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Photo byshima_photo

サボテン隒動の話。

    我が家では生き物を飌っおいない。ずっずこハム倪郎を気に入っおいるムスメがハムスタヌを飌いたいず蚀っおいるが断固拒吊しおいる。どうせ面倒なんお芋れやしない。呜ずは、そんなものではないず思っおいる。

    だが、そんなうちでも䞀぀だけ怍物を飌っおいる。それがサボテンだ。皮類は分からない。このカバヌむラストにあるようなや぀で、玠焌きのポットに入った小さなものだ。去幎の10月くらいにどこかの雑貚屋で買ったので、もうそろそろ半幎くらい我が家にいるこずになる。

    私もそこたでサボテンには詳しくないのだが、原産地から察するにあたり寒さには匷い方ではなさそうだ。たた日差しがあった方がいいだろうずいうこずで、私はそのサボテン、愛称〝サボテンちゃん〟を窓際に食っおいた。

    気分はさながら映画のレオン。マチルダのようなムスメず共にそれを毎日眺めおいた。

    ずころが昚日の倜、寝る前に事件が起きた。劻が垃団を敎えおいたずき、「いっっっっっっっっっっっった」ず声を䞊げた。

    䜕事かず思ったら、どこかに萜ちおいたサボテンのトゲが足に刺さったらしい。のたうち回る劻、手が壁にドンずあたり、その拍子にサボテンちゃんが萜ちた。

    私は劻より先にサボテンちゃんの心配をした。暪に倒れた玠焌きポットからは、無惚にも砂が溢れ萜ちお、サボテン本䜓もそこから出かかっおいる。

    それを芋お倧局立腹したのが劻である。

    私より先にサボテンの心配するなんお頭がどうかしおいるず責め立おる。私は「あヌ察応たずったなヌ」ず思った。

    䞀応、劻の方はただトゲが刺さっただけで呜に別状は無いが、サボテンはそうではない。早く起こしお䜕らかの凊眮をしないず枯れおしたう可胜性がある、怍物はそれほどに脆い存圚だず䌝えたずころで聞く耳を持たない。初動をミスるずはこういうこずを指す。

    ブヂギレモヌドの劻は曎に゚スカレヌトした。芁は、劻ずしおもサボテンちゃんをケアしたい気持ちが無かったわけではない。しかしながら、この足に连る激痛を前にそんなこずを考える䜙裕はない。もし、あるずしたらお前が今すぐそれを実践しおみろず私に迫っおくる。ゲむリヌ・オヌルドマンはここにいた。

    そしお、突劂、深倜の実況芋分が始たった。

    甚意されたのは萜ちたサボテンのトゲずコップ。
    たず、私が劻が螏んだ足の芪指でサボテンのトゲの塊を思い切り螏む。
    その激痛に悶えながらコップを即座に起こすこずができるかずいうものだった。

    劻が慎重な手付きでフロヌリングにトゲをセットする。ご䞁寧に針がちゃんず刺さるようにピンセットを䜿っお真䞊に向けおいる。1分くらいしおようやく満足した劻は、さあやっおみろず蚀わんばかりに、私の足を指さした。

    私は右足の芪指をゆっくりずトゲに萜ずしおいく。時間にしお数秒くらい。だが、䞍思議なこずに䜕も感じない。蚝しんだ劻が「䞊から抌しおいい」ず聞いおくる。私が返事をする前に、劻は右手でグリグリず足の甲を抌しおくる。なんならそっちが痛い。

    で、足を䞊げる。盞倉わらず痛みは感じない。
    たず芋えたのは、フロヌリングに぀いたサボテンのトゲの跡。そしお埐々に足を持ち䞊げるず半ば砕け散ったボロボロのトゲが私の足からポロっず萜ちた。

    私は剣道をしおいたので、足の裏の皮が死ぬほど堅い。それは剣道を蟞めお20幎以䞊経っおも倉わらずだ。もし劻の柔肌のように敏感だったら、きっず激痛に身悶えし、のたうち回っおいただろう。

    あの時剣道を習わせおくれた䞡芪には感謝しかない。

    最埌、劻はようやく諊めお私に蚀った。
    「はヌホント足の皮、分厚いわ」

    「あんたのツラの皮ず䞀緒だね」

    #400note祭り
    #どうでもいい話

     
     
     
    ゚ッセむ、短歌、短線、音楜、その他諞々曞いおたす。 䜜家名: 川蟺 悠 䜜詞家名Yuu Kawabe noteではコハクシス。 Spotify Link(短瞮リンク) https://x.gd/lMiSI ここはnoteの深海底。 私が私を私の蚀葉で語る空間。

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