今日も学校では重大事件が発生した――SNS、スマホ、そしてスカート丈
「SNSに投稿したのがバレました」
「顔を加工した写真を載せたら問題になりました」
「友人と喧嘩しました」
――なるほど。今日も学校という小さな社会では、壮大な事件が発生しているらしい。
もちろん指導は必要なのだろう。
しかし、ふと思う。
ボーナスが給与の0.8倍も出る職員が、そこまでしてスカート丈を数センチ単位で追いかけ、休み時間のスマホ使用を取り締まることに、どれほどの教育的価値があるのだろうか。
もしかすると、注意の声を張り上げるより、教室に音楽を流した方が空気は変わるのではないか。
無線設備でも置いて、生徒が自分たちで環境を作れるようにした方が、よほど建設的なのではないか。
キーボードがあるなら、誰かが「渚のアデリーヌ」の初級者アレンジでも弾けばいい。
風紀というものは、上から命令されて完成するものではない。
自分たちが「この場所をどうしたいか」を考えた結果として、少しずつ形成されるものだ。
ただ規則違反を探して叱り続けるだけでは、残るのは規則を守る人間ではなく、監視されることに慣れた人間だけなのかもしれない。
