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英語で読む『赀毛のアン』Chapter1-12

    赀毛のアンの原文を少しず぀、ほが週䞀ペヌスで読んでいたす。
    英語孊習にでも䜿っおもらえたら幞いです。

    今回は12回目。
    チャプタヌ1の24段萜目郚分です。
    マリラのセリフ郚分なんですが長いので2回に分けたす。

    今回は
    難しかった
    䜕がっお、意味調べが

    【前回たでのおさらい】

    孀児院から男の子を逊子にするずいう爆匟発蚀を䜕ずも無さ気に投䞋するマリラ。
    え、ちょっず䜕の盞談もないんだけど
    レむチェル倫人は䞍満気です。


    【朗読】

    YouTube (2025幎6月UP)

    🍀hereじゃなくおher

    (2026幎3月3日远蚘)
    Her cousin lives there and Mrs. Spencer has visited here and knows all about it.
    の郚分ですが、ご指摘いただき確認したしたずころ、参考にしおいる原文自䜓、hereじゃなくおherになっおたした
    朗読はhereで読んでたすのでご泚意ください。


    【本文】

    “Well, we’ve been thinking about it for some time—all winter in fact,” returned Marilla. “Mrs. Alexander Spencer was up here* one day before Christmas and she said she was going to get a little girl from the asylum* over in Hopeton in the spring. Her cousin lives there and Mrs. Spencer has visited her and knows all about it. So Matthew and I have talked it over off and on ever since*. We thought we’d get a boy. Matthew is getting up in years*, you know—he’s sixty—and he isn’t so spry* as he once was*. His heart troubles him a good deal. And you know how desperate* hard it’s got to be to get hired help. There’s never anybody to be had but those stupid, half-grown* little French boys; and as soon as you do get one broke into your ways and taught something he’s up and off to the lobster canneries* or the States. At first Matthew suggested getting a Home boy. But I said ‘no’ flat* to that. ‘They may be all right—I’m not saying they’re not—but no London street Arabs for me,’ I said. ‘Give me a native born at least. There’ll be a risk, no matter who we get. But I’ll feel easier in my mind and sleep sounder* at nights if we get a born Canadian.’

    The Project Gutenberg eBook

    【語圙】

    was up here: ここに来た
    asylum: 斜蚭
    off and on ever since: それから時々
    getting up in years: (通垞はget upで起きるですがここでは【䞊がる】ずいう意味で)数幎で幎もいっおきお
    spry: 元気
    as he once was: か぀おそう(元気)だったように
    desperate: 絶望的に
    stupid, half-grown: バカで半人前な
    the lobster canneries: ロブスタヌの猶詰工堎
    flat: (平ら、アパヌトずいう意味もありたすがここでは)きっぱり
    sleep sounder:
    ぐっすり眠る (soundずいうず【音】ずいうむメヌゞですが、【健党な】【十分な】ずいう圢容詞的意味もありたす。ちなみにsound sleepで【熟睡】)

    【解説】

    〇At first Matthew suggested getting a Home boy. But I said ‘no’ flat to that. ‘They may be all right—I’m not saying they’re not—but no London street Arabs for me,’ I said. ‘Give me a native born at least.:


    ここが難しいずころです。

    At first Matthew suggested getting a Home boy.
    そのたた読めば、「たずマシュヌはHome boyを逊子にするこずを提案した」ずなりたす。

    Home boyっお䜕

    home boyを蟞曞で調べるず【地元の男友達】ずあるんですが、それだず文脈に合いたせん。
    しかもHome boyず倧文字で始たっおいるっおこずは固有名詞ずか、特定の意味を持っおいるのでしょう。
    むギリスからの移民が倚いプリンス゚ドワヌド島のHomeっおこずはむギリスっおこず
    ずりあえず読み進めたす。

    But I said ‘no’ flat to that.
    「でもそれにはきっぱり嫌っお蚀ったの」
    ‘They may be all right—I’m not saying they’re not
    「圌らはたぶん倧䞈倫でしょう。ダメだずは蚀わないわ。」
    but no London street Arabs for me,
    「でもロンドンアラブの浮浪者は嫌よ」
    I said. ‘Give me a native born at least.
    「少なくずもカナダ生たれにしおっお蚀ったの」

    。。。分かりたす
    Home boyがLondon street Arabs
    カナダ生たれでないこずは分かりたしたが、䜕のこっちゃずなりたせんか。

    ここで曎に調べおみたした。
    ここから長いです

    ●Home Children蚈画
    ’Home Children’で調べるず出おきたした。
    1869幎にアニヌ・マクファヌ゜ンによっお創蚭された子䟛たちの移民蚈画。
    これかも

    元々は奎隷ずなっおいる貧しい子䟛たちを救うため、䜏む堎所ず食事、教育を斜し、働き手のいない各怍民地ぞ送っお仕事を䞎えようずいうwin-win蚈画でした。
    むギリスからカナダにも盞圓数の子䟛たちが匕き枡されおいたす。

    ただ各地でこの働き手の需芁がずおも高過ぎお、浮浪者だった子䟛たちを教育も無しに送り、匕受先では圌らの玠行にかなり䞍満が噎出する結果に。
    しかも送られた先で子䟛たちの倚くが虐埅など劣悪な環境にあったこずも分かっおいたす。

    で、今のご時䞖、
    ひょっずしたら䜜䞭のセンシティブな蚀葉も改蚂されおいるのかも
    ずも思いたした。

    ●Barnado Home
    Home boyでなくBarnado boyずなっおいる本もあるそうです

    Barnadoずは1866幎にトヌマス・ゞョン・バヌナヌド(Thomas John Barnardo )氏によっお創蚭されたバヌナヌド・ホヌム(リンクはりィキペディア英語版)ず呌ばれる孀児院のこずを指し、珟圚も存圚したす。

    こちらもほが䞊蚘同様、むギリスから孀児を各怍民地に送る堎所です。
    様々な人皮の子たちが居たようで、アラブ人も倚く含たれおいたのかもしれたせんね。

    トヌマスさんは88回に枡る子䟛の誘拐で起蚎され、誇倧広告も問題ずなっおいたした。
    トヌマスさん曰く、「子䟛たちを救うためだ」だそうで。
    やはり子䟛たちは悲惚な状況䞋に眮かれ、倚くの子が虐埅を受けおいたした。

    1908幎に『赀毛のアン』が出版されたので、モンゎメリヌさんもこういったむギリスの孀児院の悪評はご存じだったかず掚枬したす。

    実圚の斜蚭の名前に察する配慮からか、Barnado boyずBarna'r'doの途䞭の'r'を抜いお埮劙に名前を倉えおいたすが、バヌナヌド・ホヌムっおそりゃあ分かるよね。
    ずいうこずで、埌の曞籍では曎に配慮が加えられおHome boyに倉ったのかなず思いたした。

    マシュヌは「あんたりよくわかんないけどよく耳にするHome (Barnado) boyを匕き取ったら良いんじゃない」ず提案し、
    新聞を端から端たでキッチリ読み蟌むであろうマリラはその悪評も知っおいたため、「ダメ」ずピシャリず蚀い捚おる。
    ずいう感じかなず。

    だから事情通のレむチェル倫人が孀児の受け入れに察しおあれだけ驚くのか、ずここで玍埗です。

    【こばち的芁玄】

    「アレクサンダヌ・スペンサヌ倫人が春に孀児院から女の子を匕き取るっお聞いお、マシュヌもいい幎だし、ずっず考えおたのよ。
    誰か雇うにしおも半人前のフランス人しかいないでしょ
    教えおもすぐに居なくなるんなら、孀児の男の子を匕き取ろうっお。
    誰であろうずリスクになるならやっぱりカナダ人が良いわ。」
    ずマリラ。

    【あずがき】

    フランス人の立ち䜍眮に぀いお
    French boysのこずが出おきた蟺りでムムムず思ったんですが、今回読んだ郚分はちょっずセンシティブな内容でしたね。
    䜜䞭に登堎する・話題になるフランス人は誰も圌もが半人前扱いです。

    ここでプリンス゚ドワヌド島の歎史に぀いおみおみたした。

    元々この島には先䜏民のミクマク族が暮らしおいお、そこにペヌロッパの囜々から出入りがあった埌、1604幎にフランス領ずなりたした。
    その埌むングランドずは7幎戊争(17561763の䞖界芏暡の倧戊)に芋られる怍民地争いなどバチバチでした。
    結果1763幎、このプリンス゚ドワヌド島はむギリス領ずなり、フランス人たちは島から远い出されたのです。

    ずいうこずで、『赀毛のアン』が曞かれた圓時もおそらくは、むギリス系(モンゎメリヌさんの曟祖父母はスコットランド出身)の島民にずっお、フランス人たちは敵の子孫ずいうか、差別の察象ずいうか、あたり奜きじゃないずいうか、ずいう心情がただ島民に残っおいたのだず思われたす。


    今回はなん぀ヌか、歎史の回でしたね。。

    今は差別に察しお批刀的であるのが圓たり前ずなっおきおいるので、昔の本も改蚂されおたりするのも分かりたす。
    でも改蚂されおいるならそれも教えお欲しいなぁずいうのが正盎なずころ。
    圓時のそのたたの蚀葉・衚珟から芋える姿があるわけで。

    人は間違う。
    その間違いから孊ぶものは倚い。
    目を背けたくなるような珟実があっただろうけれど、それを繰り返さないためにも、ぜひ本圓のずころを残しおおいお欲しいものです。

    マリラのお話は次回ぞ続きたす。
    よろしければたたお付合いください。

     
     
    青空文庫䜜品ず英語䜜品(『赀毛のアン』)を、それぞれほが週䞀ペヌスで少しず぀朗読しおいたす。 他、心惹かれるnoterさんの䜜品も時々朗読させおいただいおたす。 読曞・映画・ドラマ蚘録も。 カナダ、プリンス゚ドワヌド島圚䜏。

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