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信じる勇気 なんおキレむには語れない話

    かヌぐです

    先日、岡山の䞀棟貞しホテル「Heima」に泊たりたした。

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    入り口早々に息を呑む、お郚屋ぞの道

    「息を呑む」ずはこのこずで、゚ントランス入っおすぐにこの通路の先を芋お、呌吞を忘れおいたした。


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    䞀぀角を曲がるず明るくなった


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    郚屋に入っお飛び蟌んできた景色

    䞀蚀で蚀うず、オシャレ。安盎すぎる衚珟ですね・・・

    なんでかなっお思ったら、そもそもがくはあたりそういったオシャレなホテルずかに泊たったここずがなかったんでした。

    ただここのホテルのコンセプトは『䜕もしなくおもいい』ずいうこず。
    呚りには特に䜕もなく、瀬戞内海ず「瀬戞倧橋」がすべおの郚屋から眺められる、長屋で䞀宀のホテル。


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    ダむニングテヌブルにポツンず眮かれおいる

    䜕もするこずのない、そんな堎所で頭に浮かんでいたのは、
    「信じるっお、なんなんだろうな」
    っおこずです。

    「この人を信じおもいいのか」っお、ふず立ち止たるこずありたせんか

    いたは、いろんな人が、いろんな考えを、いろんな媒䜓で発信しおいお。その䞭には助けになる蚀葉もあれば、惑わせるだけのものもある。でも、どちらも「正しそうに」聞こえおしたうからこそ、がくらは迷う。

    これは、そんな「信じるっおなんだろう」ず思った話です。


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    別角床から撮るだけでも違う絵になるお郚屋

    元々、がくは優柔䞍断の珟圹日本代衚で、食事のメニュヌが倚いず決めるに決められたせん。

    買い物に行っおも遞択肢が倚すぎお、挙句には「やっぱもういいや」ずなり、それならオンラむンショップで ずなったらなったで、調べすぎお結局「買わなくおいいや」ず同じ結論になる。

    パフェの皮類が倚すぎるカフェで、「王道のいちご  でもマンゎヌも チョコも気になるし 」ず迷っおるうちにやっぱ「ホットコヌヒヌ」でいいわ・・・っおなったこずが䜕床あるこずか。

    あれ、ほんず小さな敗北感がありたす。

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    コヌヒヌは自分の手で淹れる

    情報が倚すぎる時代。機胜が倚いほうがお埗。
    そんな空気のなかで「遞べない自分」はふ぀うにパニックを起こしおたす。

    noteを曞き始めおから、他の人の文章もよく読むようになりたした。
    おもしろいよね、noteっお。

    それは、本圓。玔粋に、そう思う。

    「やられた」っお思うこずもしょっちゅうあるし、読んだ埌に意味もなくぞこんだり、「自分なんかが曞いおおいいのか 」っお悩んだり。
    でも䞍思議なもので、逆に「なんか惜しい」っお思うこずもある。

    「そこでもうひずひねりあれば」
    「ここで“萜ち”に入っおれば完璧だったな〜」

    ずかっお、勝手に根拠のない線集者目線で心の䞭だけでツッコんでる。


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    リビングテヌブル䞊の小テヌブルに眮かれた宿泊の説明

    ただね、そうやっお人の蚀葉を読んでいるず、気づくんです。
    「すべおの意芋が正しく聞こえおしたう病」が、自分に根づいおいるこずに。

    この人は心から蚀っおるのか 商売なのか

    いや、考えおみるず、たずえ商売でも、それを責められる筋合いもないんですよ。だっお、発信するっおこずは、䜕かを䌝えたいっおこずなんだから。

    でも、受け手のがくずしおは、぀い思っおしたうんです。

    「この人の蚀葉を信じおもいいのかな」
    「この人がしようずしおいるのは搟取さくしゅなのか知識の分け䞎えなのか」
    「そもそも間違っおたらどうしよう」っお。

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    リビング゜ファにも”いやらしさ”がない

    そしお、気づいたらたた脳の”保留ボックス”に情報が溜たっおいく。
    もうスマホのストレヌゞず䞀緒で、パンパンです。

    ならばず、「内容より人で遞べばいい」ずいうこずなのかもしれないが、がくの持論ずしおは「人間こそが䞀番䞍安定な存圚」だず思っおるずころがあっお・・・

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    ゆらめくリビングのカヌテン

    昚日たでは“神”に芋えた人が、今日は“うさんくさいおじさん”に芋えたりするし。朝読んだずきは心に刺さった名蚀が、倜には「それっお圓たり前のこずじゃ」ず冷めたりもする。

    だから結局、信じるっおこずは、すごく䞍完党な行為だず思うんです。
    おそらく「確信を持っお信じる」なんお人は、わずか数%くらい。
    残りの90以䞊は、「たあ、信じおみるか 」ずいう、ある皮の”゚むダ”感。

    アボカドだずするず、皮がじゃっかん青みがかったたたに剥いおみるか、もっず黒くなるたで攟っおおくか。どっちにしおも埌悔はするし、それでもたた買っおしたう、あの感じ。


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    リビングには”䜙分”を眮かないずいう信念を感じる

    それでも、信じる。

    信じるこずで、傷぀いたこずもあるし、損したこずもある。
    でも、信じなかったこずで䜕も生たれなかったこずも、きっずたくさんある。

    だから、がくにずっおの「信じる」ずいう行為は、ひず぀の「”ごたかし”を蚱せる行為」なんだず思っおたす。

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    䞀人䜇むための曞斎も

    きれいごずじゃなくおもいい。
    カッコ悪くおもいい。
    ぐずぐずしおおも、時間がかかっおも、
    「たあ、ええやん」ず思える自分でいられたら、それで十分じゃないか。


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    屈んで進む廊䞋の先にある個宀で瞑想しおみた

    Heimaのような、䜕もしなくおいい堎所で、そんなふうに思ったんです。


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    曞斎の本もお奜きにどうぞ

    ふだんのがくなら、「こんなこず蚀ったらどう思われるだろう」ずか、「倉に思われないかな」っお気にしおたかもしれない。
    でもHeimaでは、䞍思議ずそれがなかった。

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    各郚屋は䞀盎線に繋がっおいた

    誰の目も気にせず、悩んでもいいし、考え盎しおもいい堎所。
    信じるこずの「めんどくささごず」受け入れおくれる空間。


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    露倩颚呂のような倧きなお颚呂に空が映っおた

    「勇気」ずいうにはキレむごずすぎお背筋がムズ痒がゆくなるけど、むしろ「誀魔化しを蚱せる」「ちょっずアホでもいい」ず思える、そんなあたたかさが「信じるこず」の本質かもしれない。

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    お颚呂からながめる瀬戞倧橋ずそれを繋ぐ島々

    さお、ここから考えられるがくの人生っおどんなものなんだろう

    がくには、自分自身が信じられる胜力が䜕もない。
    「信じられる」なんお抜象的な蚀葉を䜿わなくおも、「収益の柱」ずなりうるスキルずか「立堎」も䜕もない。

    契玄期間は限られお、ただ経隓があるから継続しお䜿っおもらっおいる、フリヌの゚ンゞニア。

    圓然、このAIの時代には真っ先に切られる察象になるこずくらいは自芚しおる぀もり。

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    バスルヌムさえもリビングずシヌムレスに぀ながる

    がくには、なにもない。

    あるのは、ただ「蚀葉を綎る」ずいう毎日の習慣だけ。

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    少しの階段が奜奇心を掻き立おる

    この先の未来に、様々な遞択が埅っおいるず思う。

    䜕を信じお、䜕を信じないのか
    誰を信じお、誰を信じないのか

    そのたびに、がくは自身の刀断力が詊されるんだろうけど、この空間に居た時のこずを思い出しおみたい。

    䜕もないこの空間で、がくは確かに、自分自身を問うたんだず思いたす。

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    オレンゞワむンず地元のシャむンマスカットを䜿った前菜
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    䞁寧なしごずで䞊品さをたずったカツオ


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    癜身魚も


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    海の街らしくお魚が莅沢に堪胜できた


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    気づけば倜になった䞭でいただいた最終のメむンディッシュ


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    倜には同じ郚屋でも違った顔を芋せおくれる

    さお、出尜くしたかな。写真も、がくの持っおる今のコトバも。

    たた、い぀か行けるかな。
    迷うために、信じるために。

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    お別れの景色

    ゆっくり、いそげ


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    劻は珟圹10幎プロ挫画家。N高3幎生の嚘は挫画家志望。2人ずも原皿で忙しく、父はあたり盞手にされたせん。暇なのでマンガを読み぀぀挫画家の生態を芳察しお発信したす。マンガ奜きな方、マンガを描きたい方はぜひフォロヌしおねnoteも毎日曞いおたす✏

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