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もし本を書くなら、どんな本を書いてみたい?

こんにちは、ぱんだごろごろです。
本田健さんの、「ハッピーライティングマラソン」第69回目のお題は、

『もし本を書くなら、どんな本を書いてみたい?』

です。

いや、もう、今書いている真っ最中です。


✤ただいま連載中です✤


この作品の原型を書き始めたのは、約20年前のことですが、あえなく途中で挫折しました。
それ以来、長らくファイルの中で眠っていた下書きやメモ類を、今年の8月になって、引っ張り出し、今や夢中になって書いています。

内容は、幼なじみの男性2人が事件に巻き込まれたものの、力を合わせて無事に生還するという、謀略ハードボイルドものです。

以前、男性2人の関係性だけを切り取って、短編にした時には、BLものの範疇に含まれる内容でした。

今は、そこから進んで、いよいよ謀略戦の舞台に2人を配置するところまで来ました。
とは言っても、まだ伏線を張り終えただけで、具体的な事件は起こっていません。

いよいよここからが正念場です。
ハードボイルド(っぽいもの)が自分に書けるのか、それを考えると、怖くて逃げだしたくなるので、なるべく考えないようにしています。

一番怖いのは、色々苦心して積み上げてきたものが、通り一遍の竜頭蛇尾話に終わることですが、これは誰でも通る道。
この怖さは、物語を自分で組み立てたことのある人なら、どんな人でも感じるものだと思うので、ことさらに怖がらず、不安がらず、淡々と書いていければいいな、と願っています。



この作品を再び書こうと思ったのは、この『ハッピーライティングマラソン』第62回のお題がきっかけです。

この作品は、今から20年以上前に書きかけたものの、クライマックスの二重構造になっている場面(表面上はこうだったが、裏ではこういう事態が進行していた)の整合性を取るのに疲れ果て、あー、私には才能がないんだわと、投げ出してあったものです。

上記の記事より

『「いつかやろう」と思って、もう何年もたっていることは何ですか?』

そう訊かれたときに、真っ先にこの作品のことが頭に浮かんできたのです。

やっぱり忘れられない。

でも、うっかり始めてしまって、結局最後まで書けませんでした、とか無理矢理やっつけ仕事で終わらせました、とかになってしまったらどうしよう。

不安はいくらでも湧いてきます。
それでも、その不安を抱えてでも挑戦したいという理由が、私にはありました。

その理由とは、テレビドラマ『ゲゲゲの女房』に登場した、村井修平(漫画家・水木しげる氏の父親がモデル)氏と同じ轍は踏みたくない、という強い思いでした。

NHKの朝の連続テレビ小説に登場した村井修平氏は、芸術家肌の人で、事業は上手くいかなかったようですが、亡くなるまで映画や演劇を愛した人として描かれています。

(前略)父亮一は趣味の人でした。
境港で初めて東京の大学(早大)へ行ったんですが、映画や芝居ばかり見て暮らしてたようです。(中略)
とにかく映画が好きで、脚本家が夢だったようです。私が小学校に入る前後だったと思いますが、芝居小屋を借りて映画館をやってました。(後略)

讀賣新聞オンライン「[時代の証言者]妖怪漫画 水木しげる」より引用


朝のドラマの晩年の村井修平氏には、ライフワークがありました。
いつもノートや原稿用紙のようなものを持っていて、なにやら執筆しているのです。
が、結局亡くなるまでに原稿は完成しませんでした。未完のまま、終わったのです。
(ドラマを見ていたときの記憶に頼って書いていますので、内容が違っていたら申し訳ありません)


右端が村井修平氏(演:風間杜夫)「ゲゲゲの女房」より(NHKアーカイブス)


自分の未完の作品のことを思うとき、私はいつもこの村井修平氏のことを思い出すのでした。

彼と同じことになってはいけない。
私はこの未提出の宿題をやり切って、提出しなくては。

ぐずぐずしていたら、あっという間に人生の終末はやって来る。

そう言う訳で、今日も私はハードボイルド作品の完成を目指して、少しずつ少しずつ、書いているのです。


#ハッピーライティングマラソン
#本田健
#幼なじみ


今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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