
バーニングマンと中間管理職
中間管理職として面接官をする為に事前に履歴書に目を通す。
履歴書は当人の仕事遍歴だけでは無く、その人柄も映し出す。
なんかテキトーに書いてんなって人は実際にテキトーな人だし
書き方をミスしている人は仕事でもイージーなミスをする
今までは眼を通すべき履歴書があまりにも多いので丁寧にはチェックせずに面接での応答で判断していたけども、実際に会って話すと話し上手な人や勢いだけの人に騙されてしまうこともある。
履歴書ってのは何度も見直して書き直しす時間がある書類だからこそ、その人の本性が出るんだね。
仕事が出来る人ほど家族や仲間を大切にしているし、休日の使い方も上手な気がしている、最近は特に。
要するに時間の使い方と判断力が長けているってことなのかな。
そういえば2000年代にアメリカのネバダ州の砂漠で開催されるバーニングマンに参加したんだけども。
バーニング・マンは、アメリカ北西部の人里離れた荒野で年に一度、約一週間に渡って開催される。例年、8月の最終月曜日から9月の第一月曜日(米国の祝日「レイバー・デイ」である)までがバーニング・マンの会期とされている。会場となるブラックロック砂漠は、ネバダ州リノ市の約150km (90マイル) 北北東に位置する乾湖(Dry lakebed)である。各参加者は、この「プラーヤ」(Playa)と呼ばれる何もない塩類平原(en)に街を作り上げ、新たに出会った隣人たちと共同生活を営み、そこで自分を表現しながら生き抜く。そして一週間後、すべてを無に還す。この実験的な地域社会はさながら都市の様相を呈し、みずからを「ブラックロック・シティ」(Black Rock City, BRC)と呼称している。 ブラックロック・シティは、直径約3.4kmの大きな扇型の市街地と、中心部のオープンスペース、および周辺部からなる総面積約14.5平方キロメートルの五角形の街であり、そこで会期中に生活する人々の数は約7万人ほどである(2019年の主催者発表入場者数:78,850人)。 バーニング・マンという名称は、土曜日の深夜、街の象徴として場の中心に立ち続けていた人型の造形物「ザ・マン」(The Man)に火を放ち(burn)、それを完全に焼却することに由来する。
当時はまだネット社会も始まったばかりで情報もほぼない時代。
アメリカの砂漠で一週間行われる、砂漠に摩訶不思議な巨大なアートや建造物がその時だけ作られると、ギリシャの島でのパーティーで知り合った人が教えてくれて興味を持った僕はアメリカで暮らし始めてからより明確に行くことを決めた。
そこには何も情報も無かったのでひたすらワクワクした。
何も情報が無いというのは最大限の輝きに思えたのですね。
そしていざ砂漠に行くとだだっ広い、自転車で移動するほどに広い会場に一週間だけの村が出来ていて、感動を軽く超越して言葉に一生出来ない素晴らしい体験が身体を貫いた。
そこには少数だけど日本人も居て、出会った人は何か特別な瞬間を共有した仲間という意識になるために全員仲良くなって帰国後もよく遊んだ。
彼らに共通しているのは何も情報が無い世界に好奇心のみで飛び込むという時間の使い方の巧妙さ。
人生におけるチョイス、振りかけるスパイスのチョイスが上手。
実際に仕事も出来る人達ばかりだった。
聞いたこともないようなポジションで活躍してたり、ハードコア農家だったり、デッカイ会社の偉い人とか。
何を選択してどう生きるのか、人生にはそんなポイントばかり。
そのポイントを経て今という地点にいる、皆が。
他人の履歴書を眺めながら、そういえば僕の履歴書はどうなのかな?
と見直してみたらそれなりにカラフルで変化に富んだ生き方をしてんだなと客観的にみて思った。
仕事遂行能力は人生においてそんなに優先順位高くはないけども、どう生きてきたのか、どんな選択をしてきたのかは歳を重ねてきた今はその重みを知る。
You are what you eat という言葉があるけれど、ほんとにその通りだよなと思う。
貴方は貴方が選択してきた人生そのものだ。