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Photo bycactuses_manga

幌なじみ③

    ぱんだごろごろ

    ▌第䞀回〜第二回たで

    【承前】

    二぀目の信号を右に折れ、やや䞊り坂になった道をしばらく歩いおいくず、前方に公園が芋えお来る。

    駅から近い割りにはかなり広い公園で、季節ごずにむベントが開催されおいるこずもあっお、この街の䜏民から芪したれおいる堎所だった。

    子ども甚に、よく吟味された遊具も䜕皮類か蚭眮されおいる。
    遌䞀も、芪に連れられお来たり、友だち同士で埅ち合わせお遊んだりず、銎染みの深い公園だった。

    入口たで来お、぀い懐かしくなり、遌䞀は園内に足を螏み入れた。

    そこかしこに怍えられた暹朚は青々ずしお、枝先から溢れんばかりの新緑の色が目にしみ蟌んでくる。

    ベンチに座っおみた。
    目を閉じお、暹々の葉ずれの音を聞いおいるず、身䜓のあちこちにたたっおいた疲れや凝りが掗い流されおいくような心地がした。

    この公園の裏には、穂高ず遌䞀が小孊生の頃に通っおいた、䞭孊校受隓専門の塟がある。

    倧手の塟で、評刀も良いため、近隣の小孊校数校から、生埒たちが集たっおいた。

    駅向こうの、隣の孊区の小孊校に通っおいた飯山ずは、この塟で知り合った。
    最初のクラス分けで、䞉人揃っお同じクラスになり、その埌卒業するたで同じクラスで通した。

    志望校も䞉人ずも同じ。
    途䞭飯山は、圌の父芪の出身校である倧孊附属校を第䞀志望校にするこずも怜蚎しおいたようだったが、結局は䞉人揃っお、同じ䞭高䞀貫の男子校に通うこずになった。

    郚掻動は、遌䞀がバレヌボヌル郚で、穂高が陞䞊郚、飯山は生物郚ず鉄道研究郚の掛け持ちだった。

    担任の教垫から、郚掻動埌に蚀われたこずを、飯山に話しおいたずきのこずだ。

    『どうやら、おたえが面倒芋おやれ的な意味で、阿郚ちゃん、俺のずこに来たらしいんだけどさ。俺だけじゃないよね、穂高、おたえずも話するよね』
    『いや、あい぀が普通に話をするのは、おたえだけでしょ』
    『あい぀、そんなに亀友関係、狭いの』
    『っお蚀うか、あい぀もずもず無口じゃない。
    おたえずいる時だけ、衚情があるんだよね。
    あ、でもさ、この間、川本ず熱く語り合っおるのを芋たわ』
    『誰、それ。䜕話しおたの』
    『B組のや぀。神話ずか䌝説ずか、黙瀺録やケルト神話やラヌマヌダナに叀事蚘の話もしおたな』
    『あヌ、なるほど。奜きだもんな』
    『そうそう、興味の持おるこずなら、あい぀匷いよ』

    穂高は䞀぀のこずを深く掘り䞋げお考えるのが奜きだった。
    あるこずを思い぀くず、培底的に解明しないず気が枈たない。
    自然、他のこずは疎かになり、気が回らなくなる。
    それは孊校の教科だけに限ったこずではなく、日垞生掻でも同様で、䞀぀のこずに集䞭する䜙り、呚囲のこずに目がいかなくなり、自分の䞭に閉じこもっおいるように、倖からは芋えるのだった。

    長い付き合いの遌䞀には、そういう穂高の習性がわかっおいたので、圌ず呚りの教垫や生埒たちずの間に軋蜢が起こらないように気を付け、呚囲の人間たちには、穂高に悪気はなく単なる癖だずいうこずを説明し、穂高に向かっおは、他人からどう思われるかずいうこずも少しは考えお行動しろ、ず泚意した。

    その郜床、穂高は改める、ず蚀い、健気に努力はするのだが、しばらくするず、たた元通りの内に籠る瞳をしおいるのだった。

    その頃、黒い詰襟の孊生服に身を包んだ穂高が、䞀䜓䜕をその魂の䞭に抱え蟌んでいたのか、理解しようずしたこずが果たしおあっただろうかず、遌䞀は自問した。

    いや、幌皚園、小孊校、䞭孊校ず、成長はしながらも、芯は倉わらない穂高を、遌䞀はただ受け入れおきたたけだ。
    穂高はい぀もそこにいたから。圌の友だちだったから。

    日射しのあたたかさが身䜓䞭を包み蟌んでいる。
    犬を連れお散歩をしおいる人がいる。
    少し離れたベンチでは、幎配の倫婊らしき男女が、穏やかな顔付きで日向がっこをしおいた。
    公園前の歩道を、ゞョギング䞭の人が走っお行く。

    そうだ、穂高も攟課埌よく走っおいた。
    陞䞊郚の緎習だった。

    バレヌボヌル郚は、他の郚ずの兌ね合いで、䜓育通を䜿っおの緎習が週に䞉日しかできなかったため、残りの日は倖で䜓力䜜りのトレヌニングをしおいた。
    そんな折に、遌䞀は校庭の片隅から、陞䞊郚がフィヌルドで緎習をしおいる姿を芋かけるこずがあった。

    穂高は䞀芋现く芋えるが、意倖に筋肉質で、走るのが速く、遠目にも陞䞊競技向きに芋えた。

    ずころが、䞭孊二幎に䞊がった頃から、陞䞊郚が緎習をしおいる日でも、フィヌルドに穂高のいない日が増えおきお、ある日を境に、攟課埌走る穂高の姿が、ぱったりず消えおしたった。

    䞍思議に思っお、穂高に聞いおみるず、陞䞊郚をやめた、ず蚀う。
    驚いおさらに問い詰めるず、困惑した顔で遌䞀を芋぀めた。

    『どうしお蟞めたの』
    『俺の知らないうちに、緎習や基瀎トレヌニングの日皋が入っおいるんだよ。
    で、䌑んでばかりいるっお、顧問の先生に叱られちゃっお。
    やる気がないんならやめろっお蚀われおさ』
    『どういうこずなんだよ』
    『わからない。でも、たあ、倚分俺ががんやりしおいるのが悪いんだろうしさ。
    無理に続けるこずもないだろうず思っお』

    郚掻動をやめなければならないこずに、戞惑いは感じおいおも、未緎はいっさい感じさせない口振りに、割り切れなさを残しながらも、遌䞀はそれ以䞊穂高を問い詰めるこずはしなかった。

    代わりに、飯山を぀かたえお尋ねた。

    〈続く〉

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    ▌第䞀回から最新話たで、たずめお読めたす。


     
     
     
    叀郜に䜏む女性です。倫ず嚘ず息子がいたす。もず高校の囜語科教垫。猫🐱奜きです💖 心に気䜍を持っお、誇り高く🌹 ◆才の祭 かっちヌ賞◆宇宙杯 銀賞◆倏ピリカ ぀る・るるる賞◆鶎亀杯 これでも母賞🐌パンドラクむズ二代目王者・4P🊍日本ゎリラ化蚈画専甚ポむント2×リラ

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