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ワンコになったロジくんの函館おばちゃん観察日記⑩




    函館おばちゃん一家フィールドワーク報告書

    〜ワンコロジ研究所 総括〜

    🐶ロジ研究員

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    調査期間

    2026年6月

    調査対象

    函館おばちゃん一家

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    【主な研究成果】

    ① ココロの充電所

    休むと言いながら活動する生態を確認。

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    ② 床置き文化

    床は収納の代替ではなく、
    思考の可視化ツールであることが判明。

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    ③ ババロアは主食なのか

    主食ではなく回復活動であった。

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    ④ 厳格な収納文明からの亡命者

    おばちゃんは床置き文化の継承者ではなく、
    整理整頓文明からの離脱者だった。

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    ⑤ 輪ゴムと几帳面の民俗学

    父は下着を輪ゴムで留める。
    祖父は空段ボールを保存する。
    一族は捨てられない民である。

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    ⑥ 玉座を継ぐ者

    祖母の椅子は
    現在ムサシ会長が実効支配している。

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    ⑦ ルンバが走れなくなった日

    ルンバの移動権が著しく制限されていることを確認。

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    ⑧ しまえない自称ジョブズ
    (床はデスクトップ理論)

    床はデスクトップであり、
    散らかっているのではなく展開されている。

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    ⑨ アトモスの青空

    おばちゃんと娘氏は
    Tシャツを見て空を見ていた。

    買わなかった。
    しかし記憶には残った。

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    【総合所見】

    当初、
    研究所は

    「床置き文化の観察」

    を目的としていた。

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    しかし調査を進めるうちに、
    これは収納の問題ではないことが判明した。

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    祖父。
    祖母。(本編では触れていないが、食器コレクターだった。施設へ入居後、母がかなり処分した)
    父。
    母。
    息子氏。
    娘氏。
    ムサシ会長。

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    みんな少しずつ変で、
    少しずつ優しい。

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    そして何だかんだで、
    一緒に暮らしている。

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    研究所は結論づける。

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    この一家は、
    整理されていない。

    でも、
    誰かが困れば、
    誰かが手を出す。

    文句も言う。
    笑いもする。
    そして、

    そして何だかんだで、
    離れたり、集まったりしながら、
    家族の時間は続いている。

    整理されてはいない。

    でも、
    ちゃんと繋がっている。

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    完。

    🐶研究員ロジ

    「人も家族も、きれいに整理できるものじゃない。
    でも、つながりは見つけられる。」

    ……たぶん、それがCoinBridgeなんだと思います。

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