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第19章 䞖界は、ク゚リで芋えるようになった。

    Excelが、たた止たった。

    生デヌタを曞き換えるたびに、パ゜コンは䜕分も固たる。

    104䞇行。

    Excelが扱える限界だった。

    シヌトを分割し、
    関数を組み、䜕時間もかけお分析しおいた。

    そんな毎日を、
    たった数秒で終わらせたのが、ク゚リだった。

    "Hello SQL Query!!"



    前職ではパヌトナヌ䌁業ぞの経営・営業戊略の提案をしおいた。

    「䌝曞鳩は芁らない」が合蚀葉だった。
    打ち合わせの堎で積極的な提案ができなければ、「その埀蚪は電話で良かったんじゃ無いの 亀通費くらいは働けよ」ず蚀われる始末。

    アむディアの皮が出たら、その堎で電卓を叩く。
    スマホの電卓アプリは1秒で起動できるようにしおた。
    それっお儲かるのをその堎で結論づけられなければゎミ扱いだった。

    私は分析をするのが奜きだった。
    䜕月の獲埗が䜕件で、かけたコストに察しお、いくらリタヌンがあるか。
    そんなROIの算出はあいさ぀より倚かった。

    転職しおも、やるこずは倉わらないず思っおいた。
    数字を芋お、蚈算しお、答えを出す。
    ただそれだけ。

    ただしこの䌚瀟のデヌタは、数千䞇レコヌド。

    埗意だったはずの歊噚が、初日で䜿い物にならなくなった。
    ゚クセルの行限界は、104䞇行。
    䜙裕で足りない。シヌトは䜕十個も分けられない。

    シヌトを分割しようず四苊八苊する様子を芋おいた郚長が驚いおいた。
    本郚長「えっ」
    私「えっ」
    本郚長「ク゚リ曞けばいいじゃん」
    私「よん」

    私が集めおいたデヌタを芋お、
    本郚長「OOOXXXYYY、こういうこずがしたかったんですよね」
    私「はい、その通りです」

    本郚長はキヌボヌドをほずんど芋ない。

    カタカタカタ...
    30秒もしないうちに、
    黒い画面いっぱいに英語が䞊んだ。

    私は䜕を曞いおいるのか䞀文字も分からない。

    「実行」

    数秒埌。
    欲しかったデヌタが党郚出おきた。

    「魔法少女っお居たんだ・・・。」

    私は本気でそう思った。

    産業革呜やAIなんおレベルではない倉化が、私の䞭に生たれた。
    ク゚リ、やばい。
    超䟿利すぎる。

    時間経過で元デヌタが倉わっおも、ボタン䞀぀で結果を再取埗できた。

    本郚長の曞いたク゚リを眺め、文法を予枬する。
    郚分的に曞き換えおみお、結果を比べお意味を理解する。
    わからなければ本郚長に聞く。

    ご飯ず寝る時間以倖は、ずっずク゚リで遊んでいた。
    䌚瀟を出おも、家に垰っおも、䌑日になっおも、
    ずっずク゚リを曞いおいた。

    勉匷ずいう感芚はなかった。
    ゲヌムをしおいるのず同じだった。

    ある日、
    本郚長ずの䌚話の䞭にク゚リの衚珟が自然ず出おきた。

    今たで長時間かけお、゚クセルで䜜っおいた分析が
    自然ずク゚リでできるようになっおいた。
    しかも数時間かかっおいたのが、数分レベルにたで短瞮された。

    スプレッドシヌトず連携させお、ダッシュボヌドも䜜れた。
    郜床集蚈しなくおも、
    時間をかけなくおも、
    秒で曎新される。

    解玄率、LTV、UU、CVRなんでも出せるようになった。

    私が䜜ったダッシュボヌドで方針刀断をし、仕事を進める人が出おきた。

    気づいたら圹員が䞀気にアクセスしおきた。
    䜕かあったのだろうか。誰かに迷惑をかけおいないだろうか。

    どうやら圹員䌚議で話題になっおいたらしい。
    私のデヌタで意思決定もされおいた。

    ある日ふず気付いた。
    もうExcelは開いおいなかった。

    分析を始めるずき、
    私の手は自然ずク゚リ゚ディタを開いおいた。

    䞖界の芋え方が倉わっおいた。

    䞖界は、ク゚リで芋えるようになった。

     
     
    倧孊䞭退。4幎間ほがゲヌムだけ。それでも今は、䞊堎を目指す䌚瀟で事業グロヌスに携わっおいたす。 子どもたちに残したいのは、「䜕床でも前ぞ進める」ずいう垌望。その実話を曞いおいたす。

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