
AI Capabilities and Limitations|はじめに
このコースは、Anthropic(アンソロピック)の公式コース「AI Capabilities and Limitations」を、英語の原典を読まなくても学べるよう日本語で書き直した教材です。
このコースで学べること
生成AI(Claudeのような大規模言語モデル)は、なんでもできる万能でも、当てにならない代物でもありません。同じAIが、ある仕事では十分に頼れて、別の仕事では危ういことがあります。その差がどこから来るのかを、機械のしくみまで下りて理解するのがこのコースです。
学び終えると、次のことができるようになります。
生成AIと、分類・予測型のAI(スパムフィルタやおすすめ機能)を区別できる
AIの4つの性質(答えの出どころ・知識・注意・制御)を、得意ゾーンと限界ゾーンの連続体として捉えられる
現実の失敗を「どの性質どうしの衝突か」で診断し、対応する直し方を選べる
calibrated trust(較正された信頼)で、任せてよい所と検証すべき所を、根拠を持って見分けられる
こんな人に向いています
AIの出力を、雰囲気でなく根拠で信頼するか決めたい人
hallucinationや「長い会話で指示が抜ける」といった失敗の理由を、仕組みから知りたい人
AI Fluencyで学ぶ協働の腕前を、機械側の理解で裏づけたい人
プログラミングは登場しません。このコースはAI Fluencyと対になっていて、あちらが人間側の腕前を、こちらが機械側の仕組みを扱います。どちらから読んでも構いませんが、両方そろうと理解が締まります。
腕試し
次の5つに、自分の言葉で答えてみてください。
「生成AI」と、スパムフィルタのような分類・予測型AIは、どこで見分けますか?
同じAIが、ある仕事では頼れて別の仕事では危ういのは、なぜですか?
hallucination(もっともらしい誤り)は、AIのどんな仕組みから生まれますか?
長い会話で、最初に出した指示が守られなくなるのは、なぜですか?
AIが出した文章のうち、まっさきに検証すべきなのはどこですか?
詰まらずに答えられるなら、AIの信頼をすでに座標で読めています。どこかで言葉に詰まるなら、その部分がこのコースで埋まります。
目次(全8レッスン)
各レッスンは、本文・演習・まとめ・英語のまま覚える用語・確認クイズ(英語+日本語訳)で構成しています。
Claude検定について
このコースの原典は、Anthropic公式の学習コース「AI Capabilities and Limitations」です。原典には修了クイズがあって、合格すると公式の修了証(Certificate of Completion)がもらえます。本シリーズでは、この修了クイズを「Claude検定」と呼んでいます。
本コースは、その英語のクイズに日本語で備えて合格するための教材です。確認クイズを英語でも出しているのは、本番の英語に慣れてもらうためです。本番を目標に学ぶと、力がしっかり身につきます。
修了証には検証用のURLが付いていて、期限はありません。SNSに載せたり、職務経歴書のスキルや学習歴として書いたりもできます。取ったぶんを並べる楽しみもあります。
登録から受験・合格までの手順と、シリーズ全体の地図は、Claude検定対策マップにまとめています。合格したら、修了証に #Claude修了証 を付けて報告してもらえると、次に挑戦する人の励みになります。次の1枚が、次の目標です。
本編へ
本編(レッスン1〜8)は、マガジン「AI Capabilities編|どこまで信じてよいか」にまとめています。すべて無料で読めます。
本シリーズはAnthropic非公式の独自教材です。2026年7月時点の公式コース構成に基づいています。
本コースはAnthropicのAI Capabilities and Limitations(リック・デイカン/ジョセフ・フェラー両教授のAI Fluency Frameworkを土台にAnthropicが制作、CC BY-NC-SA 4.0)に基づく独自解説です。
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