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自分のためにやりたいこと

    ケント

    難しい時代に生きている。

    だからこそ、自分の人生を生きていきたい。



    Bonjour!
    2024年の6月からワーキングホリデーでフランスに来ています。
    今はパリの日本食レストランで働きながら、フリーランスのWebデザイナーとしても活動しています。

    パリは春らしい陽気から一転、突然冬の寒さに逆戻り。
    先日は、雨どころかみぞれまで降りました。
    この冬は雪が降らなかったものの、依然として寒さが続いています。

    ヨーロッパには桜がありませんが、この時期、道端には桜によく似た花が咲いています。
    実はこれ、アーモンドの花。
    咲き誇るアーモンドの花を見かけるたびに、ふと日本の春を思い出す今日この頃です。



    僕はアートが好き。
    フランスに来てから、何度も美術館に足を運んでいます。

    最近気づいたのですが、美術館で作品を見ているとき、実は頭の中ではさまざまなことを考えています。
    最近あった出来事や今の気持ち、そしてこれからのこと。
    もちろん作品そのものを楽しんではいるけれど、それ以上に、アートをきっかけに自分自身について考えを深めているのかもしれません。

    だから、美術館を出る頃にはいつもクタクタ。
    充実感とともに、どっと疲れを感じるのです。

    そんな中、最近は将来について考えることが増えてきました。
    フランスでの滞在もあと3ヶ月。そろそろ進路を具体的に考え始めています。

    それだけでなく、5年後、10年後の自分のことまで思いを巡らせるようになりました。



    僕は厳しい指導が苦手です。
    単純に、怒られたくないから。

    もちろん、怒るという行為そのものを否定するつもりはありません。
    ただ、イライラした感情をそのまま怒りに変え、声を荒げて相手にぶつける。そんな行為がどうしても嫌なのです。


    「すべての人は自分の自尊心を大切にしてほしいと願い、それを傷つける人を敵とみなす。」

    レス・ギブリン『人望が集まる人の考え方』

    アメリカの心理カウンセラー、レス・ギブリンの著書『人望が集まる人の考え方』には、こう書かれています。

    誰だって、自分を傷つけられたくはない。

    厳しく怒ることは、相手の自尊心を深く傷つける可能性があります。
    一度傷ついた心は、そう簡単に元には戻らないし、怒られた側は怒った人に対する信頼を失うこともあります。
    そんな関係性の中で、周囲から気を遣われながら生きていくことが、本当に幸せなのでしょうか?

    もちろん、まだ世間のルールを知らない子どもに対しては、過失を理解させる手段として「叱る」ことが有効な場合もあります。
    イライラをぶつけることには賛成できませんが、教育の場面で必要な「叱る」行為には理解を示せます。

    でも、すでに成熟した大人に対して厳しく怒ることは、僕には理解できません。
    それは単なるエゴの押し付けにしか思えないのです。

    感情をコントロールできず、自分の意に沿わない出来事に対して、何も考えずにネガティブな感情をぶつける。
    僕はそんな行為を否定するし、そういった人とは極力関わりたくありません。

    もちろん、自分自身もそうならないように努めています。



    僕は将来、自分でビジネスをやりたいと思っています。
    まだ具体的なプランはありませんが、10年以内に法人を設立することを目標にしています。
    IT、デザイン、対人サービスなど、どの分野で事業を展開するかはまだ決まっていませんが、これから時間をかけてじっくり考えていくつもりです。

    現在はフリーランスとしても活動しているため、すでにビジネス的なことを始めてはいます。
    しかし、最終的には法人を立ち上げ、それ一本で仕事をしていきたいと思っています。

    僕がこの目標を持つ理由は明確です。
    それは、「働く人を自分で選びたい」からです。

    社会人として8年が経ち、またいろんな仕事を経験したことで、働くということを感覚的に理解してきました。
    さまざまな人と関わる中で気づいたのは、結局「仕事の内容」よりも「誰と働くか」のほうが圧倒的に重要。

    一緒に働いていて楽しいと思える人もいれば、常に気を遣い、関わるたびにしんどいと感じる人もいます。
    そうした違いは、モチベーションに上下に関わり、仕事のパフォーマンスにも大きく影響します。

    一緒に働いて楽しいと思える人といれば、いつだって高いパフォーマンスを発揮できるし、おまけに幸せな気分になれます。

    だからこそ、自分が楽しく働ける環境を、自分の手で整えたいと考えています。
    理不尽な理由で怒られるのは絶対に嫌だし、みんなで笑って仕事ができる場をつくりたいです。



    現代は、未来の予測が困難な「VUCA」の時代と言われています。
    さらに、人間の寿命が伸び、「人生100年時代」とも言われるようになりました。
    AIの台頭によって、仕事のあり方も大きく変わりつつあります。

    現在30歳の僕は、おそらくあと50年ほどはビジネスパーソンとして生きていくことになるでしょう。
    未来が予測できず、働く期間も長く、それでいてAIに仕事を代替される可能性もある。

    今はそんな難しい時代に生きています。

    その中で、僕が目指す理想は、「優しい世界で自由に生きること」です。
    自分に厳しく、人に優しく。それでいて、開放的に生きること。

    だからこそ、将来は、自分が優しく、自由に生きられる環境で過ごしたいと考えています。
    そのための努力なら、惜しまず続けていける気がします。

    自分の理想を叶えられるのは自分だけ。
    時代に即した生き方をしながら、理想を追い求めていきます。



    怒られると傷つくし、落ち込みます。
    人によっては、それをエネルギーに変えて前に進める人もいますが、僕の場合は自己嫌悪に陥り、すべてが悪い方向に向かってしまいます。

    メンタルが弱いのは、生まれ持った性質だと思います。
    たぶん、もう変えられない。
    だからこそ、僕は怒られないように生きていきたいのです。

    甘い環境で生きたっていいじゃないか。
    普段から生きづらい世界で生きてるんだから。

    人から「一緒に働いて楽しい」と思ってもらえる人になりたいし、そのための努力はします。
    自分の理想を求めることが、ひとつのモチベーションにもなっています。

    フランスに来てから、その思いはより強くなっている気がします。



    人生は、まるで伏線回収のようなものです。
    過去に経験したことをきっかけに、自分の道が決まっていきます。

    僕が今、フランスのパリで感じたことや抱えた感情も、いつかどこかで実を結ぶのかもしれません。
    だから、これからもいろんなことに挑戦していきたいし、その時々の自分の気持ちを大事にしていきたい。

    美術館でアート作品を見る時間は、僕にとってとても大切なものです。
    そんな気づきがあったのもここに来たからこそ。
    フランスに来て本当に良かったと思います。

    だって、日本では1時間も並ぶモネの作品が、ここでは並ばずに好きなだけ見られるのですから。
    楽しい人生を送るために。

    これからもパリでの生活は続きます。




    ↓ワーホリのきっかけなどはこちらに書いてます。

     
     
     
    やってみて、考えて、言葉にする。日々の暮らしで見つけた小さな気づきを、自分なりの言葉でまとめています。 フリーランスとしてWeb制作・マーケティングに携わる32歳。フィリピン就職、ジョージアノマド生活、フランスワーホリを経て、大阪在住。旅と本と野球とお酒のために生きている。

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