リモートで働きたいなら、会社の何を見るべきか
朝、家を出て、電車に乗ってスマホを開く。
何かをしているようで、何もしていない。
出勤時も帰宅時も、だいたいそうじゃないですか?
この時間が有意義だったことは、たぶん一度もありません。
ただ、会社に行くためだけの時間だから。
座れなければ本も読めないし、
混んでいれば何もできないし、
かといって仕事をしているわけでもない。
リモートで働ければ、この時間が丸ごとなくなります。
今回は、リモートができる会社とできない会社で何が違うのか、現場で見てきたことをお伝えします。
転職していった人たちが、会うたびに言うこと
私のまわりで転職していった人たちは、リモートで働けるかどうかを、かなり気にしていました。
そして転職した後に会って話を聞くと、だいたいこんなことを言います。
「圧倒的に楽」
「自由な時間が増えた」
「自分の時間が確保されている」
こういう答えが、ほとんどでした。
相談を受ける時も、その傾向は同じです。条件の話になると、かなりの確率でリモートワークがしたいという話が出てきます。
そういう場面を何度も見ているうちに、リモートを転職の軸に置いている人は、思っていたよりずっと多いんだと感じました。
会社目線で考えると、また違う感覚になる
会社側から見ると、また違う視点になります。
以前、ある会社の管理職の人たちが、こう言っていました。
「仕事は、会社に来るのが当たり前だろう」
一人だけではなく、その場にいた何人もが、同じようなことを言っていました。
この言葉、よく考えると中身がありません。
あるのは「当たり前だろう」という価値観だけで、思考停止の状態なんだと思います。
では、なぜそう言うのでしょうか。
見ていないと働かない。そう思っているからです。席にいてパソコンに向かっている姿が見えていれば安心するし、見えなくなった瞬間に、サボっているんじゃないかと不安になる。
管理する側からすると、そういうものなのかもしれません。
私自身の体験談も話します
ここからは、私の話です。
正直に書くと、最初はリモートワークが本当に便利なのか疑っていました。
実際にやってみたら……
個人の生産性が、圧倒的に上がったんです。
その理由ははっきりしていて、自分のペースで仕事ができる時間が増えたからです。話しかけられて途切れることがないし、会議はWebから参加できるので準備も楽だし、集中が切れたらそのタイミングで休めます。
(その代わり、気づいたら時間が経っていることも結構ありますけど)
管理職の人たちが心配していたことと、実際に起きたことは正反対です。
制度の話ではなく、体質の話
ここまで書いていて、気が付きました。
リモートを許すかどうかは制度の問題ではなくて、社員をどういう存在だと思っているか、という話です。
つまり、会社の体質。
見ていないと働かないと思っている会社は、リモートを許せません。許してしまったら、自分たちの管理が難しくなるからです。
成果を見ている会社は、どこで働いているかを気にしません。だから普通に許可が出ます。
そして、この違いは求人票に書いてないじゃないですか。面接で聞いてもいいことしか返ってこないので、入ってみるまで分からないままです。
その中で、リモートができるかどうかだけは、制度として表に出ています。
今の会社のやり方に納得がいっていないなら、ここは分かりやすい指標になるはずです。
ただ、全員に向くわけではない
正直に書いておくと、リモートが合わない人もいます。
具体的な指示がないと動けない人には、たぶんきついです。そばに誰もいない状態で自分で手順を決めることになりますし、聞けばすぐ教えてもらえる環境でもありません。
私が見ている限り、リモートで長く働いている人には自立しているタイプが多いですね。
逆に、心配されがちなことのほうは案外どうにかなります。
やり取りはチャットが中心なので、コミュニケーションで困ることは少ない
子どもが小さくても回る。むしろ送り迎えに合わせて働ける
そういう部分は、リモートを認めている会社ほど柔軟です。
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IT系の会社はリモートを前提に仕事を組んでいるところが多いので、リモートの求人を探すなら見やすい場所です。
どれくらいの数があるのか、一度眺めてみてください。それだけでも、だいぶ違うはずです。
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おわりに:見てから決めればいい
リモートで働きたいかどうかは、人によります。
ただ、できるかどうかで、その会社のことが分かるのは、たしかだと思っています。
まずは、どれくらいの求人があるのかを見てみましょう。
決めるのは、それからで十分です。
