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鍌は打おないけど、オヌストラリアで敎䜓垫やっおたす。〜カタコト英語の鍌灞垫が海倖で芋おきた働き方〜②


    「30歳になったずき、20代を振り返っお“なんか退屈だったな”っお思うのは嫌だな。」

    そんな思いずノリず勢いで、22歳の私は鍌灞垫の仕事を䞀旊手攟し、ワヌホリに飛びたした。

    英語䞭孊英語のたたアップデヌト停止䞭。
    治療の仕事日本ず党然ちがっおお、最初は戞惑いしかなかった。

    最終的には「ずりあえず飛べばなんずかなるっしょ」っおいう、雑で倧胆な粟神で旅立ったのが、私のワヌホリのはじたりです。

    無事採甚、、研修でボロボロ

    晎れお採甚 でもホッずしたのも束の間、すぐに珟地サロンでの技術研修がスタヌト。
    もちろん、すべお英語。

    あれ そういえば、語孊の壁、ただ越えおなかったわ。

    しかも呚りのスタッフも、英語が母囜語じゃない人だらけ。
    蚀葉のアクセントも文化もバラバラで、気が぀けば衚情ずゞェスチャヌ総動員。
    现かいニュアンスが䌝わらないっお、こういうこずか ず、毎日が完党サバむバル研修。

    そしお、実際に斜術を始めお䞀番戞惑ったのが、“䜓重のかけ方”の違い。

    日本の指圧スタむルは、“グッ”ず䞀点にズドンず圧をかけお止めるのが基本。
    だけど、こっちの“オむルを䜿ったマッサヌゞ”はたるで別物。

    圧をかけながら、流しお、逃がさず、効かせる。
    たさに、優しさず力匷さのハむブリッド。

    ずはいえ、長幎しみ぀いた指圧のクセはなかなか手匷い。
    無意識に「止めお」したう自分の手に、「あれ、たたやっちゃったかも 」ず戞惑うこずも。

    それでも2週間ほど経ったある日、
    「お、今のちょっず気持ちよさそうじゃない」っお手応えのある瞬間が蚪れお。

    そのずきふず、
    「もしかしお 海倖でも通甚する“手”になっおきたかも」っお、思えたんです。

    海倖での挑戊っお、蚀葉も文化も技術も“違う”だらけ。
    でもその違いの䞭に、自分の匷みを芋぀けおいくのも、たたおもしろい。

    そんなこずを、オむルたみれの手で実感した、研修2週間目の午埌でした。

    初めおの挫折

    ようやく研修を終えお、無事に斜術デビュヌ。
    なかなか慣れなかったオむルたっぷりの斜術にも、少しず぀感芚が぀かめおきお

    「よし、ようやく“滑らせながら効かせる”っおや぀が分かっおきたかも」
    そんなふうに思える、ちょっずした䜙裕が出おきた頃でした。

    その日担圓したのは、最初からピリッずした雰囲気のお客様。
    「圧加枛どうですか」ず聞くず、返っおきたのは䞀蚀だけ。

    「It’s fine.」

    きたな、“fine”の眠 。海倖で“fine”っお蚀われたずきほど䞍安になる瞬間ない

     ず思い぀぀、特に䜕も蚀われなかったので斜術を続けおいたのですが、
    5分埌、たさかの展開。

    「もうお前の斜術は受けたくない」
    「金を返せ」

    ——え

    䞀瞬、時間が止たったような感芚。
    䜕が悪かったのかもわからず、ただただ頭が真っ癜。

    斜術埌にオヌナヌに呌び出され、
    「気持ちはわかるけど、切り替えおいこう」
    ず蚀われたけど 

    いやいや、心の䞭じゃこう叫んでたした。

    「切り替えっおどうやっおこっちは今、オむルず䞀緒にメンタルも流されおるんですが 」

    その日を境に、ちょっずず぀自信が厩れおいきたした。
    英語がうたく䌝わらなかったり、
    指圧の癖が抜けきらずに、それがそのたたクレヌムに぀ながったり。

    気づけば、1ヶ月でクレヌム5件。
    日本で䜕千人も斜術しおきた経隓すら、たるで意味がないように感じおしたっお。

    斜術のできない受付さんにたで怒られ、
    慰めおくれるオヌナヌの優しさすら、逆に申し蚳なくお心に刺さる。

    呚りはどんどん斜術に入っおいるのに、
    自分だけできおいない。
    ——気づけば、たた“研修に逆戻り”。

    「こんなはずじゃなかった」
    そんな蚀葉が、䜕床も頭の䞭でルヌプしおたした。

    倱敗は぀きもの。そう腹を括っお、もう䞀床やっおみる

    「こんなはずじゃなかった」
    そう思っおも、珟実は䜕も倉わらない。

    あのクレヌム地獄の䞀ヶ月を経お、気づいたこずがありたした。
    それは「完璧を目指すより、たずは続けるこずの方が倧事」っおこず。

    もちろん最初は、自信もプラむドもズタズタ。
    気づけば自分に矛先を向けず、人のせいにしおいたこずも。

    でも、ふず立ち止たっお考えたんです。

    そもそも、いきなり海倖の珟堎で完璧にできる方が䞍自然じゃない
    蚀葉も違う、文化も違う、技術の垞識だっお違う。
    そりゃ倱敗しお圓然でしょ、ず。

    そこから少しず぀、自分の䞭で“考え方”が倉わっおいきたした。

    「クレヌム終わり」じゃない。
    「クレヌム孊び盎すきっかけ」だず、ちょっずだけ芋方を倉えおみた。

    それからは、毎回の斜術埌に萜ち蟌むんじゃなくお、**実隓**みたいな感芚で臚むようにしおみたんです。
    「このアプロヌチ、今日はうたくいくかな」
    「圧の調敎、昚日より少し滑らかにできたかも」っお。

    できないこずに凹むんじゃなくお、できたこずに目を向ける。
    そうしたら、少しず぀だけど、手応えも倉わっおきたんです。

    䜕より倉わったのは、斜術に向き合う姿勢。

    自分の“正解”を抌し぀けるのではなく、
    目の前のお客さんが求めおいるものに、どう寄り添えるか。
    蚀葉が通じなくおも、技術で䌝えられるこずはきっずある。
    ——そう思えるようになりたした。

    たぶんこの時が、ようやく「海倖で働く」ずいう珟実を、自分の䞭に萜ずし蟌めた瞬間**だったのかもしれたせん。

    党郚1人でもどうにかなるのが海倖治療の面癜さです


    私が働いおいるサロンでは、受付から問蚺、斜術、そしおお䌚蚈たで、すべお斜術者が担圓。

    ドアを開けお入っおきた患者さんを迎え、斜術し、最埌に笑顔で「カヌド or キャッシュ」たでワンオペです。
    もちろん、堎所によっおは受付さんがいお、問蚺祚を枡しおくれお、症状を聞いおくれるスタむルもありたす。

    自分のペヌスで党郚完結できるのっお、意倖ず快適なんです。

    問蚺は、英語力より“䌝える工倫”

    「英語で症状を聞くなんおムリ」ず思うかもしれたせんが、実際はそこたで構える必芁なし。

    ずいうか、患者さんの英語がネむティブすぎお、
    こっちが眮いおかれるこずも日垞茶飯事です。

    でも、そこはボディランゲヌゞず職人の勘でカバヌ。
    身䜓を芋ればある皋床わかる、ずいう職業病が圹立ちたす。

    実際はこんな感じで乗り切っおたす

    • 「どこ痛い」→ 指差しおもらう

    • 「䞊䞋右巊」→ ずりあえず分かれればOK

    • 「ここかな〜」→ “Oh yes!!”で正解

    • 觊蚺しながら情報を぀なぎ合わせる

    蚀葉より、䌝える気ずわかろうずする姿勢が䞀番効くんだなず日々実感䞭です。

    ひずり治療所の楜しみ方

    斜術に集䞭するのも奜きだけど、党郚やるスタむルだからこそ埗られるこずもあっお。

    症状を聞いお、斜術しお、その反応たで自分で受け取る流れがあるず、
    患者さんずのやりずりがたるっず䞀぀のセッションみたいになるんです。

    反応を芋ながら次のヒントが芋぀かったり、
    ふずした䌚話の䞭から本圓の原因がわかったり

    そんな颚に、治療が「ひず぀の物語」みたいに感じられる瞬間がけっこう奜きだったりしたす。

    え、挢方も凊方できるの䞖界基準の鍌灞垫たちず働いお気付いたこず

    オヌストラリアに来おしばらく経った頃、ふず気づいたんです。
    「この囜、鍌灞垫のレベル、めちゃくちゃ高くない 」っお。

    いや、もちろん日本でそれなりに経隓も積んできた぀もりでした。
    囜家資栌も取っお、臚床の堎でもしっかりやっおきた。
    でも、こっちで出䌚う鍌灞垫たちは、なんずいうか“次元が違う”。

    特に、䞭囜人や台湟人の鍌灞垫たち。

    圌らの倚くは、博士号や修士号を持っおいお、䞭医孊党般を深く孊び、
    挢方を扱ったり、舌蚺・脈蚺で䜓質を芋極めたりするのが圓たり前。
    話しおいるず、「鍌灞垫」ではなく「東掋医孊のドクタヌ」に近い印象すら受けるんです。

    斜術の前には、舌を芋お内臓の状態を読み取り、
    問蚺も驚くほど理論的で、蚺断の粟床も高い。

    「あれ、自分、いた専門孊校䞊がりの研修医くらいの立ち䜍眮なのでは 」
    ず、䞀瞬自信を芋倱いそうになるほどでした笑

    でも、逆にそれがめちゃくちゃ刺激にもなっおいお。

    圌らはただ“感芚でやる”のではなく、
    「なぜその経絡を䜿うのか」「どの䜓質にどんな治療が合うのか」ず、
    理論に裏打ちされた斜術を組み立おおいく。

    東掋医孊っお“なんずなく効く”みたいなむメヌゞを持たれがちだけど、
    圌らのやっおいるこずは真逆。
    ロゞックず臚床の積み重ねに基づいた、めちゃくちゃストむックな䞖界でした。

    そんな環境に身を眮いたこずで、
    「自分はただただ感芚でやっおた郚分が倚かったな」ず痛感するようになりたした。

    もちろん、日本の鍌灞が劣っおいるわけじゃない。
    むしろ、繊现な感芚や、䞁寧な斜術、接遇のレベルは本圓に高い。

    でも、䞖界の鍌灞を知るこずで、
    「自分の匷みは 䜕を䌞ばしおいきたい」ず、芖野がぐっず広がったのも事実です。

    オヌストラリアずいう倚囜籍な珟堎だからこそ、
    こんなにいろんなバックグラりンドの治療家たちず䞀緒に働ける。
    その䞭で、自分の立ち䜍眮を知るこずができたのは、倧きな孊びでした。


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    カッピングを教わっおいるずころ

    気づけば、鍌灞垫なのに鍌を打たない生掻もすっかり板に぀いおきたした。
    免蚱の関係で、今の私はれっきずしたマッサヌゞセラピスト肩曞き手でなんずかする人です。

    「鍌は打おたせんけど、ツボには芪戚です」みたいな顔しお、日々筋肉ず䌚話しおおりたす。

    それでも、呚りを芋枡せば、博士号持ちの“本気の東掋医孊ドクタヌたちがうようよ。
    最初は「堎違いなのでは 」ず震え䞊がった時期もありたしたが、
    最近は開き盎っお、「鍌がなくおも、私には手がある」ずいう粟神で生きおたす。

    むしろ今では、“打おない鍌灞垫”だからこそ気づけるこず、芋える景色がたくさんあるなあず思えおきお。

    オヌストラリアずいうカオスで刺激的な舞台で、
    ちょっずズレた鍌灞垫ずしお、これからも楜しく生き延びおいきたす。

    そんな䞍噚甚だけどリアルな日々を、たたここで発信しおいくので、
    「おっ、たた迷走しおるな〜」くらいの枩床で読んでもらえたらうれしいです。

    それではたた、次回


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    25歳 鍌灞垫、珟圚2カ囜目のニュヌゞヌランド🇳🇿でワヌホリ䞭 リアルな生掻の䞀郚や経隓🇊🇺🇳🇿、旅行ガむドなど海倖での生掻を幅広く発信しおいたす✈ 誰かの䜕かの圹に立おる蚘事を目指しながら頑匵りたす🙇‍♂🙇‍♂

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