
漫画家になりたいならAIの前にデッサンを磨くべし
どうも、かーぐです!
今日は「クリエイターにとって地味な基礎ってやっぱり大事だな」と思った話を書いてみます。
小さいデッサン本の強さ
最近、妻が持っていたデッサンの本を漫画家志望の娘が借りて使っています。
しかも、よくあるA4サイズの大きな本じゃなくて、コミックサイズの小さいもの。でも、中身はかなり本格的なデッサン本です。
娘が言ってたんですが、「このサッと開ける感じがいい」らしいんですよね。これって、めちゃくちゃ大事な感覚だなと思いました。
ぼくはこういう“地味な努力”が続くかどうかって、結局「めんどくさいかどうか」だと思っています。
たとえば大きな本だと、本棚から出して、机を空けて、ページを押さえて、準備して…って、それだけでちょっと疲れます。
でも小さい本なら気づいた時にすぐ開ける。その差って、毎日の積み重なるとかなり大きいです。
けっきょく人間ってすぐに飽きるし、サボる生き物なので、「頑張る」より「気軽にできる」の方が圧倒的に続くんですよね。
漫画家になりたいのに漫画を描いてない
肝心のデッサンなんですが、やってることはかなり地味です。ちょっと見せてもらいましたが、毎日、人体模型みたいな絵をずっと描いてる。
素人から見ると「いや、漫画家になりたいなら漫画描けばいいじゃん」って思っちゃいそうです。
ぼくも最初そう思ってました。
でも本人は「漫画を描くのが早くなった」って言うんですよね。これ、面白いなと思いました。
たぶん漫画って、単純にキャラを描くだけじゃなくて、「人体がどう動くか」「この角度だとどう見えるか」みたいな基礎がめちゃくちゃ重要なんだと思います。
だから「なんか変な気がする」を減らせる。
しかもここで大事なのは「そもそも何がおかしいのかわかる」ってことなんだと思うんです。
ただ違和感があるだけじゃなくて、「腕の位置が変」「重心がおかしい」「骨格的に無理がある」って見えるようになる。これはかなり強い能力ですよね。
AI時代だからこそ基礎が必要
ふと、これってAIにも通じる話だなと思ったんです。今後、漫画を描く上でAIを使う場面は絶対に増える。
背景とか、構図とか、アイデア出しとか。
たぶん避けられないでしょう。
でもその時に重要なのは、AIが出してきたものの「どこがおかしいのか」を見抜けることなんじゃないかと思うんですよね。
素人だと「なんかすごい!」で終わる。
でも基礎をやってる人は「ここ変だな」「ここ直した方が自然だな」って見える。
つまりAIを使う時代ほど、人間側の基礎力が重要になるってことです。
なんかそこがすごく面白いなと思いました。
言いたかったこと
今の娘を見てると、基礎もやるし、漫画も描いて出版社に持ち込みもする。ちゃんと両方やろうとしています。
結果がどうなるかは毎回分かりません。でも方向性としては、かなり正しい気がしてます。
派手な近道を探すより、地味だけどあとで効いてくることを積み重ねる。これって創作だけじゃなく、彼女の人生全体でも大事なのかもしれません。
特に彼女にはまだ時間がある。
人はつい「すぐ結果が出ること」を求めがちだけど、本当に差がつくのって、こういう地味で時間がかかる部分なんだろうなと思いました。
ぼく自身はそういう基礎練習みたいなものを避けてきた人生なので、余計にそう感じるのかもしれません。
だからこそ娘には今しかできない地味な積み重ねをたくさんやってほしいなと思ってます。
今日も『ほぼ日記かーぐ新聞』を読んでくれてありがとうございます!
また、お会いしましょう。