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ドイツ一人旅_ベルリンの壁_05_04【海外旅行】

    前の話  プロローグ  5日目01

    1999年冬 5日目 ベルリン

    目の前にベルリンの壁がある。

    総延長155キロメートルもあったベルリンの壁は一部を残して既になくなっていた。その一部が存在している壁は何気ない街の片隅にあった。

    壁は落書きで埋め尽くされているが、反対側はまっさらだ。そして、壁はさほど高くなく、厚さは薄く、簡単に飛び越えることができるのではないかと疑問に感じた。

    しかし、それは僕の認識が間違っていたのだ。

    壁は1枚しかないと思っていたのだが正確には2枚あるのだ。西ベルリン側と東ベルリン側に平行して壁が作られており、壁と壁の間は数メートル以上の空間があった。それを知って納得することができた。

    この壁がドイツ人の心をどれだけ隔てていたかは計り知れない。しかし自由になった今日では皆表情は明るく、あちらこちらでビルが建てられ再開発が進んでいる。時代は常に変わっているのだ。

    さて、この後はどこに行こうか?午前中にかなり歩き、慣れないワインも飲んだことから、だいぶ疲れてしまった。

    とりあえず新国立美術館に行くことにした。

    バスに乗ると途中で、黄金色の正面から見ると五角形になっているベルリンフィルハーモニーの芸術的な建物が見えた。

    今度ドイツに来る機会があれば一度はクラッシックコンサートに行ってみたいな、と思いながら通り過ぎた。



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    ショートストーリー(というよりは端的に物事を伝える練習)を主に投稿してます。ドイツを一人旅しました。阪神タイガース、埼玉ワイルドナイツ、越谷アルファーズ、浦和レッズのファンです。ラジオを聴きながら、あちこち食べ歩き回ってます。たまに演劇を鑑賞します。21~24時頃に現れます。

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