メインコンテンツへスキップ
見出し画像

エモすぎる謎ねぶた

    虹倉きり@note朗読

    「このねぶた、なんとかなんねぇべか?」

    かっちゃが蝋書きされた孔明を見て言った。

    「なんかさぁ、もうちょっと…………ほれ」

    「なんだべ?」

    「だはんでこればさ……いや、頭あだまでは浮かべちゃあんだけど、名前が出でごねじゃ。あのさ……」

    「せばだば分がんねびょん。なんなんずや」

    「ほれ、あのぉ……今やってるドラマのあれ。向井理が出でるやづ」

    「……パリピ孔明?」

    「そうそう! あれみたいにさ、キラキラ~って、なんねの?」

    「キラキラ~って……全部終われば色付けすんだはんで、中さ明かりば照らすべな」

    「でねぐて! 今ほら、ケーズデンキとかさ行げば高い値段っこであるでねの! あれ、紫とか緑とかに変わるパソコン!」

    「あぁ、ゲーミングPCな」

    「あれみでぐでぎねの?」

    「七色さ?」

    かっちゃはニヤリと笑ってその場を後にした。

    *

    今年の地域ねぶたも無事成功。

    俺のやつ……「ゲーミングねぶた」としてSNSで大バズリしてた。

    わいは、来年は本祭かぁ?

    (410)

    この小説はたらはかにさん主催企画「#毎週ショートショートnote」参加作品です。

    【用語解説はこちら!】


    この記事が参加している募集

     
     
     
    物書きナレーター・葬儀司会者。「意志のある声」で、皆さんのnoteを朗読する企画をしています。朗読検定準2級所持。書き物のリクエスト・スタエフコラボ企画も募集中です。2024.10.24 noteセミリタイアしました(企画・コンテスト等の記事更新は不定期継続中)。

    あなたへのおすすめ