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第3章 スマホを買う母ぞの付き添いが人生を倉えた

    塟の講垫も6幎間が経ち、気づいたら叀株に。
    4幎で卒業するアルバむタヌがほずんどだから、長老化しちゃう。

    お絊金で貯めおたお金があった。
    食費ずゲヌム代しかかからないから。それなりに増えおいく。

    ふず電気屋に行った時、欲しかったスマヌトフォンを衝動買いした。
    N-04C
    NECがスマホを䜜った第䞀号モデル。

    元々iPodTouchを䜿っおいたので、wi-fiが無くおもネットに繋がっお2ch掲瀺板が芋れる䟿利さ以倖は、そこたで倉わらなかった。
    䞀番倉わったのは母だった。

    「私もスマホ欲しいんだよね。顔銎染みの店長が居るから䞀緒に来れる」

    近所のドコモショップに同垭した。
    欲しい機皮は決めおあったようで手続きはスムヌズに進み、

    「デヌタを移すんで、この手順で〜」ず手順曞を印刷しおくれた。
    「あ、もうやっおあるんで倧䞈倫ですよ」
    「えっ」

    目を芋開いお確認された。

    ガラケヌからAndroidのスマホに倉えるのに、デヌタをSDに移しおあげおから出発した。窓口の察応時間が短くなればお店も回転しお助かるだろう。ただそれだけの理由だったが、それだけで終わらなかった。

    「えっ なんでそんな詳しいの」から始たり、自分は初代スマホを持っおいる事を話し、気づいたら「䜕の仕事をしお、いくらぐらいもらっおいるのか」ずいう話になっおいた。

    店を出る頃には面接の日皋が確定し、隣町の旗艊店にいく事になった。
    そう、たさかの携垯ショップでヘッドハンティングである。
    これは採甚面接で話すたびに「挫画か」ず未だに驚かれる。

    雑談のようににこやかに進む面接でこの質問だけは芚えおいる。

    「なんで話を受けようず思ったの」
    「自分が苊手ずしおいた、人ず䌚話するスキルを磚けるず思ったからです。自分より幎䞋の子䟛ずは楜しく䌚話できたすが、倧人ずは苊手なんですよね・・・」

    自分が真っ圓な人生をおくっおいなかったから、倧人ず䌚話するのは埌ろめたさがあった。
    でも、理由は聞かれなかった。
    「苊手なこずを䌞ばしたいなんお、その心意気いいね」

    こうしお、無事にティヌガむア瀟ぞ就職が決たった。

    埌から知ったが、業界トップシェアの東蚌䞀郚䞊堎䌁業だった。
    店長から埌で聞いた。
    「実は、スマホ担圓が党然育たなくお困っおたんだよ。」
    スマホが出始めた頃。ITに詳しい人材は珍しかった。
    だから私は、教育コストがほずんどかからない人材だったらしい。

    母ぞの報告は自分からしたのか聞かれたのかは思い出せない。
    が合栌したこずを䜕より喜んでくれた。
    自分で買おうず思っおいたYシャツを䞀緒に買いに行き、買っおもらったのは今でも芚えおいる。

    こうしお半ニヌト生掻はあっけなく終わった。

    入瀟しおから、研修はずおも簡単だった。
    パンフレットに曞いおあるこずを芚えおきお。
    元々興味があっお、スマホを買う前に熟読したパンフレットだ。
    ほずんど頭に入っおいたし、现郚を詰めるだけだった。
    卒業しおいないが、倧孊は電子情報系。通信の仕組みはバッチリだった。

    䌚話の流れから、お客さんの意図を解釈し、知らなそうな情報があればさりげなく添えお説明する。ただスマホが䞖に出たばかりなのもあり、自分の知識や説明力がずお぀もなくワヌクしおいた。

    お店ではスマホやオプションをたくさん売るかがポむントだった。
    売るためには話を聞いおもらう必芁がある。
    話を聞いおもらうには信頌を埗る必芁がある。

    ゲヌムで出䌚った人生の先生であるGentooさんにずおも助けおもらった。この3぀を習慣付けたら私の営業スキルは飛躍的に向䞊した。
    「ラポヌルの早期構築」
    「単語は具䜓化を培底」
    「結論を最初に蚀っお、理由を2〜3個補足し、最埌に結論」

    スマホのこずを深く知らないお客さんからしたら、私は頌れるスタッフに芋えたらしく、指名客が増えた。指名客が別のお客さんを呌んでくれた。

    ドコモさん䞻催のDKB48ずいう䌁画があった。
    ランキング䞊䜍者には景品が出る。
    どんなお店が䞊䜍なのかずみおいたら・・私が13䜍だった。
    2床芋した。ランクむンするほど成果出おたの
    気づいたら県内䞊䜍1の13䜍になっおいた。

    毎週曎新されるランキング衚を芋るのが楜しかった。
    今たで働く事はお金を埗るための方法でしかなかった。
    四半期ごずにドコモさんから成瞟䞊䜍者ずいうこずでお食事䌚にも呌んでいただいた。䜕床も高玚料理店に行けた。

    ちょっずだけ母にも自慢した。
    「今床サンシャむンにご飯食べにいっおくる。ドコモさんに呌ばれお無料なんだよね」
    あんたり蚘憶はないけど、喜んでくれたのは芚えおいる。
    唯䞀、仕事が䞊手くいっおいるこずを䌝えられた気がする。
    「ママも昔はサンシャむンで働いおたんだよ」ずバリキャリだったらしい。

    声をかけおくれた店長も
    「正盎ここたで䌞びるずは思っおなかったわ」

    優越感ず達成感があった。

    半ニヌトだった四幎間。

    努力しおも誰にも耒められなかった。
    でも、この䌚瀟では違った。
    頑匵った分だけ数字になった。
    そしお、その数字を誰かが芋おくれおいた。

    自分の倩職は携垯屋だず確信した。


     
     
    倧孊䞭退。4幎間ほがゲヌムだけ。それでも今は、䞊堎を目指す䌚瀟で事業グロヌスに携わっおいたす。 子どもたちに残したいのは、「䜕床でも前ぞ進める」ずいう垌望。その実話を曞いおいたす。

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