
#104 家を買ったばかりなのに、田舎に移住したくなった
先日、家族で岐阜県へ農業体験に行ってきました。
その後、田舎への移住願望が芽生えてきています。今年、家を買ったばかりなのですが。
今回の記事では、農業体験日記に加えて、私の田舎の思い出や、これから家を買う方へ伝えたいことを書きました。
「となりのトトロ」の世界
今回訪れたのは岐阜の山中、名古屋市内から高速で 1 時間半ほどの場所です。
透明度の高い川が流れ、その横にはトウモロコシやトマトの広大な畑。まさに「となりのトトロ」の世界そのままでした。

地元の農家さんに教わりながら、90 分ほどの収穫体験。わが家からは一番上の娘(6 歳)が参加し、最初は人見知りしていたものの、あっという間に打ち解けていました。

妻の圧倒的傾聴力
農家さんからは、妻がいつもの傾聴力でいろんな話を引き出していました。私はコーチングが生業ですが、人の話を聴く力は妻の方が上だと常々思っています。
相手の方が「あまりにも熱心に聴いてくれるので、つい話しすぎてしまう」と言うレベルなので、もはや傾聴力というより「吸引力」という表現が適切なのではと思います。
ちなみに農家さんは 40 代の若い方で、農業体験以外にもサバイバル合宿などを開催しているそうです。お話を聞いているだけで、人生を楽しんでいることが伝わってきました。
伯父のお話
ここで、私の中で「田舎」と聞いて必ず思い出す人を紹介します。
それが母方の伯父です。私の母の 2 歳年上の兄で、今は実家を継いで長崎県の島原に住んでいます。
伯父のことを一言でいうと、「人間的魅力にあふれた人」です。元・中学校教員で、優しいけれど言うべきことはビシッと言う。今は教員を引退して米農家をしているのですが、毎年送ってくれるお米は絶品です。

その上で、人生を心から満喫しています。家のことは DIY で何でもやってしまうし、2 日間休みがあれば、犬を連れて軽自動車で長崎から片道 10 時間かけて、本州や四国まで旅行するような人です。
捨て犬を放っておけない性格
田舎の学校では、校庭に犬が捨てられていることが時々あるそうですが、伯父はその度に拾ってきて家で飼うため、私が帰省した時も常に 1〜2 頭の犬がいました。
しかも放し飼い。田んぼや山の中を犬が自由に走り回るという、名古屋では考えられない光景を間近で見られたのは、私の少年時代の貴重な経験でした。ちなみにその犬たちは伯父にものすごく懐いています。

詐欺電話の相手を改心させる
伯父を象徴するエピソードがあります。
ある日、振り込め詐欺の電話を伯父が取りました。数秒で詐欺だと見抜き、「どうにかして、詐欺から足を洗わせてやろう」とスイッチが入ったらしいのです。
そこで、「俺は学校で教師をやっている者だ。詐欺電話であることはもう分かっている。どうして君は今こんなことをやっているのか。他にやりたいことはないのか」という人生相談を始めました。
身の上話などを長時間話したあと、最後には相手の若い男性が泣きながら「もうこの仕事はやめます」と言ったそうです。電話を切ったあと、伯父は「よっしゃ」とガッツポーズ。
この話は、帰省したときに伯父自身が嬉しそうに教えてくれたものです。そんな伯父に最後に会ったのは、もう 8 年ほど前になります。
湧き上がる移住願望
私にとっての田舎の原体験には、島原の風景と伯父の姿があります。
一昨日の岐阜では、そのイメージを再確認する時間でした。帰りの車内では、妻と「やっぱり田舎っていいね〜」という話になりました。自然の囲まれているだけで心が洗われ、そこに暮らす人たちと話すだけで、こちらの気持ちもどんどん明るくなっていきます。
というわけで、今年家を買ったばかりにも関わらず、田舎への移住願望が芽生えています。
冷静になれば田舎のデメリットも間違いなくあります。さまざまな利便性の問題や、人間関係も自分がうまく馴染めるかという問題があります。それでもあの綺麗な風景を見てしまうと、今はあこがれの気持ちが日に日に増しています。
もちろん今すぐどうこうする話ではありません。ただ「田舎暮らし」が、夫婦の中で重要なキーワードとして頭に残っています。
これから家を買う人へ
いま痛感しているのは、家探しはどれだけ考えても「考え尽くした状態」にはならない、ということです。
私も買う前は、自分なりに精一杯調べて、考えたつもりでした。しかし後から振り返ると、見えていた範囲は実は狭かった。今もまだまだ狭いと思います。
この経験を踏まえて、「これから家を買うことを考えている方」への助言をまとめます。
時間はしっかりかける。ただし、漫然と先延ばしにはせず、週 1 回くらいの頻度でじっくり考える時間を持つ。
疲れた状態ではなく、なるべく良い状態で考える。
まず「自分はどういう人生を送りたいか」を掘り下げ、そのためにはどこのどんな家に住むのがいいかを考える。
「自分の視野は狭い」という前提に立って、人と会い、今まで触れなかった情報に意識的に触れる。
家探しに限らず、人生の大きな決断の参考にしていただけますと幸いです。
わが家も「選んだ道(家)を正解にする努力」を続けつつ、理想の暮らしについてさらに考え続けます!
⬆️ note の内容は、余談を交えながら Podcast でも話しています。興味を持ってくださった方は、ぜひ聴いてみてください🎧️
▼音声メディア(Podcast)
🎙️ stand.fm
🎙️ Spotify
🎙️ Apple Podcast
🎙️ Amazon Music
▼浩平のプロフィール
・コーチ 4年目(2026年7月現在)
・京都大学工学部 / 同大学院 → 技術職 9年 → 教育ベンチャー 3年 → 独立
・座右の書:Atomic Habits
・好きな習慣:早起き / 読書 / 内省 / 筋トレ
「理系院卒 → 大手終身雇用」というレールを離れ、ライフコーチとして独立しました。自分の意思(Will)でキャリアを選択するための、読書やジャーナリング習慣の重要性について発信しています。
📥️ 浩平のコーチングに関する問合せ・ご相談はこちらから(Googleフォームが開きます)
https://forms.gle/hVryoNZJwvn3JPyE8
「コーチングって何をやるのですか?」といったご質問や、コーチング関係なく浩平と一度話してみたいという方も、お気軽にご連絡ください😊
▼その他テキストメディア
🐓 毎朝、X に朝活記録や読書メモを投稿しています。
https://x.com/habitbase_hkn
📝 会社員時代に書いていたブログ(2023.2〜2026.2)
https://savanna-atomichabits.com/