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Photo bytomekantyou1

【殺人】わたしはいったい、何人の人を殺したのだろうか。

    ウバといいます。
    訪ねていただきありがとうございます。


    ONE PIECEといえば、もはや知らない人を探すほうが難しいほどに有名な漫画だ。わたしも子どものころから読ませていただいている。

    1994年から連載開始らしい。27年前か、わたしは小学生だ。そして今、小学生の息子さんがリアルタイムで楽しんでるのだから驚きだ。

    ONE PIECEは、とにかく名場面が多い。わたしもなんども泣かされた。特に好きなのは、チョッパーが初登場する冬島編だ。

    チョッパーとは、主人公ルフィ率いる麦わら海賊団のクルーのひとりである。悪魔の実を食べたトナカイだ。

    そして、この冬島編の名場面といえは、Dr.ヒルルクのあのシーンだ。もう、あのシーンで伝わるだろう?あのシーンだ。

    「人は、いつ死ぬと思う…?
    心臓を銃で撃ち抜かれた時……違う
    不治の病に犯された時……違う
    猛毒キノコのスープを飲んだ時……違う!!
    ……人に忘れられた時さ……!」

    Dr.ヒルルク

    見たことのない人は、スミマセン。見たことある人は、ぜったい泣いたはずの名場面。当時のわたしはぜったい泣いてたと思う。

    今でも読めば涙する名場面だ。このセリフは、深く心に残っている。そうか、忘れない限り人は死なないんだ。そう思わせてくれた。

    で……



    今まで、何人の人を殺してきましたか?



    自分に問うてみる。今まで何人のひとを忘れてきましたか?だ。人生とは出会いの連続である。すれ違うだけの人もいれば、愛し合う人もいる。

    そんな出会いすべてを覚えてはいない。だが、その中で無理やりにでも忘れた人、忘れようとした人ってのはいないだろうか?

    つまり、心の中で殺してきた人だ。そんな人がいないだろうか?と、自分に問うてみた。なかなか結構いるんだなあ、これが。殺した人。

    まあ、思い出したわけだから生き返ったのだけど。じっさい忘れたい人ってのは、確かにいる。イジメてきた先輩や、嫌な上司。すね毛をむしり取ってきた同僚や、腕毛を燃やしてきたアイツ。その他etc……

    ああ、どんどん生き返ってきた。思い出すんじゃなかった。せっかく殺したのに……。まあ、また殺すとしよう。

    と、物騒なはなしはここまで。

    こうやって思い出すと、わたしは好きだった人ってのは忘れていないことに気づいた。いちど愛した人は殺してないのだ。

    恋人とかいうはなしではない。おじいちゃんやおばあちゃん、父親もそうだ。もちろん元恋人だってそう。そんな人たちを、わたしは殺してないことに気づいた。

    これが愛なのだ。忘れないこととは、つまり愛なのだと気づく。初めての恋人は、わたしと同じ名前の先輩に寝取られた。それでも、わたしは忘れていない。良き思い出として覚えている。

    恋愛経験が豊富ではないため、覚えているという可能性もあるだろう。そりゃ何十、何百とお付き合いしたような経験者なら、8割は忘れるだろう。

    忘れる人と忘れない人とのあいだには愛情の差がある。それに気づいた夏のはじまり。



    って、あたりまえか。好きなことは覚えてて、キライなことは忘れる。こんな当たり前のことも、ちゃんと考えないと忘れてしまうなあ。

    当たり前を、当たり前と思うために考える。それがたいせつなのだ。noteを書くことで、そんな当たり前と向き合うのだ。

    書くことで、わたしは殺してきた人を思い出してしまった。なら、もう殺すのはやめよう。せっかく生き返った彼らを、わたしはもう殺さない。



    やっぱ殺す。



    ここまで読んでいただきありがとうございます。
    あなたは、どんな人を殺してきましたか?



    それでは、佐世保の隅っこからウバでした。

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