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いわた書店に行ってきた ~秋のドライブ~

    森野きのこ

    いわた書店に行ってきました。
    なぜ行ったかって、今年の「人生ビンゴ」に書いたから。

    いわた書店というのは、北海道砂川市にある本屋さんです。本好きの人ならどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。
    一万円選書
    自分の読書カルテを書き、それに沿って、いわた社長がひとりひとりの分を選書してくださるというもの。申し込みが殺到してなかなか当たらない中、なんと2021年に当たったんですね、森野が。

    それ以来、ずっと行きたいと思っていたんです。

    だって行けるんですよ。これが東京とか九州の書店だったらそうは思わないけど、電車に乗るか、あるいは車で行けちゃう場所にあるんですよ。砂川って札幌からそう遠くないです。80キロぐらい?

    なのに行こう行こうと思いながらずーーーーっと果たせませんでした。
    「行くぞ」と決意するだけなのに。

    その決意を年頭の「人生ビンゴ」に書き、そしてとうとう実行したというわけです。10月の、まだ雪が降らず(10月に降ることもけっこうあるのよ北海道は)、天気が穏やかで自分の体調も悪くなかった日に。若者と違ってなかなか体調の良い日は無いのでね。うちのくらりさんも連れて。

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    助手席のくらりさん
    実はこの車での遠出はこれが最後となりました

    途中やけにみんなトロトロ走るなあと思ったら4台前にパトカーがいたりとか、ちょっとビビることもありましたが、無事、砂川の地に到着しました。意外に近い! 札幌からは高速を使ってもいいし、国道12号線を走ってもそんなに変わりません。

    「すないる」という公共施設が書店のすぐ隣にあり、その裏に大きな駐車場があります。そこの「契約者専用駐車場」という所に停めていいのです。駐車場の壁に沿って4台分あります。

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    見よ、これがいわた書店の側面だ(すないる側)
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    こちらが正面

    「こんにちは」と言って入りました。

    小さい町の本屋さんです。
    店員さんが他のお客さんの対応をしていたのでしばらく店内を見て回りました。入り口付近にお店が選書したと思われる文庫やハードカバーが並べられています。以前選書で自分に選んでもらった本もありました。知らない本もたくさん。

    前のお客さんが帰られたので店員さんに挨拶しました。わたしはどちらかというと引っ込み思案なので、自分からこんな風に声をかけるのは珍しいです。でも憧れのいわた書店に来た!という事実が普段とは違う自分を引き出したみたいです。
    「以前、選書していただいた者です。一度来たくて」

    挨拶したあとはブラブラと店内を見てまわりました。正面から入って右側は文具のコーナーになっていて、本は左側です。文庫が主で、じっくり背表紙をながめていきました。新刊や売れ筋だけでなく、おっ、これはわざわざ入れているのかな、みたいな本もあって面白いです。さすがいわた書店。

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    店内画像はいわたまさんに許可を取り撮らせていただきました

    奥にいらっしゃったのは、いわたまさんでした。いわた社長の娘さんで、お店のyoutube配信をしたりなど幅広く活躍していらっしゃる「中の人」です。
    そのいわたまさんとも少しだけお話しすることができました。やったぜ!
    「御書印帳にスタンプをもらおうと思っていたら、肝心のその御書印帳を忘れてきてしまって」と言うと、
    「あるあるですね〜」
    と返してくれたいわたまさん。ふふふ、会話のキャッチボールが心地いいです。

    結局、たくさんの本を抱えてお店を出ることになりました。
    「虹いろ図書館のへびおとこ」は以前から狙っていた文庫。詩や短歌、俳句の棚があったのでついフラフラと長田弘を一冊。その他に多分いわた社長が推しているであろう(たくさん並んでたから)大平一枝さんというエッセイストの本を一冊。須賀敦子も一冊。さらに雑誌なんてわざわざここで買わなくてもいいのに買っちゃったですよ。そしていわたまさん作の同人誌「波乱万丈いわた書店絵日記」の1と2も購入。結局、セルフ一万円選書をして出てきたのでした。

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    本屋はどこも魔窟

    その後は12号線を少し北に走って北菓楼で昼ごはん。平日なのに満員で少し待ちました。お菓子屋さんですがカフェにはパスタやカレーもあります。健康診断を控えているのでお菓子はパス。

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    北菓楼砂川本店

    そして次に二つ目の目的地、アルテピアッツァ美唄に向かいます。国道12号線をひたすら札幌方面に南下しました。

    アルテピアッツアは、正式名を「安田侃やすだ かん彫刻美術館 アルテピアッツア美唄」といいます。閉校になった小学校をそのまま利用した施設で、抽象的でやわらかい形の安田侃の彫刻が屋内にも屋外にも設置されています。自然の中でとても美しいです。
    とにかく行ってみないとあの感覚ってわからないので行って見て下さい!

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    紅葉がこの写真の100倍くらい美しい

    小学校の校舎や体育館をそのまま利用した展示施設と、自然の中に泰然と置かれた作品群があります。どれも意味はわからないけれど、そばにいて気持ちが落ち着くのです。

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    屋内に展示されたオブジェ

    そしてカフェも!
    カフェがまた素敵で、さらにカフェの外側の薄暗い森みたいな場所もステキなんですよ。今は熊が出やすいので掲示に注意ですけど(熊出没の注意喚起掲示はあちこちに出ていますからよく見てね)。

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    arte cafeの入口

    カフェの窓から外を望むとこんな感じ。

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    北菓楼砂川本店で我慢したのにここでスイーツをいただいてしまう。意思薄弱
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    上の写真の窓越し遠くに見えていた作品で、くらりさんのぬい撮りをしました。
    オブジェが大きい

    最近はもう4時になると日が陰ってしまうので、暗くならないうちに家路につきました。この日に回ったのは北海道の中でも「空知地方」といいます。まだまだたくさん他にも見所があるので、また機会を見て出かけようと思います。

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    夢見る頃はいつまでも。BBA道を極めるため今日も邁進します。 好きなものは本、花、旅、カフェ、美術館、クラシックとジャズ。あと、踊り系(ダンス、バレエ、フィギュアスケート)。自分は見るだけ。 2026年現在、90代後半親を遠距離介護中。飛行機出勤で月の半分ほど実家滞在。

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