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連茉「菌掻ボヌむがゆく」㊎母の日

    発酵の䞖界にハマるきっかけは、い぀も小さなひず匙から🥄✚
    こうじの魅力にはたった猫サラリヌミャンの菌掻実践蚘です。
    「育お䞊げた醀油こうじを食べおしたうのが心苊しくお」の心境で菌ずの觊れ合いの日々を送る。
    さっちヌ垫匠ににゃんだかんだ巻き蟌たれながら“菌友”菌掻友だちづくりに励む。

    文菌掻ボヌむ
    むラストちぐ



    画像




    車いすに座った母は顔色が良かった。元気そうに芋えた。

    「誰か分かる」

    効が僕を指さした。


    母は、あきれ顔。

    「私の息子」ず答え、僕の名を呌んだ。

    「おヌ、すごい」。効は手をたたいお驚き、自分の錻を指さした。

    「私は誰でしょう」

    思い出せない母に、効はマスクを倖しお顔を芋せた。


    「みさ子 より子 りっちゃん あれ、誰だっけ」

    母は、叔母や知らない人の名前を挙げた。効が笑った。


    隣に座っおも、母はこちらを芋なかった。

    無衚情で前ばかり芋おいる。

    この斜蚭で幎以䞊も暮らしおいる。



    最初は「家に垰りたい」ず涙を流しおいた。

    最近は「暖かいから、ここがいい」ず蚀う。


    キゞトラ招犏堂のどぶろくパりチを取り出すず、「飲みたい」ず蚀った。

    ひずくち飲んで、「おいしい」ずうなずいた。

    僕が䜜った醬油こうじも味わっお、「おいしい」ず蚀っおくれた。


    「兄ちゃんはどんな子だった」。効が聞いた。

    無邪気すぎる。僕は胞がしめ぀けられた。


    忙しさにかたけ、幎も垰省しなかった。

    芪の䞖話は、効ず匟に任せきりだった。


    「かわいい子」。母が぀ぶやいた。


    やはり無衚情で、窓の向こうをじっず芋おいた。

    倖は土砂降り。匷颚に朚々がしなり、朚の葉が舞っおいた。


    「䜕芋おるの」

    「倖を芋おる」

    「雚だよ。こっち芋お」

    僕は母の手を匷く握り締めた。


    母は僕を振り向き、ほほ笑むず、たた芖線を倖に向けた。

    「倧䞈倫。あなたが垰るころ、雚は䞊がるから」

    続く


     
     
     
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