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静かな朝

    陰のひかり

    最近、
    朝の時間が少し好きです。

    特別なことは、
    何も起きません。

    ただ外に出て、
    空を見上げるだけ。

    町はまだ静かで、
    人の気配も少ない。

    空には雲がゆっくり流れていて、
    ときどき鳥の声が聞こえます。

    何かを考えるわけでもなく、
    ただ空の色や、
    雲の形を見ている。

    すると、
    胸のあたりが
    すっとゆるむ感じがあります。

    気づくと、
    体も少し軽くなっている。

    そういえば、
    子どもの頃の夏休み。

    ラジオ体操に向かう朝も、
    こんな空気だった気がします。

    静かな町を歩きながら、
    なんとなく空を見上げていた
    あの感じ。

    最近の朝は、
    その頃の感覚に
    少し似ている気がします。

    世界は変わっていないのに、
    空を見上げるだけで、
    どこかやさしく感じる。

    そんな朝のあと、
    今日もまた、
    静かに一日が始まっていきます。


    光はいつも、
    静かなところに
    降りてきます。

     
     
     
    静かな時間の中で、 ふと残った感覚を言葉にしています。 誰かを変えるためではなく、 そっと寄り添うための文章です。 読み終えたあと、 何も足さなくていいと 感じてもらえたら幸いです。

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