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ポケモンで四倩王を倒したあず、䞻人公が実家に垰っおいる理由

    旅は旅ずいう䜓隓自䜓が本質です。
    確かに、家に垰っおしたえば旅は終わり、日垞に逆戻りです。
    しかし、旅ずいう䜓隓を通しおあなたは成長し、床に出る前ず埌のあなたは別人になりたす。
    それこそが、旅の意矩です。
    「぀いやっおしたう」䜓隓の぀くりかた 人を動かす「盎感・驚き・物語」のしくみより


    『「぀いやっおしたう」䜓隓の぀くりかた 人を動かす「盎感・驚き・物語」のしくみ』を読んだ感想の、第2回です

    第1回「スヌパヌマリオ」のスタヌト画面が、がくたちに䌝えようずしおいるこず


    がく、前から䞍思議に思っおいたこずがありたしお、、、

    それは、


    『ポケモンで四倩王を倒したあず、なんで䞻人公は自分の家に戻っおるの』

    ずいうこずです。


    四倩王を倒しお、博士がポケモンを回埩しおくれお、ちょっず感動的な゚ンディングが流れるずこずたではいいのですが、そのあず急にスタヌト画面に戻っお、Aボタンを連打しおたら、なぜか䞻人公が家に戻っおたすよね

    ポケモンリヌグず䞻人公の家っおどのシリヌズでも地理的にけっこう離れおるのに、い぀の間に垰宅しおたんだ

    ずいうか、そこはポケモンリヌグの入り口じゃダメなのかなど、どうも玍埗がいっおたせんでした。


    しかし、その謎を解き明かすための論理がこの本には曞いおあっお、ものすごくスッキリしたした。

    ちなみに、この本の著者の玉暹さんずいう方は、元任倩堂で䌁画担圓の方で、ゲヌムに぀いおはたさにスペシャリストず呌ぶにふさわしい方です。

    その方によるず、ゲヌムの本質はゲヌムを通した䜓隓自䜓であっお、䜓隓を通しおプレむダヌが倉わるこずに意矩があるのだずいいたす。

    きのうのnoteで曞いた、『プレむダヌは、ゲヌム自䜓がおもしろいからではなく、プレむダヌ自身が盎感する䜓隓そのものがおもしろいから、遊ぶ』ずいう話ずも通ずるずころがありたすね。


    ぀たり、ゲヌム偎ずしおは、プレむダヌにゲヌムを通しお『自分は成長するこずができた』ず思っおもらうこずが倧事です。

    ただ、人はなかなか自分の成長を実感するこずが難しいものです。

    そこで、ゲヌム偎は少しでもプレむダヌに成長しおいるこずを実感しおもらいやすくする必芁がありたす。

    そのための、『四倩王を倒した埌、䞻人公は生たれ故郷に戻っおいる』だったのです。


    プレむダヌを成長する『前』ず同じ環境に眮くこずで、成長した『埌』の自分ずの比范をしやすくしおいたす。


    䟋えば、物語を始めたずき、がくたちはBダッシュすらできたせんでした。

    2個目か3個目くらいの町でシュヌズを誰かからもらっおようやく、Bダッシュをできるようになりたす。

    たた、草むらに入れば2Lvや3Lvの野生のポケモンが出おきたす。

    四倩王を倒したいたなら、䟋え効果が今ひず぀だろうずなかろうず、瞬殺するこずができたす。

    経隓倀をもらっおも、バロメヌタヌは埮動だにしないでしょう。

    ずいうか、そもそも倒すのがバカらしくお、逃げるかもしれたせん。

    スタヌトしたずきは、䜓圓たりしか䜿えなかったのに


    ずいうか、そもそも草むらに入るのすら面倒くさくお、空を飛ぶで甚事のある町に瞬間移動するかもしれたせんね。

    こうやっおパッず曞き出しただけでも、幟倚ものプレむダヌの成長を可芖化する堎面がありたす。

    これで、ゲヌムを通したプレむダヌの成長を実感できないわけがありたせん。

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    画像「぀いやっおしたう」䜓隓の぀くりかた 人を動かす「盎感・驚き・物語」のしくみより


    そしおこの仕掛けは、筆者によるず『神話』をモチヌフにしおいるのだず蚀いたす。

    神話孊者、ゞョヌセフ・キャンベルさんは、䞖界䞭の神話を分析しお、あらゆる神話に共通する『型』を芋出したした。

    その型の重芁なひず぀のパヌツずしお、『家に垰る』こずが型を締めくくるこずだったのです。

    倩呜を知り、決意をしお旅に出お、境界を超え、仲間ず出䌚う。
    最倧の詊緎に立ち向かい、倉容・成長しお、詊緎を達成する。
    ここたでは、なるほど英雄の旅ずいう名に恥じない流れだず感じたすが・・・・・・問題は最埌です。
    「家に垰る」。


    ちなみに、䞋蚘がゞョヌセフ・キャンベルさんが『英雄の旅』ず名付けた、あらゆる神話に共通する円環構造です。

    最埌に『Return Home』ず曞いおあるのが芋お取れるず思いたす。

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    画像「぀いやっおしたう」䜓隓の぀くりかた 人を動かす「盎感・驚き・物語」のしくみより


    ずころで、そもそもなんですが、なぜポケモンをはじめ、特にRPGゲヌムではこの神話の型が参考にされおいるのでしょうか。

    蚀い換えれば、なぜゲヌムでは『䞻人公の成長を実感させるこず』に重きが眮かれおいるのでしょうか。


    それは、『自分が描いた物語を語りたいずいう気持ち』ほど、匷烈な衝動はないからです。

    䞀方的に抌し付けられた物語ではなく、『自分自身』を介入させる䜙地のある物語のほうが、がくたちは぀い語りたくなっおしたうものです。

    『こんなゲヌムだったよ―』ずいう単なる物語の説明よりも、『このゲヌムで自分はこれだけ成長したんだ』ずいう物語のほうが、他の人に話したくなるずいう感じです。


    これを筆者は本䞭で『解釈の䜙地のモチヌフ』ず呌んでいたす。

    『人類史におけるベストセラヌは聖曞』なんお蚀葉もありたすが、そうやっお数々の神話も、読者に『解釈の䜙地』を䞎えるこずによっお、物語を少し安易な蚀葉で蚀うなら『自分ごず化』しおもらっおいたずいうこずだったんですね。

    解釈の䜙地を含んだ物語は「自分はこう思う」ずいう解釈を身にたずい、物語られる床にその圢を倉えながら、人類の長い歎史をくぐりぬけおきたした。


    そしおこの、『解釈の䜙地のモチヌフ』は、ゲヌムや神話だけでなく、珟代の他の産業でも応甚できそうです。


    少したえに最所さんが『物の消費から、物語の参加ぞ 〜noteが考えるこれからの消費䜓隓〜 』ずいうタむトルで登壇資料を公開されおいたしたが、


    その冒頭に曞いおあった『ストヌリヌは抌し付けるものではなく顧客自身に語っおもらうものになり぀぀あるよね、ずいうこず』、そしお『䌝えたいこずを䌝えたいように䌝えるのではなく、顧客が語りたくなる商品䜓隓やブランドずしおのあり方をどう䜜るかこそが、これからブランディングにおいお考えるべきこずなのだず思いたす』ずいう内容は、たさに『解釈の䜙地のモチヌフ』だなず思いたした。

    この堎合だず、顧客がブランドの物語を䞀方的に受け取っお『いい話だ〜』ずなるよりも、その物語を土台ずしお『このブランドずの出合いを通じお、自分はこんなふうに倉われた』などずいった話を語るこずができたほうが、そのブランドも愛されやすくなるずいうこずだず思いたす。


    ずいうこずで、最近はいろんなずころで『ストヌリヌ』や『物語』の重芁性が叫ばれおいたすが、それは単に感動的な話があればいいずいうこずではなく、聞いた人がその物語を通じお『自分自身』の物語を語れるほうが、もっずいいよねずいう話でした



     
     
     
    ホリプロデゞタル゚ンタヌテむンメントでBtoB広報を立ちあげ䞭。関西孊院倧孊→wevnalでマヌケティングや採甚広報→フリヌランスでラむティングや線集→WORDSで経営者さんの発信を支揎→いた。巚人が奜きです

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