見出し画像

38歳で失恋し、40歳で結婚。42歳で父になった私が、婚活について書く理由

妻と娘と一緒にベットに入っているとき、ふと、この時間が奇跡のように思えることがあります。

隣には妻がいて、幼い娘が眠っている。

結婚して子どもがいる生活に、私はずっと憧れていました。
それでも38歳の頃の私には、今の光景を想像できませんでした。

「このまま一生、独身なのかもしれない」

本気で、そう思っていたからです。

38歳、長い片思いが終わった

私は一人の女性を好きになると、「自分にはこの人しかいない」と思い込んでしまうところがあります。

その恋がうまくいっているなら、まだよいのかもしれません。
しかし、うまくいかなくても気持ちを切り替えられず、長い年月を費やしてしまう。

38歳のとき、長く好きだった女性に振られました。

そこから3ヵ月ほど、まともに食事が喉を通らないくらい落ち込みました。

結婚したい。いつかは子どももほしい。

そう思っているのに、気づけば30代後半です。

このままでは、本当に一生独身のままかもしれない。
振られた女性のことは忘れて、今度こそ自分に合う人と出会う。

そんな危機感から、ようやく本格的に婚活を始めました。

アプリでは、出会うところまでたどり着けない

婚活を始めて最初に感じたのは、年齢という現実でした。

Omiai、Pairs、バチェラーデート。
約7ヵ月間、複数のマッチングアプリを使いました。

しかし、そもそもなかなかマッチしません。
女性側にも希望する年齢の範囲があるため、プロフィールを見てもらう前に、検索条件から外れていたことも多かったと思います。

実際に会えた女性は、5人もいませんでした。

ようやく会えても、関係が続かない。
何度かデートを重ねても、いつの間にか連絡が途絶えてしまう。

一つひとつは婚活では珍しくない出来事なのかもしれません。
それでも、繰り返されると少しずつ自信が削られていきます。

バチェラーデートでは、デート後のフィードバックで容姿について厳しい評価を受けました。

「厳しい」というより、私の感覚ではボコボコでした。

ただでさえ自信を失いかけていた時期です。
自分は婚活市場で、誰からも選ばれないのではないか。
そんな気持ちにもなりました。

交際できれば、婚活は終わると思っていた

そんななか、一人の女性とは交際に発展しました。

ようやく婚活が終わる。
これで自分も結婚に近づける。

最初はそう思っていました。

ところが、その女性から言われたのは、「結婚しているという証明だけがほしい。
それ以外は、あまり関わらないでほしい」という趣旨の言葉でした。

私は結婚という形だけではなく、日々を一緒に過ごし、いつか家族をつくりたいと思っていました。

交際できたことに安心し、その関係にしがみつこうとしていましたが、心身ともに疲れてしまいました。

婚活では、誰かと付き合うこと自体がゴールではありません。

自分が大切にされているか。
その人と穏やかに暮らしていけるか。
どんな家族をつくりたいのか。

当時の私は、結婚を焦るあまり、その大切なことを見失いかけていました。

この交際については、いつか別の記事で詳しく書きたいと思います。

人生を変えた10分間

その後、私は対面式の婚活パーティーに参加しました。

そこで出会ったのが、現在の妻です。

話せる時間は、わずか10分ほどでした。

お互いに食べることが好きで、グルメの話で意気投合しました。
今東京で出会っているのに、お互いの実家が西日本のお隣県だったことも距離をぐっと近づけてくれました。

無理に自分をよく見せようとしなくても、自然に会話が続く。

話し始めて比較的すぐに、「この女性となら、うまくいくかもしれない」と感じました。

パーティーの最後には、お互いに第一希望の相手を一人だけ書きました。
妻も私の名前を、私も妻の名前を書いていました。

その後、横浜での初めてのデートにつながります。

アプリでは、私たちは出会えていなかった

妻は私より9歳年下です。

このことを書くのは、年下の女性と結婚できたと自慢したいからではありません。

後に妻から聞いたところ、マッチングアプリでは、私の年齢は検索対象に入っていなかったそうです。

つまり、アプリの条件だけであれば、私たちは出会えていませんでした。

画面上では年齢で対象から外れていた二人が、対面では条件を見る前に会話を始められた。

婚活の方法を変えたことで、それまで存在しなかった接点が生まれました。

一つの方法でうまくいかないからといって、自分に魅力がないとは限りません。
場所や出会い方が、自分に合っていないだけかもしれない。

これは私が婚活を通じて学んだ、大きなことの一つです。

出会いから1年後、プロポーズした

妻と出会ったのは8月でした。

翌年の8月にプロポーズし、11月に婚姻届を提出しました。
私は40歳になっていました。

そして42歳で、父になりました。

妻と娘と一緒に眠っているとき、今でも不思議な気持ちになります。

38歳で失恋し、食事も喉を通らず、「このまま一生独身かもしれない」と思っていた自分。
その数年後に、家族3人で眠っている自分。

あの頃の私が今の光景を見ても、すぐには信じられないと思います。

成功法則ではなく、実際にあったことを書く

私は婚活の専門家ではありません。

婚活イベント、マッチングアプリ、オンラインお見合い、街コンなど、さまざまな方法を試し、迷い、失敗してきた一人の経験者です。

このnoteでは、婚活がうまくいかなかった頃のことも含めて、できる限り正直に書いていきます。

それぞれの婚活サービスで感じたこと。
年齢という現実。会話が続かなかった理由。傷ついた交際。そして、婚活の先にあった結婚生活や子育て。

きれいな成功談だけを書くつもりはありません。

婚活中の人にも、これから結婚を考える人にも

このnoteは、今まさに婚活をしている人だけに向けたものではありません。

まだ結婚を具体的に考えていない若い人にも、いつかの参考として読んでもらえたらと思っています。

私自身、もっと早く自分の結婚観や家族について考え、行動していればよかったと思うことがあります。

もちろん、結婚するかどうかも、子どもを持つかどうかも、人それぞれです。
結婚だけが幸せの形だとも思っていません。

ただ、もし心のどこかに「いつか結婚したい」「家族を持ちたい」という気持ちがあるなら、その気持ちを後回しにし続けないでほしいと思います。

婚活を始めることだけが、一歩ではありません。

自分がどんな人生を送りたいのか考える。
誰かに相談する。
今までとは違う出会い方を試してみる。

それも立派な一歩です。

38歳の私が踏み出した一歩は、妻と娘と眠る今につながりました。

このnoteが、誰かの一歩につながればうれしいです。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集