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エッセイって、なんなんだ!

    穏やかな木漏れ日の差すカフェのテラス席で、繊細な花の絵が描かれたカップに入った紅茶をすすりながら、薄い紙のノートにボールペンでサラサラっと文字を走らせる。
    わたしの中のエッセイは、そんなイメージだ。
    オシャレな人による、オシャレな人のための、オシャレなもの。

    わたしがこれまで書いてきたものはエッセイなのか?
    それとも日記?随筆?正直よく分からない。
    日記ほど明解ではなく、随筆ほど厳かではない。消去法でエッセイと呼ばせてもらおう。

    だが、わたしは冒頭で書いたような"オシャレ"とは程遠い。
    今だって、マウントレーニアのカフェラテ片手に部屋着でヘアバンドを付けながら、1人パソコンに向かって文字を打ち込んでいるのだ。

    なら、エッセイとちゃうかー。
    とわたしの中のスーツ姿の角刈りおじさんが悩んでいるが、一旦それでもエッセイということにしておこう。


    エッセイを書いているときは、いつも改行に迷う。
    何かしら決まりはあるのだろうか。
    気分的にはこんな風に、句点毎に改行したいのだ。
    なんだかこっちのほうが、書いてて気持ちがいいし読むときもリズミカルにサクッと読めそうな気がして心地が良い。

    ただ、わたしの中での正統派エッセイは書籍化されたときに見やすそうな、改行が少なめのものをイメージする。だから憧れちゃったりして、たまにかっこつけて敢えてこんな感じで改行を少なめにしたりしてみるが、これがなかなか難しい。
    なんか真っ黒だから一旦ここで改行しとくか。そんな感覚的なノリで果たして良いのだろうか。


    いつか角刈りおじさんが、「ならエッセイやないかい」と腑に落ちてくれる日は果たして来るのだろうか。
    いや、そんなおじさんのことは気にせず、自分でこれはエッセイだと定義しちゃえばエッセイになるのかもしれない。
    そんなことを考えながら、乱雑に積み重なったエッセイの本棚にこの文章も置いておきたいと思う。


     
     
     
    「気になる」のその先に、どんな景色が見えるのかワクワクする。 そんな30代独女の記録帳。

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