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♭10素人でも5分でできる漏水検査

「気が付かないうちに、
敷地内のどこかで水が漏れ続けていたら……」

少し怖い話をします。

もし、
壁の中や床下、屋外で水が漏れ続けていた
としても、
私たちは意外と気付かないことがあります。

天井裏で漏水すれば、
シミができたり水滴が落ちたりして
気付きやすいでしょう。

しかし、
壁の中や床下、
あるいは庭に埋まった給水管で
漏水している場合はどうでしょう。

室内には何の変化もない。

でも、
木材は少しずつ濡れ続けている。

そんなことも実際にはあります。

屋外で漏水していれば、
「庭がいつもジメジメしているな」
程度にしか感じないかもしれません。

そして、
気付かないまま年月が過ぎると、
木材の腐朽につながることもあります。

だからこそ、
一度は確認していただきたいことがあります。

しかも、
特別な道具は必要ありません。

必要なのは、
ご自宅の《水道メーター》だけです。

まずは、
水道メーターがどこにあるか
確認してください。

普段あまり気にすることはありませんが、
いざという時には、
とても頼りになる存在です。

次に、
家の中も外も含め、
水を使う場所をすべて止めます。

・キッチン
・洗面所
・お風呂
・トイレ
・洗濯機
・屋外の散水栓

など、
水を使うものがすべて止まっていることを
確認してください。

その状態で、
水道メーターを見ます。

メーター(パイロット)が
ピクリとも動かなければ、
ひとまず安心です。

一方で、
ゆっくりでも動き続けているようであれば、
どこかで水が使われている、
あるいは漏水している可能性があります。

まずは、
蛇口の閉め忘れやトイレの水が
止まり切っていないなど、
思い当たることがないか
確認してみてください。

それでも原因が分からない場合は、
水道業者さんや市町村の水道担当課へ
相談されることをおすすめします。

「漏水くらいで大げさな」
と思われるかもしれません。

でも、
漏水は水道料金が高くなるだけの
問題ではありません。

見えない場所で木材を傷め、
長い年月をかけて建物の耐久性に影響を及ぼすことがあります。

私は構造設計に携わる立場として、
そこが一番気になります。

たとえ耐震等級3の住宅であっても、
柱や土台が腐朽してしまえば、
本来の性能を十分に発揮できません。

家は、
丈夫につくることも大切ですが、
丈夫な状態を保ち続けることは、
もっと大切です。

今回ご紹介した点検は、
5分もあれば終わります。

そして、
何も異常がなければ、
それが一番良い結果です。

家は、
壊れてから直すより、
壊れる前に気付く方が、
時間も費用も、そして安心も大きく違います。

ぜひ一度、
ご自宅の水道メーターを
確認してみてください。

未来の我が家が、
きっと感謝してくれると思います。

次回も、家を長持ちさせるために役立つ情報をお届けします。

それでは、また。

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