
各企業の自社養成パイロット JAL/ANA/J-AIR/ANAウィングス/Peach航空/AIR DO
2027年入社の自社養成パイロットの情報をまとめて比較してみました!
情報は2026年3月時点のものなので、ぜひご自身で適宜調べ直して研究されてください!調べる際の参考になれば幸いです!
今回紹介、比較するのはJAL、J-AIR、ANA、ANAウィングス、Peach航空、AIR DOの6社です。基本的に以上が日本で自社養成パイロットをやっており、航空大学などを経由せずにパイロットになれる選択肢になると思います。
JAL 運航乗務員訓練生(自社養成パイロット)
新卒採用およびキャリア採用合計で50名程度
基本給251,000円(訓練費 全額会社負担)
【JAL応募条件】 以下JALのHPより
(1)日本もしくは海外にて、大学または大学院の学士号・修士号・博士号のいずれかを取得されている方。(高等専門学校 専攻科を含む)
※学部学科等の指定はございません。
(2)30歳程度までの方(長期勤続によるキャリア形成を図るため)
(3)2027年4月1日に入社できる方
(4)身体条件
・各眼の矯正視力(眼鏡・コンタクトレンズ着用可)が1.0以上であること(裸眼視力の条件はありません)。
・各眼の屈折度が-6.0~+2.0ジオプトリー内であること(オルソケラトロジーを6ケ月以内に受けていないこと)
・心身ともに健康で、航空機の乗務に支障がないこと。
※上記は航空法をベースにした弊社基準に基づき判定いたします。
(5)その他
・日本をはじめ各国で発行した事業用操縦士免許を現在お持ちの方、または過去に取得されたことのある方はご応募いただけません。
(6)受験の機会
・2027年度入社募集において1回のみ。
※2021年度以前の当社採用試験における二次身体検査以降で不合格となった方、
または2022年度以降の当社採用試験における身体検査以降で不合格となった方は再受験できません。
【JAL2027年入社 選考スケジュール】
①WEBエントリーシート提出期限:2026/3/22 (日) 23:59
→②テストセンター、心理適性検査:3月下旬〜4月上旬
→③1次面接:4月下旬〜5月上旬
→④飛行適性検査、英語試験:5月(※英語試験はケンブリッジ英語検定(Linguaskill)のSpeakingがB2以上の方のみ免除)
→⑤2次面接:5月下旬〜
→⑥航空身体検査:6〜9月
→⑦最終面接:6〜9月
内定 10月
内定までに、7段階の選考があります。
J-AIR 運航乗務員訓練生(自社養成パイロット)
15名程度
入社後の初期訓練期間中の基本給 209,100円(訓練費 全額会社負担)
入社日:2027年2月、6月、10月、2028年2月(予定)
【J-AIR応募条件】 以下HPより
1.以下のいずれかの条件に当てはまる方
(1)2026年4月~2027年3月までの間に日本もしくは海外で、大学または大学院の学士号・修士号・博士号のいずれかを取得予定の方。(高等専門学校 専攻科を含む)
(2)日本もしくは海外で、大学または大学院の学士号・修士号・博士号のいずれかを既に取得されている方(高等専門学校 専攻科を含む)
※応募時に30歳程度の方まで(長期勤続によるキャリア形成を図るため)
※就業経験は問いません。
※就業経験のある方は、エントリーシートに必ず就業歴のご記入をお願いいたします。
※学部学科などの指定はございません。
2.身体条件
・各眼の矯正視力(眼鏡・コンタクトレンズ着用可)が0.7以上、両眼で1.0以上であること(裸眼視力の条件はありません)。
・各眼の屈折度が±8.0ジオプトリー内であること(オルソケラトロジーを6カ月以内に受けていないこと)。
・心身ともに健康で、航空機の乗務に支障がないこと。
※上記は航空法をベースにした弊社基準に基づき判定いたします。
3.その他
日本をはじめ各国で発行した事業用操縦士免許をお持ちの方はご応募いただけません。
・入社の要件として、2027年3月末までに、「豪州ビザ申請に必要な英語要件としてのIELTSスコア取得」「航空無線通信士の資格取得」が必要となります。
なお、豪州就労ビザ取得はIELTS各スキル5.0以上(TOEIC600以上)が目安となります。
【J-AIR2027年入社 選考スケジュール】
①エントリーシート
②テストセンター・心理適性検査
③1次面接
④飛行適性検査・英会話試験
⑤2次面接
⑥管理職面接
⑦航空身体検査
⑧最終面接・航空身体付加検査
内定
内定までに、8段階の選考があります。
なお、入社日も複数あり、HPに締切などが書いていないため、随時受け付けている可能性があります。
ANA 運航乗務職(自社養成パイロット)
新卒Iおよび新卒II合計で65名程度
基本給院卒 月額265,004円
大卒・高等専門学校(専攻科)卒 月額256,346円
(訓練費 全額会社負担)
【ANA応募条件】 以下ANAのHPより
新卒I
2026年4月から2027年3月までの間に①、②の何れかに該当する方
①4年制大学または大学院(文理不問)を卒業または修了見込みの方
②高等専門学校専攻科を卒業または卒業見込みの方
新卒II
2023年4月から2026年3月までの間に①、②の何れかに該当する方
①4年制大学または大学院(文理不問)を卒業または修了された方(見込みの方)
②高等専門学校専攻科を卒業された方(見込みの方)
※卒業後3年以内の方で、応募時に他社に就業経験がある方でもご応募いただけます。
※就業経験がある方はエントリーシートの「職歴」欄に必ずご記入ください。
※過去に、当社の運航乗務職(自社養成パイロット)を2回受験された方は、ご応募いただけません。
【ANA2027年入社 選考スケジュール】
ANAの運航乗務職(自社養成パイロット)への応募は
①運航乗務職(自社養成パイロット)へのプレエントリー
②Flight Crew Assessment Test (FCAT) の受験と合格
をすべて実施し完了となります。
FCATとは、ANAグループが採用試験の際に使用している事前の共通のテストのようなものです。なので、ANAグループは事前にFCATに応募し、合格しないと、その先の選考には進めません。。逆に、その先の選考はJALなどと比べるとステップが少ないのが特徴です。(事前にFCATで5次選考くらいまで行っているので当たり前ですが、、💦)
FCATについては別の記事で詳しくまとめていますので、そちらをご覧ください! ↓↓↓↓↓
FCATを随時受験し合格した方は、以下の日程でプレエントリーを完了しその後の試験に進みます。
1)2月28日までにFCAT5次選考(身体検査)に合格
プレエントリー締切:2026年3月10日(火)23:59
2)3月1日以降にFCAT5次選考合格
プレエントリー締切:FCAT5次選考合格発表日から5日以内
→6次選考 個人面接・航空適性検査
→7次選考 役員面接・英語コミュニケーションテスト
内定
FCATで5段階の選考があるので、ANAも合計7段階の選考になります。
ANAウイングス
運航乗務職掌(自社養成パイロット) 若干名
院卒:月給237,000円
大卒:月給232,000円
(訓練費 全額会社負担)
【応募条件】
・2027年3月末時点で4年生大学または大学院、短期大学、高等専門学校を卒業または修了している、もしくは見込みの方(社会人含む)
・各眼の矯正視力が0.7以上であること(裸眼視力の条件なし)。各眼0.7、両眼1.0以上の視力に矯正できるレンズの屈折率が-6.0~+5.0ジオプトリ―内であること(オルケソラトロジーを受けていないこと)
・TOEIC750点程度以上の英語力を有し、英語での意思疎通が円滑に行える能力を有すること
【選考スケジュール】
2025年9月以降開催されたFCATで、2025年12月以降合格された方が対象
エントリー締め切り:3月1日以降、FCAT選考終了時点まで
→書類選考
→英語試験
→適性検査
→グループワーク・面接・その他
→身体検査
内定
FCATの5段階の選考も含めると、ANAウィングスは10段階の選考に及ぶ可能性があります!
その他の自社養成パイロット
その他、Peach航空、AIR DOの紹介もしますが、全てANAグループが活用しているFCATの合格が前提となっている選考です。また、訓練費が半額負担なのも特徴的です。
Peach Aviation
運航乗務員 40名程度
Peach航空の自社養成パイロットは、全額補助ではなく、訓練生と会社で費用を負担するタイプのものです。
訓練の前半は海外で行われ、訓練費用は自費です(月額250,000円の手当ありますが、負担総額約1460万円)。前半終了後に選考があり、合格すると後半の訓練に移行します。後半は日本において訓練を実施し、訓練費用は全額Peach負担となります。
前半訓練が約2年あるので、手当の総額600万あるので、負担は860万ほどの見込みです。
【応募条件】
・2027年4月1日の時点で次のいずれかに該当する方もしくはその見込みの方。(1)専門学校、短期大学、高等専門学校、4年制大学を卒業、または大学院を修了した方。(2)4年制大学に在学し、2年次までの課程を修了している方。
・各眼の矯正視力が0.7以上であること。(裸眼視力の条件はありません。)各眼0.7、両眼1.0以上の視力に矯正できるレンズの屈折度がジオプトリ―-5.5~+4.5を超えないこと。(オルソケラトロジーによる矯正を行っていないこと。)
・英語:GTEC 660点相当程度の英語力を有し、英語での意思疎通が可能であること。日本語が読み書き・会話においてネイティブレベルであること。
・Flight Crew Assessment Test(FCAT)に合格していること。
【選考スケジュール】
プレエントリー:〜7月頃を予定
→書類選考
→1次面接
→2次面接
内定
FCATの5段階の選考も含めると、Peach航空は8段階の選考です。
AIR DO ※2026年度入社の情報
自社養成制度(運航乗務員候補生) 若干名
AIR DOの自社養成パイロットも、全額補助ではなく、訓練費用についてはAIRDOと候補生にて分担するタイプのものです!国内訓練費用(追加訓練費用を含む)を訓練生が負担し、訓練校への渡航に係る主な費用及び海外での居住(訓練校の寮)等に関しては会社が負担します。また月額約20万円の手当が出るようです。
【応募条件】
・学歴(2026年3月末時点)4年制大学、大学院、短期大学を卒業・修了、高等専門学校を卒業(3年次修了含む)、または見込みの方(社会人含む)
・2024年10月以降に開催されたFlight Crew Assessment Test(FCAT)に合格している方
【選考スケジュール】
応募期間:2025年3月1日~2025年9月30日
→1次選考:書類審査 10月以降に結果通知
→2次選考:会社面接および航空身体検査に準ずる身体検査 10月中旬
→3次選考:最終面接 11月上旬
内定
FCATの5段階の選考も含めると、AIR DOも8段階の選考になります。
まとめ
・JAL 7段階選考 入社1年前の3月から開始
・J-AIR 8段階選考 随時
・ANA 6段階選考 入社2年前の9月〜入社1年前3月にFCAT開始
・ANAウィングス 10段階選考 入社2年前の9月〜入社1年前3月にFCAT開始
・Peach航空 8段階選考 入社2年前の9月〜入社1年前3月にFCAT開始
※訓練費半分自費
・AIR DO 8段階選考 入社2年前の9月〜入社1年前3月にFCAT開始
※訓練費半分自費
応募資格の年齢の特徴では、
・JAL 30歳前後まで
・J-AIR 30歳前後まで
・ANA 卒業後3年以内(つまり通常25~27歳前後まで)
が大きく異なります。
英語力では、いずれも同程度求められますが、
・J-AIR 豪州就労ビザ取得程度(IELTS各スキル5.0以上)
・ANAウィングス TOEIC750点程度以上
がはっきりと応募資格に入ってきていますね
そのほか、具体的な資格として、
・J-AIR 航空無線通信士の資格
もあります。
訓練費自己負担額では
・JAL 無料 かつ給与月額251,000円
・J-AIR 無料 かつ給与月額209,100円
・ANA 無料 かつ給与月額265,004円/256,346円
・ANAウィングス 無料 かつ給与月給237,000円/月給232,000円
・Peach 半分自費(1,460万程度)月額250,000円の手当
・AIR DO 半分自費 月額約20万円の手当
いずれも狭き門なので、併願する人が多いと思われますが、比較する際の参考になれば幸いです。随時情報は変わっていくと思うので、気になったところはご自身で再度調べてみてください!
夢に向かって頑張りましょう!🛫