♭09 天井からポタポタ…これって雨漏り?漏水?結露? 見分け方を解説
「これって、雨漏りですか?
漏水ですか?
それとも結露水ですか?」
以前、私の記事を読んだ方から、
このような質問をいただきました。
ご本人にはすぐ返信しましたが、
同じように悩まれる方も多いと思いますので、
今回は少し詳しく解説してみます。
天井から水が落ちてきたら、まず考えられる原因は4つです。
1. 雨漏り
2. 結露水
3. 給水管からの漏水
4. 排水管からの漏水
それぞれ特徴が異なります。
「いつ、どんな時に漏れるのか」を観察するだけでも、原因の見当がつくことがあります。
1 雨漏り の場合
特徴
雨が降った時だけ発生します。
また、台風など強風を伴う雨の時だけ漏れるケースも少なくありません。
見分け方
漏水を発見したら、
* 雨が降っていたか
* どのくらい強い雨だったか
* 風は強かったか
を覚えておくと、原因究明の大きな手掛かりになります。
まずやること
お付き合いのある工務店さんや設計事務所へ早めに連絡しましょう。
なお、台風などによる被害であれば、
火災保険が適用される場合もあります。
2 結露水 の場合
特徴
夏場に発生し、涼しくなると自然に収まることが多い現象です。
例えば、天井裏に2階キッチンの給水管があるとします。
施工時に
「屋内だから保温材は不要だろう」
と考えて、給水管をむき出しのまま
施工してしまうことがあります。
そこへ冷たい水が流れると…
真夏の暑さの中では、
まるで《キンキンに冷えたジョッキ》のように
管の表面に水滴が付きます。
その水滴が少しずつ成長し、
ポタ…ポタ…
と天井へ落ちてくるのです。
見分け方
この現象は、
* 給水管
* エアコンの冷媒管
* 換気ダクト
などでも発生します。
夏だけ起こり、秋になると止まるようなら、
結露を疑ってみる価値があります。
3 給水管からの漏水 の場合
特徴
水道管には24時間365日、
水圧が掛かっています。
そのため、漏水すると基本的には昼夜を問わず
水が漏れ続けます。
見分け方
漏水量が少ない場合には、
ねじ接続部が錆び、その錆が一時的に隙間を
ふさいで漏れが止まったように見えることも
あります。
しかし、原因が解決したわけではありません。
まずやること
漏水は建物を傷めるだけでなく、
水道料金にも影響します。
早めに専門業者へ点検を依頼することを
おすすめします。
4 排水管からの漏水 の場合
特徴
キッチン、洗面所、お風呂、トイレなど、
水を流した時だけ発生することが多い
漏水です。
排水管は塩ビ管が一般的ですので、
* 接着部の劣化
* 管のひび割れ
* 継手部分の破損
などが原因になることがあります。
見分け方
排水した時だけ漏れるかどうかを
確認してみましょう。
特にトイレの排水では臭いを伴うことも
あります。
お風呂やトイレに水をため、
一気に流した時だけ漏れるようであれば、
排水管を疑う可能性が高くなります。
迷ったら、まずはセルフチェック
✔ 雨の日だけ漏れる
→ 雨漏りの可能性
✔ 真夏だけ漏れる
→ 結露の可能性
✔ 一日中漏れている
→ 給水管からの漏水の可能性
✔ 水を流した時だけ漏れる
→ 排水管からの漏水の可能性
最後に
同じ「天井から水が落ちてくる」という
現象でも、
原因によって対処方法はまったく異なります。
慌てて天井を壊したり自己判断で修理したりする前に、
「いつ」
「どんな時に」
「どれくらい漏れるのか」
を観察しておくことが、
原因究明への一番の近道です。
ついでながら…
次のようなことでお困りになったことはありませんか?
**A.**
天井裏でなくても、
自宅で漏水が起きているかどうかを
簡単に確認する方法。
**B.** 電気のブレーカーが何度入れても
落ちてしまう時の、応急的な対処法。
こちらも実際によく受ける質問です。
機会を見て、
分かりやすく解説したいと思います。
お急ぎの方は、質問箱からお気軽にどうぞ。
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