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高配当株で失敗する前に知っておきたい。配当金は企業の利益から生まれている

    高配当株投資を始めようとした時、まず何を確認しますか?

    おそらく多くの方が"配当利回り"から確認すると思います。
    配当金を目当てに購入を検討している分、当然重要な指標です。

    ただ、利回りだけで選択するのは危険で、
    株価の下落や減配等、負のスパイラルに巻き込まれることも…

    なぜなら、利回りが高すぎる銘柄には必ず理由があるからです。
    業績の悪化、配当性向の限界、財務の悪化…原因は様々ですが、
    共通しているのは
    "その配当が続かないリスクがある"
    ということです。

    ここで一つ、大事なことを思い出してください。

    配当金は企業の利益から出ています。

    当たり前のことのように聞こえますが、
    これを忘れた瞬間に投資判断が狂い始めます。

    利益が出ていない企業が配当を出し続けることはできません。
    高すぎる利回りに飛びつく前に、
    必ずこの原点に立ち返るようにしています。

    私が高配当株を選ぶ3つの指標

    ① 累進配当・減配の有無

    まず確認するのは、その企業が
    "累進配当"(減配しない・増配し続ける)
    という方針を持っているかどうかです。

    配当を維持・増やし続けるということは、
    それだけ業績が安定しているかつ
    株主への還元意識が高い企業です。

    逆に減配した企業は、何らかの理由で利益が
    配当を支えられなくなったサインです。

    日本株は最近、増配傾向が非常に強くなっています。
    ただし例外もあります。
    どんな有名企業でも、業績次第で減配は起こり得ます。
    過去の配当履歴は必ず確認するようにしています。

    ② 業績が少しずつでも拡大しているか

    累進配当を続けるためには、業績の裏付けが必要不可欠です。

    売上・利益が少しずつでも成長しているかを確認します。
    横ばいでも許容範囲ですが、
    右肩下がりの業績で高配当を維持している企業は要注意です。
    いつか配当が業績に追いつかなくなります。

    ③ 配当性向に無理はないか

    配当性向とは、
    企業が利益のうちどのくらいを配当に回しているかを示す指標です。

    私の目安は
    "50%以下"です。

    大手企業は自社の配当性向の目安を公表していることも多いので、
    まずそちらを確認します。

    配当性向が高すぎると、
    業績が少し悪化しただけで減配リスクが一気に高まります。

    逆に50%以下であれば、
    多少業績が落ちても配当を維持できる余裕があると判断しています。

    日本株と米国株、高配当投資での違い

    高配当投資をするなら、
    日本株と米国株の特徴の違いも知っておくと判断がしやすくなります。

    現在は日本の高配当株が盛り上がっていますが、
    私が投資を始めた6年前は日本株よりも、
    米国株が高配当の主流だと感じていました。

    日本株は最近、増配傾向が強まっており、
    高配当投資家にとっては追い風の環境が続いています。

    一方で米国株は配当還元の意識が元々高く、
    配当面での手厚さが際立っています。

    連続増配の歴史が長い企業が多く、
    "VYM"や"SCHD"などの高配当ETFも充実していて、
    購入が手軽なのも魅力です。

    ただし最近は株価の水準が高く、円安も進行しているため、
    個人的には、なかなか新規で手が出しにくい状況が続いています。

    米国高配当株への投資は、
    為替と株価水準を見ながら慎重に判断するようにしています。

    為替は意識しすぎると永遠に手が出なくなってしまうので、
    購入したい場合は時間分散で、ドルに変換するようにしています。

    巻き込まれ下落銘柄がチャンスになる理由

    株主還元に積極的で業績も安定している優良企業でも、
    相場全体やセクター全体の下落に巻き込まれて、
    株価が下がることがあります。

    企業自体に何も問題がないのに、外部要因で株価だけ下がる。
    これが高配当投資家にとって、最大のチャンスです。

    具体的にはこうやって見つけています。

    日頃から買いたい銘柄をリストアップしておいて、
    定期的に株価と指標を確認する。

    下落した時に"なぜ下がったのか"を確認して、
    企業自体の問題でなければ購入を検討します。

    例えばNTT(9432)は現在、株価の下落と横ばいが続いています。ただ配当利回りは約3.7%、配当性向は約42%、そして16期連続増配中という実績があります。私の3つの指標で見ると、十分に魅力的な水準です。

    ただしNTTが今後も成長し続けるかどうかは、
    最終的には個人の判断になります。
    投資は自己責任。あくまで私の見方として参考にしてください。

    また一度に全額を投じるのではなく、
    数回に分けて購入するのも有効な方法です。

    下落が続くようであれば、
    少しずつ買い増していくことでリスクを分散できます。

    まとめ

    高配当株投資で大切なことをまとめます。

    利回りだけで選ばない。
    配当金は企業の利益から出ているという原点を忘れない。
    この二点は重要だと思います。

    私が意識している3つの指標はこれです。

    ①累進配当・減配の有無を確認する
    ②業績が少しずつでも拡大しているか
    ③配当性向は50%以下が目安

    そして優良企業の巻き込まれ下落はチャンスと捉える。
    日頃からウォッチリストを作って、いつでも動けるように準備しておく。

    これが私の高配当株の選び方です。
    難しいことは何もしていません。
    ただ基本をしっかり守るだけです。

    最後まで読んでいただきありがとうございます。
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