
#23 韓国渡航まで、あと一歩。
少しだけ安心したのも束の間でした。
韓国へ出発するまでには、まだいくつもの手続きが残っていました。
まず向かったのは、息子さんが紹介してくださった獣医の先生のもとです。
必要な処置は、すでに前の先生が終えてくださっていたため、この日は出国前の健康チェックと書類の作成が中心でした。
先生が突然亡くなられたことで、また一からやり直しになるのではないかと心配していましたが、手続きは思っていたよりもスムーズに進みました。
無事に必要書類を受け取り、次はフランスの動物検疫機関(DDPP)の予約です。
ここでは書類の内容を確認してもらい、出国に必要な公的スタンプを押してもらわなければ、小結はフランスを出国することができません。
予約を取り、指定された日を迎えました。
ここまで来れば、あとはスタンプを押してもらうだけ。
私はそう思っていました。
でも、その日は思いもしなかった出来事が待っていました。