
人間ごっこ あとがき
あとがき
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
この物語はフィクションです。
でも、書いている途中で、自分でもどこまでがフィクションなのか分からなくなることがありました。
新体操をしていた頃のこと。
大学を辞めた頃のこと。
誰にも言えなかったこと。
書いているうちに、忘れたと思っていた景色や感情が、少しずつ戻ってきました。
私は長い間、自分が何者なのか分からないまま生きてきました。
人との距離感も、ゆーくんとの関係も、自分がどこへ向かいたいのかも。
それは今も、そんなに変わっていません。
それでも、文章を書いている間だけは、自分の人生を生きている気がします。
もし、この物語のどこかに、あなた自身の記憶や感情が重なる部分があったなら嬉しいです。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。
大葉あかり