今の自分だからこそ、もう一度読みたい本は?
こんにちは、ぱんだごろごろです。
本田健さんの、「ハッピーライティングマラソン」第68回目のお題は、
『今の自分だからこそ、もう一度読みたい本は?』
です。
勝手で申し訳ないのですが、今回のお題、『今の』という『今』の時間の幅を広く取って解釈させていただきました。
狭義の『今』と考えてしまうと、今現在読んでいる途中の本が数冊ありますので、どうしてもそちらの方が優先されてしまいます。
そのため、この際、時間の幅を広く取り、「老境に至ったら」読もうと思っていた本をご紹介します。

私には、「もう一度読みたい!」と思って、だいじに取ってある本が、3冊あります。
「聊斎志異」 蒲松齢著
「紅楼夢」 曹雪斤著
「晩夏」 アーダルベルト・シュティフター著
「何度も読み返したい」と思う本たちとの違いは、その長さ。
「もう一度読みたい」とは、私の場合、
『もう一度、最初から最後まで、通しでじっくり味わいながら読んでみたい』
ということなのです。
そのため、上に挙げた3冊の本は、初読時から数十年経っていますが、未だに通しで読み返したことがありません。
楽しみは大切に取ってあるのです。
これだけの長さの本を、通しでじっくり読むためには、まとまった時間が必要です。
私の人生計画で、まとまった時間が取れるのは、老後、一人暮らしになった時。
その時のために、今まで読み返さずに、我慢してきたのです。
ただ、確率は少ないながら、一人暮らしをする前に、私の方が夫よりも先に旅立つということもあり得ます。
そういう場合に備えて、取ってある本も2冊あります。
「折りたく柴の記」 新井白石
「愚管抄」 慈円
これらは上記3冊に比べると、さほどの長さでもありません。
ただし、2冊とも、初めて読んだ時に、
『こんなに面白い自叙伝や歴史書があるのか!』
と感激したもの。
そのまま、今まで読まずに取ってありますから、その面白さへの期待は、上記3冊にも劣りません。
二人暮らしでも、身辺が落ち着いてきたら、まずこちらの2冊を先に読もうと思っています。

【もう一度読みたい5冊の本】
「聊斎志異」 蒲松齢(1640年ー1715年)著
中国、清代前期の怪異短編小説集。
神仙・狐鬼・妖怪などと人間との関わりが、情感豊かに描かれている。
怪異文学の最高峰と言われている。
★私の手もとにある「聊斎志異」は、角川文庫版の全4巻のもの。
短編集ですから、読んでも読んでも次の話が待っている。安心して読み尽くせる怪異伝奇小説集です。
「紅楼夢」 曹雪斤(?-1763年)著
中国、清朝中期(18世紀中頃)に書かれた長編小説。
上流階級の賈氏一族の貴公子である賈宝玉を主人公とし、繊細でプライドの高い美少女の林黛玉、良妻賢母型の薛宝釵の三角関係を軸に展開する
(中略)
また、主人公である賈宝玉と林黛玉以外にも様々なヒロインが登場し、男女の関係だけでなく、召使や侍女同士での地位や金銭による厳しい派閥争い、主従関係、主人と侍女といったような多くの関係性も描いている作品である。
★何よりストーリーが面白い。
桁はずれの富裕層の暮らしが細々と描かれていて、楽しく読めます。
私は「薛宝釵」派です🩷
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「晩夏」 アーダルベルト・シュティフター(1805年-1868年)著
オーストリアの作家により、19世紀中頃に書かれた長編教養小説。
恵まれた家庭に育った青年ハインリッヒが、人生の師とも言えるリーザハ男爵に出会い、理想的に成長して行く姿を描く。
★家具ひとつに至るまで、ゆるがせにしない審美眼。美しい暮らしとは、教養とは何か。
リーザハ男爵の薔薇の家で、ハインリッヒは様々なものを吸収し、学び、人格を鍛えて行きます。
「折りたく柴の記」 新井白石 (1657年ー1725年)著
江戸時代中期の儒学者、新井白石の自叙伝、回顧録。
上巻は白石の祖父母や両親の伝記、白石の生い立ちから甲府家出仕までの出来事、中巻と下巻は幕府関係の出来事が中心で、徳川家宣や徳川家継の政治的業績(正徳の治)がまとめられている。
★日記文学として読むのも面白いかな、と思っています。
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「愚管抄」 慈円 (1155年-1225年)著
平安時代末期~鎌倉時代初期の天台宗の僧侶、慈円による歴史書。
巻1から巻2までは神武以来の天皇年代記、巻3から巻6までは道理の推移を中心とする歴史叙述、そして巻7は道理についての総括となっている。
北畠親房の『神皇正統記』と双璧を為す、中世日本で最も重要な歴史書と評される。
★内容をまったく覚えていないので、新たな気持ちで読めると思い、楽しみにしています。
老後のための、私の秘蔵本5選。
あなたがもう一度読みたいと思っている本と同じものはありましたか?
【蛇足】読みたい本は後に取っておく私ですが、好きな食べものは真っ先に食べる派です。

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