」
ずっとそんな自分を責めて、苦しかった。
けれど、思った。
私は目の前の友人たちに、45年前の「褒められている妹」を何度も何度も重ね合わせていたのかもしれない。
誰かが褒められる声を聞くたびに、潜在意識の私が「ほら、やっぱり私は可愛くないんだ」と、あの頃の悲しみをそのまま思い出して、惨めになっていたんだ。
45年前の小さな私が、まだ傷ついたままそこにいた。
45年間、「私は可愛くない」と自分を縛り付けていた思い込み。
「そんなことないよ、あなたはあなたで可愛いよ。あなたの勘違いだよ。」と、当時の小さな私を抱きしめて、その頑なな心をそっと解いてあげたい。