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ワーホリ帰国後に大阪の古民家ゲストハウスで過ごした2ヶ月間

    ケント

    小さな変化はやっぱり嬉しい。

    それが成長実感につながるのだと思った。



    こんにちは!
    フランスでのワーキングホリデーを終え、8月から2ヶ月間、大阪のゲストハウス「君彩家」で住み込みスタッフ(フリアコ)として働いていました。
    現在は、ITエンジニアやWebデザイナーとしてフリーランスで活動しています。

    この週末、2ヶ月ぶりに東京の実家へ帰ってきました。
    大阪での生活がすっかり日常になっていたせいか、東京の景色に少し疎外感を覚えました。
    でも、変わらない家、変わらない両親に迎えられると、すぐに気持ちが変わり、やっぱりここが自分の帰る場所なんだなと思えました。

    時間を見つけてお墓参りにも行きました。
    年末にある祖父の七回忌には参加できないため、手を合わせてきました。
    家族も親族も東京に集まっているこの一家の中で、地方や海外に出て働く僕はちょっと特殊なのかもしれません。



    8月頭から9月末まで、大阪のゲストハウス「君彩家」(きみどりや)で、住み込みのフリアコスタッフとして生活をしていました。
    先日、当初の予定通り、2ヶ月間の期間を終えて終了しました。

    この期間、ちょうど大阪・関西万博が開催されていたこともあって、万博を訪れる人が多く泊まりに来ていました。
    週末を中心に、連日満室の超大賑わいでした。
    また、外国から来た観光客も多く、日によっては日本人がいない日もあったくらいです。

    ゲストハウスでは、毎日楽しく過ごすことができました。
    日々入れ替わるお客さんとの交流、スタッフや地域の人たちとの交流、この大阪の古民家という空間で生活できている特別な時間。

    夏の暑い日差しを避け、涼しい部屋の中で過ごす生活ではあったけれど、そこにはぬくもりのある快適な生活がありました。



    君彩家は、築90年の木造家屋を改築したゲストハウスです。
    今年の夏もクーラーがなければ生きていけない暑さでしたが、裸足で木の床を歩く感覚にはどこか懐かしさがあります。
    特に外国人の宿泊客には、この日本らしい伝統的な建築がとても好評。
    家のつくりを説明すると、皆が目を輝かせて聞いてくれるのが印象的でした。

    仕事はベッドメイキングや掃除、チェックイン対応など。
    ただこなすだけでなく、「どうすればより早く終えられるか」「どうすればお客さんにもっと満足してもらえるか」を常に考えながら働いていました。
    そうした工夫の積み重ねが、いつの間にか自分の中の仕事の楽しさに変わっていった気がします。

    僕が思うこのゲストハウスで働く上での良さは、「やりたい」という気持ちを尊重してくれること。
    僕は通常の仕事以外にも、自ら提案してSNSの更新やnoteの投稿、周辺のお店紹介資料の作成など、幅広く関わることになりました。
    また、フランス語を話せるお客さんには、英語ではなく、できるだけフランス語で対応しました。
    得意分野のITと、これから伸ばしていきたいフランス語。
    この2つを活かしながら貢献できたのは、とても嬉しい経験でした。



    ゲストハウスのオーナーのおさやさんはとっても多才な方です。
    音楽活動を20年以上続けながら、バーやシェアハウスの運営など、地域に根差した活動を幅広く行っています。
    中でも代表的なのが、毎年秋に開催される「がもよんフェス」。
    大阪市城東区・蒲生四丁目地域を盛り上げるために、おさやさんが10年前に一人で立ち上げたお祭りです。
    昨年は5000人の動員を記録するなど、多くの人が楽しみにしています。

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    今回、僕もその活動に携わらせてもらうことになりました。
    当日のボランティアスタッフだけでなく、準備段階の現在、広報的な立ち位置でInstagramの更新をお手伝いしています。
    こうして自分のやる気やスキルを買ってもらい、直接仕事を任せてもらえるのは本当にありがたいことです。

    ちなみに、僕は大学生の頃、地理学を専攻し、まちづくりや観光の勉強をしていました。
    国内さまざまな地域の活性化について調べたし、実際に足を運びました。
    卒論では、商店街の活性化の成功事例を地元の地域と比較したものを執筆。
    調査内容を評価してもらい、学科優秀賞をいただきました。

    卒業後にITの世界に進んだ僕は、これまでその知識や経験を仕事で活かすことは全くありませんでした。
    しかし!それがまさか今になって活かせるかもしれない!
    そのことが純粋に嬉しく、これからの活動のモチベーションにもなっています。



    ゲストハウスでの生活を始める前に、僕は「大阪での2ヶ月間にやりたいこと」として以下の6つの目標を立てました。(こちら)

    1. SNSを活用した集客に携わる
    2. 改善アイデアを提案し、実行まで考える
    3. フランス語でお客さんと会話してみる
    4. 外国人が集まる場所にひとりで行ってみる
    5. note発信に加え、アフリカ就職への発信も行う
    6. この期間の後、「どこで・何をするか」を決める

    2ヶ月が経ち、結果は以下のようになりました。

    1. SNSを活用した集客に携わる:◯
    →
    君彩家のみならず、がもよんフェスのインスタグラム投稿等を担当

    2. 改善アイデアを提案し、実行まで考える:△
    →細かい提案はできたが、大きな改善は難しかった

    3. フランス語でお客さんと会話してみる:◯
    →チェックイン対応をフランス語でできた

    4. 外国人が集まる場所にひとりで行ってみる:△
    →Meetupに一度参加したがそれ一度きりで、続かなかった

    5. note発信に加え、アフリカ就職への発信も行う:△
    →一度断念したが、再挑戦を決意

    6. 進路を決める:◯
    →大阪に残り、新しい仕事を始めることに

    ◯の数は6つ中2つだけですが、全体的には満足いく結果です。
    特に、目標を思い出し、主体的に動けたのはとても良かったと思います。

    新しい環境に入ると、自然と視点が広がり、学びが増えます。
    その小さな変化こそが、やはり一番の成長実感につながると感じました。

    また、当初思っていた「次につながる期間にしたい」という気持ちも、実現できました。



    この2ヶ月間に、就職活動も進め、進路が決まりました。
    一時は1日に5件の面接を受けるハードな時もありましたが、ゲストハウスでの仕事や交流が良い気分転換になりました。

    大阪の人たちはとにかく明るく、なにより話が面白い。
    彼らはもれなく、必ずみんなが笑顔になるトークスキルを持ち合わせています。
    ローカルな雰囲気と都会的な景色が共存する大阪という街が、すっかり好きになりました。

    東京で生まれ育った僕にとって、大阪は「近くて遠い街」でした。
    でも、ここで暮らしてみて初めて、その温かさや人情を肌で感じることができました。
    それだけでも、この2ヶ月はかけがえのない時間だったと思います。

    9月末でゲストハウスでの住み込みは終了し、今月からは近隣のシェアハウスで新たな生活を始めました。
    これからはフルリモートで新しい仕事をしながら、月に数回ほどゲストハウスのスタッフも引き続き担当する予定です。
    「がもよんフェス」のボランティアにも引き続き関わっていく予定です。

    ゲストハウスのスタッフを起点に、さまざまなことで関わらせてもらえるのが本当に嬉しい。
    これからも恩返しの気持ちを込めて、この大阪の街や人に貢献していきたいと思います。


    環境を変えると、小さな変化がたくさん生まれます。
    それが日々のモチベーションになり、次への一歩にもつながる。
    この2ヶ月は、そんな「変化の楽しさ」を改めて感じる時間でした。

    これからも大阪での生活は続きます。

     
     
     
    やってみて、考えて、言葉にする。日々の暮らしで見つけた小さな気づきを、自分なりの言葉でまとめています。 フリーランスとしてWeb制作・マーケティングに携わる32歳。フィリピン就職、ジョージアノマド生活、フランスワーホリを経て、大阪在住。旅と本と野球とお酒のために生きている。

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