
息の通り道が狭い日は
鼻が詰まると、息をするだけで少し疲れる。
眠りが浅くなったり、食べものの味がぼんやりしたり、頭の中に薄い膜がかかったように感じたり。
鼻の小さな不調が、心と体の調子まで曇らせてしまうことがある。
そんな日は、いつもどおりに動けなくても仕方がない。
部屋の乾燥を避け、水分を少しずつとり、鼻をかむときは片方ずつやさしく。
苦しくても何度も強くかむと、かえって鼻や耳に負担をかけてしまうことがある。
鼻詰まりの原因は、風邪やアレルギー、乾燥、副鼻腔炎などさまざま。
同じ鼻詰まりに見えても、心地よい手当ては人や症状によって異なる。無理に温めたり冷やしたりせず、自分の体が嫌がらない方法を選びたい。
痛みや発熱、黄色や緑色の鼻水、嫌なにおい、頬や目の奥の重さが続くときは、養生だけで済ませず耳鼻科へ。
うまく息が通らない日は、気持ちまで塞がったように感じる。
でも、今日は前へ進む力がないのではない。ただ、呼吸にいつもより多くの力を使っているだけ。
息の通り道が戻るまで、少しゆっくり過ごそう。
体の中に風が通れば、心の曇りも少しずつ晴れていくから。